Samsung、Q4の利益予測は新記録――アナリストの期待には届かず

Samsung Electronicsは2017年第4四半期の利益予測を発表した。数字は同期の新記録となるもののアナリストの予測はやや下回ることとなった。
昨日(米国時間1/8)、Samsungが発表した決算ガイダンスによると、66兆ウォンの売上に対して15.1兆ウォン(141.3億ドル)の営業利益を予測している。

この利益は昨年同期に比べて 64%のアップだ。昨年の第4四半期は53.33兆ウォンの売上に対して9.22兆ウォンの利益だった。それでもThomson Reuters.による17人のアナリストに対するアンケートの平均、15.9兆ウォンには届かなかった。

Samsungの 第3四半期は好調で、14.53兆ウォンの利益を計上している。好調の原因としては、チップ、 OLED、その他のパーツをAppleを含むデバイスにメーカーに大量に供給していることが大きかった。

2017年の通年決算では、Samsungは239.6兆ウォンの売上に対して53.6兆ウォンの利益を期待している。

Featured Image: Bloomberg/Getty Images

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。