Tesla、2014年Q4の出荷台数は目標未達、Q1での回復に期待


電気自動車メーカーのTeslaは、今日(米国時間2/11)の株式市場終了後に2014年第4四半期の決算を発表した。非GAAP売上は11億ドル、調整済1株当たり損失は0.13ドルだった。通常会計方式(GAAP)ベースでは、売上9.57億ドル、1株当たり損失0.86ドルだった。

四半期中同社は9834台の車両を販売した。直前の四半期にTeslaは7785台のModel S車を販売した。通年販売台数は3万1655台。

Teslaによると、Q4に生産した車両総数は1万1627台で、これは2014年の目標生産台数である年間3万5000台を達成したことを意味している。しかしながら、購入者の休暇、厳冬、出荷問題等が重なり、出荷台数の約束は果たせなかった。遅れた出荷分は2015年Q1にずれ込む。

市場予測は、調整済1株当たり利益0.31ドル、非GAAP売上12.3億ドルだった。Teslaは、非GAAP売上という稀とも言える数値を公表しているが、これはModel Sのリース販売を短期売上に反映させるためだ。Teslaの売上についてはどちらの数字も追跡する価値がある。

同社の四半期粗利益率は26.7%で、自ら予測した28%を下回った。

通常取引でTeslaは2%以上低値をつけた。決算発表後の時間外取引では、約3%下落した。実績報告前のTeslaの時価総額は260億ドル強で、過去1年間最高値の300ドルには未だ遠く及ばない。

同社は2015年に向けて、Model SおよびX車5万5000台を出荷を見込んでおり、これは2014年の出荷台数を70%上回る。その約40%が今年前半に配車される予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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