Twitter、テレビ視聴中のセカンドスクリーン行動を調査

Twitterは昨日(米国時間11/26)、一部のユーザーを対象にテレビの視聴者行動調査を行った。調査ではまず年齢、性別を尋ねられ、次に月曜夜にテレビを見たかどうかを聞かれる。

Twitter上のやりとりから判断するに、何かの番組を見たと答えなければ調査はそこで終了する。しかし見たと答えると、NFLフットボールやWWEプロレス、Love & Hip Hop、The Voice、Sleepy Hollowなど、どの番組を見ていたかの質問に移る。この中の1つを選ぶと、今度は番組を見ながら何をしていたかを聞かれる。

番組を見ながら使っていたアプリやウェブサイトに関する質問もあった。この調査は、Twitterウェブサイト、およびAndoid、iOSのアプリから配信され、Tolunaアンケートプラットフォームによる少数の質問リストからなる。デベロッパーのRyan Jonesがアンケートのスクリーンショットを送ってくれた。

Twitterは、ユーザーが視聴中にPinterest、Facebook、Twitter、メール、Instagram、Vine、またはその他のアプリ(ユーザーが記入)を使っていたかどうかに興味が持っている。他に、G-Chat、Snapchat、WhatsApp、テキストメッセージ等の「チャット」アプリという選択肢もある。視聴者が「セカンドスクリーン」で何をしているかに対する興味は、Twitterのように「テレビの友」アプリの座を狙う会社にとっては当然強い関心事だ。つまりテレビを見ながら他にやることがない時にすることだ。

当然ながらTwitterでは、この調査で集めた情報を利用するプロジェクトがいくつも立ち上がっている。最近同社は、‘SEEiT’ボタンでComcastと提携した。ユーザーがTwitterでテレビを制御できるボタンだ。またTwitterは、Nielsenと組んで’Twitter TV Rating’を米国市場向けに作っている。先月最初のレポートが発表され、TVツイートの数が前年から38%増えたこと等、様々なテレビ番組に関する多くのデータが報告された。

本誌は昨晩Twitterに、この調査がNielsenとの契約の一環なのか、内部によるものかを尋ねたが、未だに返答はない。

明らかにTwitterは、人々がテレビを見ながら何をしているかに強い関心を持っている。本誌は同サービスが、テレビをプラットフォームの重要な部分にしようと努力していることを、以前から追跡している。最近アプリがアップデートされテレビのトレンドに関する機能がいくつか加わったが、発見セクションの下に埋もれている。噂では、当初もっと目立せる予定だったが変更されたという。将来このセクションが専用タブになったりタイムラインに表れるようになっても何ら不思議ではない。

調査内容は以下の通り。

画像提供:CCHarmon

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(翻訳:Nob Takahashi)


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TechCrunch Japan

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