チャットボットのメリットとは?シナリオ型・AI型ごとのメリットを紹介

チャットボット メリット

チャットボットは、主にカスタマーサービスを代替するツールとして、さまざまなサイトで導入されています。チャットボットが数多く利用されているのは、どのようなメリットがあるからなのでしょうか。

ここでは、チャットボットのメリットを詳しく解説します。チャットボットの種類ごとのメリットもお伝えしますので、導入を検討されている方はぜひご一読ください。

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チャットボットのメリット

チャットボット導入におけるメリットは、以下の5つが主に挙げられます。

チャットボット メリット

メリット1 顧客満足度の向上

チャットボットのメリットとして、顧客満足度の向上に大きく貢献することが挙げられます。有人では対応が難しい24時間365日のカスタマーサポートを実現できるため、夜間や休日でもユーザーを待たせません。特に、夜間や休日の利用者が多い傾向にあるECサイトで、効果を発揮しやすいでしょう。

また、電話やメールと比べてユーザーの問い合わせに対する心理的ハードルが低いのもチャットボットの大きな特徴です。回答を待つ時間が大幅に短縮されるほか、FAQサイトから自分で探す手間が省けます。さらに、些細なことでも質問して自ら解決できるため、顧客満足度が高まりやすいのです。

メリット2 ユーザーとの接点増加で売上アップ

チャットボットで手軽に質問をしやすいため、ユーザーとの接点が増えることにつながります。自身で疑問を解決することで、商品やサービスへの関心につながりやすく、購入に対するハードルが下がっていきます。チャットボットを活用することで、商品・サービスの売上アップにつながることが期待できるでしょう。

メリット3 ユーザーのニーズを数字で管理可能

チャットボットを活用すると、入力された問い合わせ内容や顧客情報が自動で集計できるため、ユーザーのニーズを把握しやすくなります。利用者層ごとの定量的なデータを蓄積することも可能なため、新たな課題を洗い出してサービス改善につなげるなど、今後のマーケティングに活用することが可能です。

メリット4 業務の効率化により社員の生産性がアップ

カスタマーサポートは顧客満足度の点で非常に重要な業務のひとつですが、人的リソースを大幅に割いてしまうことが大きな課題になります。チャットボットを導入すれば、従業者の負担を大幅に減らすことができ、モチベーションアップやコスト削減につながります。

また、よくある質問内容で回答が決まっているタイプの問い合わせにはチャットボットで対応し、複雑な質問や特殊な内容の問い合わせのみ有人対応すれば、業務効率が高まるため、生産性アップになるでしょう。

メリット5 問い合わせ対応のコスト削減

有人のカスタマーサポートの場合、回答者が複数人いるため、同じ内容の質問であっても別の回答を提示してしまうリスクがあります。業務スキルが属人化してしまうことは、業務クオリティの均質化という面で大きな課題です。チャットボットを活用すれば、同じ質問には同じ回答を提示できるので、オペレーターのスキルに依存しない対応が可能です。

さらに、チャットボットが対応する部分では、新人オペレーターへの教育を簡略化できます。そのため、カスタマーサポートを対応するスタッフの人件費や委託費用、スキルアップにかかる工数などを削減することも可能です。

チャットボットのデメリット

チャットボットには、以下の3つのデメリットも考えられます。

チャットボット メリット

デメリット1 初期コストがかかる

チャットボットを導入するには、「PoC(概念実証:Proof of Concept)の取り組み」「KPIの設定」「FAQリストの作成」などの作業が必要です。

チャットボット導入には、準備期間や初期コストがかかることは認識しておきましょう。

デメリット2 すべての質問に対応できるわけではない

チャットボットは、あくまでも用意されたシナリオやFAQデータに基づいて回答を行う自動化ツールです。そのため、チャットボットを導入する側が想定していない質問には答えられません。すべての質問に対して、最適な回答ができるわけではないことは認識しておいてください。

デメリット3 細かなサポートと運用が必要になる

チャットボットの正答率を上げ、安定的な稼働を行うためには、細かなサポートと運用が必要になります。正答率や利用率のモニタリング、会話ログの分析、FAQリストの更新など、定期的にチャットボットのメンテナンスを行いましょう。

