WhatsAppが一時ダウン、メッセージ送受信が不能に

WhatsAppが米国時間7月14日火曜日に一時的にダウンし、Facebook(フェイスブック)傘下のエンドツーエンド通信が暗号化された同メッセージングアプリで、メッセージの送受信ができなくなった。

影響を受けたユーザーは、メッセージを送信しようとしたときに「接続中」と表示されているのを見たかもしれない。障害は16時頃に始まり、16時30分頃までには復旧したようだ。

WhatsAppがサーバーへの接続に失敗。画像クレジット:TechCrunch

ダウンの報告があった時、フェイスブックの広報担当者は停止を確認したが、詳細は明かさなかった。

「現在、一部のユーザーがメッセージの送信に問題を抱えていることを認識しており、我々はすべてのユーザーのためにWhatsAppをできるだけ早く復旧させるべく取り組んでいる」と、広報担当者はその後に述べている。

WhatsAppは2020年初めにユーザー数が20億人を突破した。フェイスブックは2014年にWhatsAppを190億ドル(約2兆円)で買収し、これは同社の買収のうちでも最大級の規模だった。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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