クルマのアフターパーツを扱うカタログECサイト「Garage」運営が2.5億円を資金調達

クルマのカスタマイズパーツを扱うカタログECサイト「Garage(ガレージ)」を運営するMiddleFieldは12月11日、フェムトパートナーズが運用するファンドを引受先とする2.5億円の第三者割当増資を実施したことを明らかにした。

MiddleFieldは2015年12月の設立。モータースポーツに関する情報を提供するウェブメディア「Motorz(モーターズ)」と、アフターパーツと呼ばれるクルマのカスタマイズ用パーツを販売するカタログECサイトのGarageを運営している。

2017年4月にサービスを開始したGarageでは、まとめて確認することが難しかったクルマのアフターパーツを、メーカーや車種、デモモデルごとに情報掲載。自分が乗っているクルマから探すことができる。また、取り付け店舗の紹介やパーツの対応車種情報なども提供しており、パーツ購入後の取り付け相談や予約もできる。パーツ購入や取り付け相談は現状、メールまたはウェブチャットベースで行う仕組み。現在は1500超のブランドや300店舗以上の取り付け店舗と提携し、クルマのアフターパーツ領域でデータ量では国内最大のインターネットサービスとなっているという。

MiddleFieldでは今回の資金調達により、運営体制の強化のほか、Garageのサービスリニューアルに伴うデータベースの強化、取り付け店舗とのネットワークの構築や、中古車販売、ユーザー間取引などの新機能を順次提供していく、としている。

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TechCrunch Japan

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