シナリオ型・AI型のメリット・デメリット

チャットボットには、あらかじめ入力されたことにだけ答える「シナリオ型」、会話ログから自動学習が可能な「AI型」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットについても見ていきましょう。

チャットボット メリット

シナリオ型のメリット

シナリオ型のチャットボットは、事前に設定した選択肢に沿って対応を進めていきます。そのため、ユーザーの意図と提示する答えが大きく異なることは少なく、正確な回答につながりやすいのが、シナリオ型のチャットボットのメリットです。 シナリオ型のチャットボットは、比較的安価で導入しやすい点もメリットのひとつになります。

シナリオ型のデメリット

シナリオ型チャットボットでは、質問の選択肢が限られていることから、提示できる回答は限られた内容になります。回答に必要なQ&Aリストの構築やメンテナンスには時間とコストがかかりやすいほか、複雑な質問へは回答しにくい点がデメリットです。

AI型のメリット

AI型は、人工知能を活用して会話ログから学習するため、自動的に回答の精度が高められます。そのため、シナリオ型と比較すると高度かつ広範囲の問い合わせに対応可能であり、より人的コストを削減しやすいのがメリットです。

AI型のデメリット

AI型チャットボットが、自然な会話の流れで顧客へ対応するためには、シナリオ型と比べて膨大なデータをインプットする必要があります。 また、このときの学習で問題が生じると、誤った回答や不適切な会話を行ってしまうリスクがある点がデメリットといえるでしょう。

チャットボットをビジネスで上手に活用しよう

チャットボットは、導入する企業側にとっても、利用するユーザー側にとってもさまざまなメリットがあるシステムです。チャットボットを上手に活用し、人的コストや負担を削減しながら、顧客満足度と売り上げアップを目指しましょう。

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チャットボットの種類とは? それぞれの特徴と強みを解説

チャットボット 種類

チャットボットは、有人対応のカスタマーサービスとは異なり、時間に縛られずユーザーを待たせないため、さまざまな企業が取り入れています。しかし、チャットボットの細かな種類や、それぞれの特徴については知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は、チャットボットの種類とそれぞれの特徴・強みについてご紹介します。チャットボットの導入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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チャットボットの種類

チャットボットには、「シナリオ型」と「AI型」の2種類があります。まずは、それぞれの特徴とメリット・デメリットについて大まかに見ていきましょう。

チャットボット 種類

シナリオ型

「シナリオ型」とは、あらかじめ登録されたキーワードや選択肢をもとに、ユーザーに対して適切な回答を提示する仕組みのチャットボットです。基本的には選択肢から誘導する形式が多いですが、チャットボットが質問したことにユーザーが答える「一問一答形式」のチャットボットもあります。

シナリオ型は、システムや機器のトラブル対応・操作方法など、起こった事象や課題に対して、状況を整理して対処するタイプの問い合わせに向いています。チャットボットが対応しやすい質問はチャットボットが対応し、複雑な質問は有人対応に誘導するといった振り分けをすることで、チャットボットをより効率的に運用できます。また、AI型に比べ、比較的安価で始めやすいという特徴もあります。

<シナリオ型のメリット>

  • キーワードや選択肢に沿って回答するため、ユーザーの質問意図と提示する回答に大きな食い違いがない
  • よくある質問など、同じ問い合わせが多数寄せられる場合に業務を効率化しやすい

<シナリオ型のデメリット>

  • 複雑な質問への回答には向いていない
  • 導入後のメンテナンスに時間とコストがかかる

AI型

「AI型」とは、人工知能(AI)を搭載して学習させることで、統計的に正解する可能性の高い回答を導き出すタイプのチャットボットです。会話のログをAIが自動的に解析するため、正答率や会話の精度をチャットボット自身で高めることができます。

AI型は、ECサイトの接客や、AIキャラクターとの雑談など、ユーザーが入力した過去のデータをパターンとして蓄積し、精度を上げていくことが求められるサービスに向いています。ECサイトでは、ユーザー単価を上げるため、購入データからおすすめ商品を提案する手段として使用されることが多いです。‬

