SnapchatはFacebookの30億ドルの買収提案を断ったと報じられたが、それは賢明な判断だったのかもしれない。今日(米国時間7/30)、Bloombergが発表した新しい記事によると、この「その場で消滅するメッセージ」をやりとりするサービスは、Alibabaを含む投資家との新しい資金調達ラウンドの交渉で100億ドルの会社評価額を得たという。
Snapchatに100億ドルの評価額がついたという情報はこれまでにも聞いたことがある。TechCrunchの情報ホットラインにもその旨の情報提供が何度かあった(Googleが買収に興味を示しているという情報もあった)。
AlibabaのライバルでWeChatを運営するTencentもSnapchatに密かに投資していることは興味深い。中国最大のテクノロジー企業の地位を競い合っている両者だけに、Snaptchatへの投資でも激しく競争することになりそうだ。
Bloombergの今朝の記事は、スタートアップの「100億ドルクラブ」としてAirbnb、Dropbox、Uberを挙げている。Ubernの170億ドルの評価額は世界記録だろう。
SnapchatはこれまでにLightspeed Venture Partners、Benchmark、Institutional VenturePartners、General Catalyst Partners、Tencent, SV Angelから1億3300万ドルを調達している。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)