Twitterの6秒ループビデオアプリ、Vineは今日(米国時間8/27)、ビデオ内のオーディオをこれまで以上に重視する新機能を発表した。
明日から、Vineユーザーはコンテンツに音楽を追加できるようになる。
これまでも、vineに音楽を追加することは別のデバイスを使って音楽を再生すれば可能だったが、これからはスマホ内の曲や音を直接Vineで利用できるようになる。
それだけではない。
Vineビデオは(元々)ループ再生されるため、耳障りならないように音楽をループさせるのは困難だった。このためVineは、Snap to Beatという、Vineに付加する音楽を完璧にループさせる機能を導入した(次のループに入ったことがわからない)。
実際には、Snap To Beatは完璧なループを作るために必要な音楽の長さを求め、それに合わせてビデオを切り取る。
もちろん、Snap To Beatはオプションであり、ユーザーはこれを無視して好きなように音楽や音響効果を加えることもできる。
曲の追加機能の他、Vineはアプリ内で音楽を簡単に発見できるようにした。同社はアプリに “Featured Tracks” セクションを追加した。ユーザーはビデオ制作時に自分のスマホからだけでなく、このセクションからも曲を選ぶことができる。
さらに、アプリ内でVineビデオを見ているユーザーは、コンテンツ上の音楽アイコンをタップするだけで、流れている曲名を見ることができる。この機能が導入される前は、ビデオ作者が曲名をキャプションに入れるか、ユーザーがコメント欄で質問する必要があった。
アマチュアビデオを作る人なら誰でも(作らない人なんている?)、オーディオ制御がどれほど違いを生むかを知っている。ユーザーがVineで簡単に音楽を追加できるようになることで、これまで以上に高品質なコンテンツを見られるようになるだろう。
ブログ記事によると、Vineは定期的にVineを見るユーザーが2億人を越えたほか、Vine.coでもビデオを視聴できるようになった。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)