<AI型のメリット>

  • シナリオ型に比べ、高度かつ広範囲の問い合わせに対応できるため、オペレーターの負担や人的コストを抑えられる
  • 回答を間違えても、データの再学習により自動的に回答精度を高められるため、導入後のメンテナンスにかかる負担は比較的少ない

<AI型のデメリット>

  • 完全な白紙状態から運用できるわけではなく、事前のデータ学習も必要
  • シナリオ型に比べ、運用にかかるコストが高い

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シナリオ型のチャットボットの種類

シナリオ型チャットボットをさらに細かく分類すると、「辞書型」「選択肢型」と、両者を組み合わせた「辞書&選択肢型」、さらに「Eliza」型の計4種類があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

チャットボット 種類

辞書型

「辞書型」は、あらかじめ入力した単語やテンプレートをもとに会話を行うタイプのシナリオ型チャットボットです。

顧客からの問い合わせ内容や、問い合わせに含まれるキーワードがある程度、想定可能なサービスと相性がいいため、「ECサイトなどの注文・変更方法」「領収書の発行」「配送料の見積もり」などに向いています。

<辞書型のメリット>

  • ユーザーが入力した会話に含まれるキーワードと返答が合致すれば、正確な情報収集ができる

<辞書型のデメリット>

  • あらかじめ入力した内容しか回答できない
  • ユーザーの問い合わせにスムーズな回答をするためには、膨大なデータを登録するが必要がある

選択肢型

「選択肢型」は、あらかじめ形式的なリストをインプットするシナリオ型チャットボットです。顧客の状況や情報を聞き出し、適したサービスを提案・提供するのに向いています。

例えば、銀行や生命保険会社などのサイトで、ユーザーが入力した生年月日・性別などの情報から、おすすめの商品や月額保険料を紹介するといった使い道が考えられます。

<選択型のメリット>

  • ユーザーが自ら選択したという満足度を高められる

<選択型のデメリット>

  • 決まったシナリオでしか会話できないため、選択肢と回答のデータが大量に必要になる
  • シナリオにない質問の場合は、有人対応が必要なため、多少の人的コストがかかる

辞書&選択肢型

「辞書&選択肢型」は、質問内容や項目に応じ、辞書型と選択肢型を使い分けるタイプのシナリオ型チャットボットです。両者のメリット・デメリットを相互補完することができるため、現在、多くのサービスで使用されています。

AI型のチャットボットの種類

AI型チャットボットは、主に「Eliza型」と「ログ型」が挙げられます。こちらも詳しく見ていきましょう。

チャットボット 種類

Eliza型

「Eliza型」は、ユーザーの問いかけに対し、聞き役となって相槌を打ったり、「はい」「いいえ」などの簡単な返答で会話をしたりするタイプのシナリオ型チャットボットです。1966年に世界で初めて開発された自動会話システム「Eliza(イライザ)」から名づけられました。

その特性上、聞き役として相槌を打ったり、会話の要約をしたりする、ある種の感情労働が必要なタイプの業務を代替するのに向いています。恋愛や結婚相談サイト、コミュニケーションサイトなどに使用されるケースがあります。

<Eliza型のメリット>

  • 聞き役としての能力が高いので、人間らしい会話や自然なコミュニケーションができる

<Eliza型のデメリット>

  • 積極的な発話や情報提供をしにくいため、サービスの提案には向いていない

ログ型

「ログ型」は、過去の会話ログを蓄積してデータベース化し、似たような文脈の会話にスムーズな返答をするタイプのAI型チャットボットです。多くの顧客からさまざまな問い合わせがあるようなタイプのサービスに向いているため、ホテルの宿泊予約や航空会社のチケット予約などに多く使われています。

<ログ型のメリット>

  • AIを使用することで、会話の精度を高められる

<ログ型のデメリット>

  • 会話ログが少ないと回答の精度も低くなるため、ある程度のログやデータベースをあらかじめインプットしておく必要がある

チャットボットの特徴を理解して最適なツールを導入しよう

チャットボットにはさまざまな種類があり、それぞれ得意な分野が異なります。自社の扱う商品やサービスにマッチしたタイプを選び、業務改善や顧客満足度アップに役立てましょう。

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チャットボットの種類とは? それぞれの特徴と強みを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

