第4四半期にModel Sを6900台販売したというニュースを受け、Tesla株は通常取引で15.74%、時間外でさらに3.56%上昇した。
出荷数6900台という数字は、同社の予測を約20%上回った、とReutersは報じており、依然としてTeslaの高級ブランドが富裕層の共感を呼んでいることを示している。営業担当副社長のJerome Guillenはメディアに対して、2014年もTeslaは成長を続けるだろうと言った。
Teslaが上昇する注文と急騰する株価を喜ぶ一方で、同社には強い向い風が吹いている。Teslaは、現在いくつかの州で行っている同社製品の直販に関して法廷闘争を続けている。裁判に敗れたり、訴訟が増えるようなことがあれば上昇機運をそがれかねない。
また、TechCrunchが今日報じたよいに、充電装置に問題が発覚し、そのためのソフトウェア修正を発行すると共にテクノロジーの改善を強いられている。Teslaには、予想外の事故によってブランドを大きく傷つけられるリスクがある。しかし、これまでのところそうした問題は回避している。
Teslaは、投資家への説明で、出荷台数が約20%予測を上回った結果、売上も20%上回ったと語った。出荷と売上の上昇におけるこの類似性は、同社が出荷目標を達成するために値下げしていないことを示している。
今日のニュース以前、アナリストらはTeslaの1株当たり利益を0.16ドル、売上を5.86億ドルと予想していた。少なくとも数字の1つは小さすぎたようだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)