Spotifyが正式にApple Watchアプリを公開

そのテストレポートに続いて、Spotifyは本日(米国時間11月13日)待望のApple Watchアプリの提供を開始した。このアプリを使うことで、ユーザーはSpotifyストリーミングサービスの再生をApple Watchの画面から制御することができるだけでなく。コンピューターやWi-FiスピーカーなどへSpotify Connectを通して接続したり、Shuffleをオンオフしたり、プレイリストや最近再生したアイテムへのアクセスをしたり、好きな曲にハートを付けたりすることが可能だ。

このニュースは本日Spotifyのブログで発表された。そこでアプリの詳細機能が説明されているが、音楽に加えてポッドキャストの再生機能も含まれている。

「私たちは音楽を持ち歩くことの重要性を知っています。それこそがApple Watchを使うモバイルユーザーの皆さんに新しいSpotifyアプリを提供できることに興奮している理由です」と同社は語っている。「この新しいアプリによって、ユーザーの皆さんは、より良いコントロールやスピーカーやデバイスへのよりシームレスな接続による、優れた体験をお楽しみいただくことができます」。

App Storeのリリースノートには、これがウォッチアプリの「ファーストバージョン」であることが示されているため、さらなる機能追加が期待される。

Spotifyも、将来的のリリースでは音楽やポッドキャストをオフラインで聞くことができるようになることを認めている。

単に音楽やポッドキャストを再生したり停止したりするだけでなく、新しいアプリは曲をスキップしたり、聞き逃した部分をもう一度聴くためにポッドキャストを15秒巻き戻したりすることができる。これらもすべてApple Watch の画面から行うことが可能だ。

アプリは正式に公開されたが、Spotifyによれば新しい機能はこの先の一週間程でApple Watchユーザーに順次展開されるという。今すぐにWatchアプリを追加することはできないかもしれないが、すぐに可能になる筈だ。

アプリにアクセスするためには、App StoreからSpotifyアプリの最新バージョン(v.8.4.79)を取得する必要がある。

(訳注:訳者のApple Watch(第一世代)では既に利用可能になっていた)

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(翻訳:sako)