チャットボットの導入前に確認しておきたい5つのこと

チャットボット 導入

チャットボットは、ユーザーからの問い合わせに対応する手段として、さまざまなサイトで導入されています。しかし、チャットボットを自社のサービスに取り入れたいけれど、具体的に何から始めたらいいのかわからない、という担当者も多いでしょう。

この記事では、チャットボット導入に向けて、事前に確認すべきことや導入の手順をご紹介していきます。

チャットボット導入前に確認しておきたいポイント

まずは、チャットボット導入前に確認しておきたいことを5つご紹介します。

チャットボット 導入

1 現状の課題

チャットボットを導入するにあたって、そもそもどのような課題があるのか洗い出す必要があります。チャットボットを活用することによって最終的に得られるベネフィットは、顧客満足度の向上や業務のコスト削減などがあります。自社の課題と照らし合わせて、チャットボットの特性を生かせるか検討していきます。

2 導入の目的

次に、チャットボットを導入することによって、どのように課題を解決し、どのような成果を得たいのか、導入の目的を明確にしていきます。

具体的な目的としては、以下が挙げられます。「対応工数の削減」「ユーザーサポートの改善」「顧客接点の増加」「リード獲得」「CVRの最大化」などが挙げられます。

3 代替する業務・サービス

チャットボットでどのような業務・サービスを代替できるかを具体的に考えていきます。チャットボットを効率的に利用するためには、チャットボットと人が担当する作業を明確に分類しておく必要があります。チャットボット導入により、人的・金銭的リソースがどのように変化するかを確認しましょう。

4 使用するプラットフォーム

チャットボットを導入できるプラットフォームには、大きく分けて「ウェブ」「SNS」「アプリ」の3つがあり、それぞれ以下のような場所に設置します。

  • ウェブ:サービスサイト、ECサイト、FAQページ、問い合わせフォームなど
  • SNS:LINE、Facebookなど
  • アプリ:常時表示またはFAQページ、問い合わせフォームなど

導入目的や代替業務から、自社の課題にもっとも適していて効果が期待できるプラットフォームを判断します。各プラットフォームには、メリット・デメリットがありますので、把握しておきましょう。

メリット
デメリット
ウェブ
  • ユーザーは登録不要で利用できる
  • CVの高いサイト訪問者にアプローチできる
  • サイト訪問者でないと利用できない
SNS
  • ユーザーが使い慣れている
  • SNS経由でアプローチできる
  • 自社SNSアカウントへの友達追加などが必要になる
アプリ
  • アプリの開発次第で、アニメーションとの連携や音声出力など独自のカスタマイズができる
  • 利用するユーザーが限定される

5 シナリオ型 or AI型

チャットボットには、「シナリオ型」と「AI型」の2種類があります。どちらか導入の目的に適したものを選びましょう。

「シナリオ型」のチャットボットは、チャットボットが選択肢を提示し、ユーザーが選択肢から該当項目を選ぶという流れを繰り返し、最終的にチャットボットから回答が表示される仕組みです。以下のようなケースでチャットボットを活用したい場合は、シナリオ型が向いています。

<シナリオ型のチャットボットが向いているケース>

  • よくある質問の中から、該当ページへ案内するカスタマーサポート
  • 商品内容の説明
  • 資料請求への誘導
  • そのほか質問が予想しやすい問い合わせ対応の代替

「AI型」のチャットボットは、AI(人工知能)の学習により、ユーザーの問い合わせに対して統計的に正解する可能性が高い回答を選ぶ仕組みになります。会話のログを自動的に学習し、正答率や会話の制度を上げていくため、以下のようなケースに向いています。

<AI型のチャットボットが向いているケース>

  • 問い合わせ内容が多岐にわたるとき
  • よくある質問が想定しにくいカスタマーサポート
  • AIキャラクターとの雑談をサービスの一環として提供

チャットボット導入の手順

チャットボット導入はどのような流れになるのか、その手順をご紹介します。

チャットボット 導入

STEP1 使用ツールの選定

導入するタイプがシナリオ型かAI型か決まったら、使用するチャットボットを選定します。予算、導入後のサポート、チャットボットに期待できる役割などから比較しましょう。

