Oculusは今年に入ってOculus Rift向けにオリジナルのコンテンツを製作すると発表して注目を集めたたが、第2作となる本格的なVRアニメ がOculus Story Studioで製作中であると発表された。監督はPixarでメリダとおそろしの森(Brave)とモンスターズ・ユニバーシティ(Monsters University) でアニメーターを務めたRamiro Lopez Dauだ。
主人公のHenryは森に住むハリネズミで、アニメが始まると観客はHenryの家の中にいる。今日は Henryのお誕生日だが、Henryの棘を恐れて誰もお客が来ていない。ひとりぼっちのHenryは友達が欲しいと願う、というところからストーリーが始まる。.
この短編アニメのテーマは、製作者たちによれば、VRの特質をフルに利用して「誰もがハグしたくなるかわいい主人公」を造形することにあるという。スーパーヒーローものや叙事詩的に壮大なSFものとは一味ちがったVRならではの親密な体験を生み出すことが狙いだ。
Oculusは来年の製品リリースに向けて、メインストリームの消費者向に魅力をアピールする努力を続けていくことになるだろう。
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)