今日(米国時間10/16)の午後の早い時間に、Twitterのダイレクトメッセージ(DM)でURLやリンクを送れなくなった。使用しているクライアントにもよるが、エラーメッセージは“マルウェアのリンクを送ろうとした”と言ったり、もっと単純に“そのメッセージは送れませんでした”と言ったりした。
Twitterの広報は、“ダイレクトメッセージ中のURLに関して技術的な問題がある”、とだけ言った。その後何の情報も来ないが、DMでリンクを送れないことが、スパム対策などに関連した一般的なポリシーであるとか、DMの新しい仕様である、なんてことはありえないだろう。まあ、可能性としては何でもありだけど。
これはすでに多くの人が経験していて、Twitterの至る所で話題になっている。本人性が確認されているユーザは、リンクを送れるようだ。しかし本誌が確認したところによると、確認されていないユーザでもリンクを送れる場合がある。最初のエラーメッセージは、マルウェアウェアをこの措置の理由と言っていたが、その後エラーメッセージに統一性がなくなり、そして突然、これはバグだと言い始めた〔“技術的な問題”〕。Twitterの意図的な方針変更ではない、と。
Twitter上のスパムはDMでも送られるが、でもそれは、Twitterという名の‘電波’を汚している単純な’@reply’のスパムに比べると稀だ。通常は、あなたのフォロワーのパスワードを盗まないとあなたへのスパムDMは送れない。だから、そういう攻撃は蔓延しにくいのだ。だから今回のようなことが、DMの意図的な方針変更であるとは考えられない。それは、ありえないし、不必要だ。しかも、前に知ったことだが、Twitter自身もDMを使ってリコメンデーションなどの機能の実験をやっている。
最近Twitterは一部のユーザに、その人をフォローしている・いないに関わらず誰からのDMでも受け取れる能力を与えた。それまでは、互いにフォローしている同士でないと、DMのやりとりはできなかった。ということは、今回のURL送れないの問題の原因は、この方針変更と関係ありか? ありなら、それはバグか、それとも意図的な新方針か?
今Twitterに問い合わせている最中なので、情報が得られ次第この記事をアップデートしよう。
画像クレジット: Will Keightly/Flickr CC; エラーメッセージの画像はGlenn Fleishman。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))