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STEP2 シナリオ構築

シナリオ型・AI型のどちらであっても、チャットボット導入時のシナリオが必要です。まず、「これまでに多かった問い合わせ」「チャットボットに処理してもらうべき簡単な質問」「今後、問い合わせが増えると予想される質問」などをリスト化しましょう。

リスト化した後、質問や問い合わせに対してユーザーにわかりやすく回答を提示できるシナリオを設計します。選択肢は3〜5つ程度、階層は5段階程度までに抑えることをおすすめします。導線が複雑になる場合は、サポート窓口や問い合わせフォームに誘導し、有人対応に切り替えます。

STEP3 データ準備

次に、実際にチャットボットに連動するデータの準備として、「想定問答集」を作成します。たとえAI型のチャットボットであっても、あらかじめインプットされていない答えは回答できません。そのため、ここで設定するデータは多ければ多いほど、詳細であればあるほど、チャットボットの精度が上がると考えていいでしょう。

STEP4 シナリオテスト

チャットボットにデータを読み込ませたら、設計したシナリオに基づいてテストを行います。複数人で数回行い、以下のポイントについて繰り返しチェックを行いましょう。

  • 質問に対し、的確な回答ができているか
  • シナリオの流れに不自然なところはないか
  • ユーザーの誤解を招くような展開になっていないか

STEP5 導入

いよいよチャットボットを導入して、運用となります。チャットボットを導入しても作業完了ではありません。導入後も定期的にモニタリングを実施したり、メンテナンスを行ったりして、チャットボットの精度を高めていきましょう。よりユーザー目線のチャットボットを構築していき、さらなる顧客満足度の向上につなげます。

チャットボット導入前に課題や目的を整理しよう

チャットボットを導入する際は、どのような目的でどんな課題を解決し、どういった結果に導きたいかを明確にしておくことが重要です。目的や課題に応じた仕様のチャットボットを選ぶことで、より高い効果が期待できるでしょう。

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MAのコンサルの役割は?導入で必要な理由を解説

MA コンサル

マーケティングに関するさまざまな機能を有し、企業に大きな恩恵をもたらしてくれるツールが、MA(マーケティングオートメーション)です。しかし、ただ単にMAを導入すれば大きな成果を得られるというわけではなく、自社の特性ややりたいことにマッチしたMAを選択し、導入・運用していかなければなりません。そして、そんなMA導入に際して強い味方になってくれるのが、専門のコンサルの存在です。

ここでは、MA導入の際にコンサルがどのような役割を担うのか、その必要性について解説します。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

MAツールについて無料相談!

MAのコンサルとは?

MAには、メール配信や広告作成、見込み顧客管理など、さまざまな機能が備わっています。しかし、当然のことながらそれらの機能を正しく活用しなければ、期待する効果を発揮してくれません。自社にどのような業務が存在し、それらに対してどのようにMAを活用すればいいのかを正しく認識し、MAの活用方法を設計していかなければなりません。

MAのコンサルは、導入時の設計や、運用後のフォローまでをトータルにサポートしてくれる存在です。MAが本来持っている機能を最大限に発揮し、自社のMA導入を成功に導いていきます。

MA導入時にコンサルが必要な理由とは?

ここからは、MA導入時にコンサルが必要な理由を解説していきます。

MA コンサル

MAは機能が複雑で使いこなしづらい

MAは、マーケティングの専門家として長く経験を積んだ人を対象にしている機能も多く、マーケティング初心者では使いこなせない機能が少なくありません。そうなると、せっかく予算を使って高性能なMAを導入したとしても、宝の持ち腐れ。場合によっては搭載されている機能のほとんどを使わずに眠らせてしまっている、なんてこともあるでしょう。

MAでできることは数多くありますが、それらを自分自身がしっかりと使いこなせるのかどうか、会社のマーケティング活動にとって必要な機能なのかどうかを、事前にしっかりと確認した上で、導入を進めなければならないのです。

だからこそ求められるのが、MAのコンサルによる知見です。会社の状況や運用できる体制などを鑑み、多種多様なMAの中から選ぶべき製品や機能をチョイスしてくれるため、無駄な予算や機能の持ち腐れを防ぐことができるようになります。

