Uber、相乗りサービスのUberPoolをサンフランシスコで正式提供開始

Uberは過去4年間を費し、いわゆる「ぜいたく」な人々が黒塗りの車に安く乗るためのサービスから、ほぼ誰もが日常的に使えるサービスへと転換をはかってきた。そして今、UberPoolと呼ばれる割勘サービスによって、街中を移動するコストをさらに下げようとしている。

UberPoolは、Uberの乗客が同じ経路を使う他の利用者を募って相乗りし、料金を安く上げることのできる新サービスだ。同機能はUberアプリにタブの1つとして組み込まれ、ユーザーは最大40%料金を節約できる。

Uberは8月の始めに同サービスの提供をアナウンスし、数週間前にベータサービスを開始した。そして今、過去数週間に約10万人の乗客がテスト利用した後、Uberはサンフランシスコで誰もが利用できるようUberPoolを正式公開した。

ただし、相乗りサービスを提供しているのはUberだけではない。ライバルのLyftは、UberPoolの発表翌日にLyft Lineという類似サービスを導入した。サンフランシスコでこの3週間サービスを提供しているLyft Lineも、同じ方向へ行く客同志が料金を分担し、最大60%の割引きを受けられる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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