TechCrunch Schoolは9月28日開催、テーマは「人材戦略」——サイバー曽山氏、メルカリ石黒氏らが登壇

TechCrunch Japanが開催するイベント「TechCrunch  School」。今年はテーマを「HR Tech」に設定して、3月、7月の平日夕方から開催してきた。いずれも非常に好評で、また同時に主催する僕ら自身にも学びのあるセッションだった(過去のレポート記事はこちら「TechCrunch School #9」「TechCrunch School #10(キーノート)」「TechCrunch School #10(パネルディスカッション)」)。9月28日にその第3弾となるイベント「TechCrunch School #11:HR Tech最前線(3) presented by エン・ジャパン」を開催することとなったのでお知らせする。

これまでのイベントでは、国内HR Tech関連のスタートアップ経営者や、国内外のHR事情を知る識者らに登壇頂き、人事・労務関連業務でのテクノロジー活用、そして働き方やHR Techサービスのトレンドなどについて学んできたが、3回目となる今回のテーマはテック企業の人材戦略にフォーカスを当てたい。

今回のTechCrunch Schoolもイベントはキーノートスピーチとパネルディスカッションの二部構成となっている。キーノートスピーチでは、数多くのスタートアップを資金やノウハウの提供によって支援してきたベンチャーキャピタリスト、グロービス・キャピタル・パートナーズの高宮慎一氏が登壇。実際の事例なども踏まえつつ、スタートアップが成長ステージごとに採るべき人材戦略について伺っていきたい。

またパネルディスカッションにはサイバーエージェント 取締役 人事管掌の曽山哲人氏、メルカリ HRグループの 石黒卓弥氏、エン・ジャパン 執行役員 寺田輝之氏の3人が登壇する。スタートアップに取材する中でも、「人材戦略を参考にしている」という話を聞くことも多いサイバーエージェント。曽山氏はその人事のトップとして10年以上にわたりその戦略の指揮を執り、また同時に人事関連の書籍なども出してきた人物。また、前々回のSchoolでも登壇頂いた石黒氏だが、メルカリと言えば、新しい人事制度を次々に発表し、スタートアップとしては攻めの人事戦略を採っている。今回もそんな同社のノウハウが聞ければいいと思っている。前回も登壇してくれた寺田氏にはエン・ジャパンの人材戦略に加えて、人材ビジネスを手がける立場から業界を俯瞰した話などもしてもらいたいと思っている。

イベント会場は、TechCrunch Japan編集部のある東京・外苑前のOath Japan株式会社オフィスのイベントスペース(通称「スタジアム」)。これまでにはTechCrunchの兄弟媒体であるEngadget日本版のイベントなどもここで開催してきた。今回は約80人の参加を予定しており、開場はこれまでより30分遅い19時(開演は19時半)に設定したので、仕事帰りにぜひとも遊びに来て欲しい。もちろん前回、前々回同様に参加は無料となっている。セッション後はドリンクと軽食を提供する懇親会も予定している。

これまで同様、パネルセッションでは質問ツールの「Sli.do」も利用する予定だ。スマートフォンからリアルタイムに質問を投稿したり、ほかの参加者が投稿した質問に対して「いいね」(私も聞きたい!という意思表示)ができるので、当日は参加者の声を聞きながらインタラクティブで熱量の高いセッションを展開してきたいと思う。人材戦略を考える起業家から、人事担当者、採用担当者の方々まで、是非会場に足を運んでいただければ幸いだ。

【開催日時】9月28日(木) 19時開場、19時半開始
【会場】Oath Japan株式会社(東京都港区南青山2-27-25 ヒューリック南青山ビル4階)
【定員】約80人
【参加費】無料(参加登録は必須)
【ハッシュタグ】#tcschool
【主催】Oath Japan株式会社
【協賛】エン・ジャパン株式会社
【事務局連絡先】tips@techcrunch.jp
【当日イベントスケジュール】
19:00 開場・受付
19:30〜19:35 TechCrunch Japan挨拶
19:40〜20:10 キーノート講演(30分)
20:15〜21:00 パネルディスカッション(45分)
21:00〜21:10 ブレーク
21:10〜22:30 懇親会(アルコール、軽食)
【スピーカー】
グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー/Chief Strategy Officer 高宮慎一氏
サイバーエージェント 取締役 人事管掌 曽山哲人氏
メルカリ HRグループ 石黒卓弥氏
エン・ジャパン 執行役員 寺田輝之氏
TechCrunch Japan 副編集長 岩本有平(モデレーター)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。