詳細な設計ができていない

MAの効果を発揮させるためには、顧客のペルソナを策定し、見込み顧客を顧客へと育てるためのシナリオを作成する必要があります。さらにスコアリング設定を都度見直しながら、質の高い見込み顧客を見つけ出すという作業も求められます。これらの作業は、マーケティングに関する専門的な知識を有していなければ、的外れな設計になる可能性があるのです。

そこにMAのコンサルが入ってくれれば、こうした設計段階で手厚くフォローしてもらうことができます。専門的な知識を豊富に持ったコンサルと一緒に、ペルソナを作成していけば、より鮮明なイメージとして、見込み顧客が顧客へと成長していく姿を想像することができるはず。機能の使い方だけでなく、自社におけるマーケティングの基礎を固める際にも、MAのコンサルは役立ってくれるのです。

運用のためのリソースが足りていない

各種機能を使うのはもちろんのこと、一つひとつの施策の効果検証を行い、状況に合わせた改善を積み重ねていくことが、MA導入を成功させるための必須作業と言えます。しかし、例えばマーケティング担当者の数が少なかったり、経験や知識が少なかったりすると、こうした作業を効率的に行うことができず、その効果性を高めることも難しくなってしまいます。

こうした部分を、MAのコンサルに補ってもらうというのも一つの方法です。マーケティング担当者はメール配信やLP作成といった実際の作業の方に集中し、その効果検証や改善案の立案をコンサルに任せるといった形で分担すれば、仮に社内のリソースが十分でなかったとしても、MAの効果を十分に高めていくことができるでしょう。

MA導入の効果を最大化しよう

MAは、事前にしっかりと準備を行い、状況に応じてコンサルの力を借りていきましょう。自社に合ったMAとコンサルに出会うことができれば、自社のマーケティング活動が劇的に変化していきます。

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サイトリニューアルの失敗例6選!失敗する理由とは?

サイトリニューアル 失敗

サイトリニューアルは時間もコストもかかる一大プロジェクトです。ユーザビリティを向上させてサイト効果を改善するためにも、大きな失敗は許されません。

そこで今回は、サイトリニューアルの反面教師にしてもらうために、よくある失敗例や失敗する代表的な理由について解説します。

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サイトリニューアルの失敗例6選

サイトリニューアルによくありがちな失敗例を6つ紹介します。これらの失敗をしてしまわないよう、計画段階から十分に考慮するようにしてください。

サイトリニューアル 失敗

1 デザインしか刷新していない

古くなったサイトデザインを新しくリニューアルすることは重要です。しかし、コンテンツの配置や内容、SEOなどを見直さず、デザインのみを刷新してもあまり意味はありません。あまりにも古臭いデザインからトレンドのデザインにリニューアルすれば、直帰率を減少させることができるかもしれませんが、単なるデザインリニューアルではユーザビリティが向上せず、集客面でも効果がないのです。

ユーザビリティはコンテンツの配置や内容、サイト内導線などが影響し、集客面はSEOの内部対策やコンテンツマーケティングなどが大きく影響します。デザインを刷新するのに合わせて、サイトの構造や内容自体もリニューアルするようにしましょう。

また、デザインを重視するあまり、画像や動画を多用して表示速度が遅いサイトになることも避けなければなりません。サイトの表示速度が遅いとユーザーが離脱しやすくなるだけでなく、SEO面でも評価が下がってしまうため、検索エンジンの上位表示を狙いづらくなってしまいます。デザイン性と実用性のバランスも考慮するようにしてください。

2 ユーザビリティが悪い

「必要な情報が見つからない」「ページ遷移が多すぎて面倒くさい」「会員登録フォームや問い合わせフォームの入力情報が多すぎる」といったサイトの使いづらさは、ユーザビリティを大きく毀損します。どれだけデザイン性が優れていても、使いづらいサイトは離脱を招いてしまいます。

そもそもサイトリニューアルは、旧サイトを使い慣れた既存のユーザーにとって抵抗感が出やすいものであると言えます。使い慣れたサイトがさらに使いづらくなってしまうと、新規ユーザーだけでなく既存ユーザーの離脱にもつながりかねません。既存ユーザーに「リニューアルされて見やすく、使いやすくなった」と思ってもらえるようなサイト作りを目指しましょう。

