配車サービス大手Uber (NYSE:UBER)にとってまったく芳しくない状況だ。米国時間5月13日、UberはIPO価格を18.8%下回る37.25ドルで2日目の取引を終え、時価総額は622億ドル(約6.8兆円)となった。
以前ベンチャーキャピタリストのプライベートマーケットで評価額720億ドルだったUberは先週、1株あたり45ドルで株式公開し、これによる時価総額は824億(約9兆円)ドルだった。そして初日は41.57ドルで取引を終えた。
CNBCが入手したメモの中で、CEOのDara Khosrowshahi(ダラ・コスロシャヒ)氏は従業員に対し、「どの移行期にもあるように、山あり谷ありだ。明らかにUber株は我々が望んだようには取引されなかった。今日も株式市場はタフな相場で、我々の株にも同じことが言える」と語っている。
そこからさらに話を進め、コスロシャヒ氏は従業員に長期的視点に立つよう促した。彼はまた、FacebookとAmazonがIPO後に成し遂げたカムバックにも触れた。
Lyftも同様に3月のIPO以来、株価の低迷に苦しんでいる。Lyft株は本日48.15ドルでひけ、時価総額は138億ドル(約1.5兆円)となった。
イメージクレジット: Spencer Platt / Getty Images
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(翻訳:Mizoguchi)