3 旧サイトの課題が解決されていない

サイトリニューアルの基本的な目的は、サイトの課題を改善してサイト効果を高めることにあります。旧サイトで使いづらかった原因がリニューアル後もそのままでは意味がないのです。

改善すべきサイトの課題を見極める際、Web担当者の感覚だけで判断してしまってはいけません。普段からサイト運用で使い慣れているWeb担当者の感覚だけでは、見つけられない課題もあるからです。サイトの課題分析を行う際は、必ずアクセス解析ツールなどを用いてデータに基づいた判断を行いましょう。また、社内メンバーや実際のユーザーなどにインタビューを行い、定性的な課題のデータを集めるのも有効です。

4 SEOが考慮されていない

SEOはコンテンツ内のキーワード戦略だけでなく、HTMLなどを使用した内部構造にも関わってくるものです。サイトリニューアルはSEOを実施する絶好のチャンスであり、この機会を逃すわけにはいきません。キーワードを戦略的にコンテンツに含めて、タグや表示速度、モバイルフレンドリーといった面も考慮して対策をしましょう。リニューアルをきっかけに検索結果で上位表示される可能性は十分にあります。新規ユーザーを集客し、PV数やコンバージョン数などを伸ばすためにも、必ずSEOを実施すべきです。

下記の記事でもサイトリニューアルにおけるSEOの失敗例をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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5 競合他社のサイトに似すぎている

使いやすく見た目もよい競合他社のサイトをマネしたくなる気持ちはわかりますが、ただ似せるだけでは失敗のもととなってしまいます。サイトのデザインやコンテンツは、企業や商材の強みを最大限に活かしたものにしなければ、ユーザーに魅力が伝わりません。

また、近年は盗作や著作権侵害に対して厳しい目が向けられており、競合他社のサイトに似すぎていることで炎上につながってしまうリスクも存在します。サイトリニューアルでは他社の良いところを参考にしながら、自社ならではのオリジナリティをアピールするようにしましょう。

6 運用・更新がしづらい

サイトはリニューアルして終わりではなく、運用・更新こそが重要です。リニューアル後にも定期的にコンテンツを更新し、情報発信してこそ価値が上がっていくものです。サイトの運用・更新がしづらいシステムを構築してしまうと、サイト運営がおっくうになり、更新が滞ってしまったり、運用工数が増えて生産性が低下してしまったりすることになります。サイトリニューアルでは運用面も考慮したシステムを構築しましょう。

サイトリニューアルが失敗する理由

次に、サイトリニューアルが失敗してしまう理由について見ていきましょう。

サイトリニューアル 失敗

1 サイトリニューアルの目的があいまい

サイトリニューアルは、ただ単にデザインを新しいものにするのではなく、サイトが抱えている課題を解決することが目的です。集客力が低い、コンバージョン率が低いなど、課題はサイトごとにさまざまあるはずです。課題をしっかりと抽出し、目的を持ってリニューアルに臨むようにしましょう。目的が定まっていれば、そこから逆算して、リニューアルによって達成すべき数字やリニューアルが必要な箇所も明確になってくるものです。「何となくサイトが古くなってきたのでリニューアルをする」では、リニューアルを成功に導くことは難しいでしょう。

2 課題分析が不十分

リニューアル前のサイトのどこに課題があるのか、その課題分析が不十分な場合も、サイトリニューアルで失敗する一因です。

例えば「現状のサイトではあまり成果を生み出せていない」と感じた場合には、そもそも訪問者数が足りていないのか、訪問者は多いものの成約に結びついている数が少ないのかなど、課題の原因となっている部分を細かく分析するようにしましょう。そして、その課題を解決するために、リニューアルを行っていかなければなりません。現在抱えている課題を無視してリニューアルをしても、効果が改善するどころか、悪化してしまう可能性もあります。

リニューアルの目的や課題抽出に関しては、以下の記事も併せてご覧ください。

3 制作会社に丸投げする

制作会社に、課題分析やサイトリニューアルの方向性まで丸投げにすることはおすすめできません。自社の商品やサービスに関する知識や特性を細かく把握しているわけではないからです。

自分たちのことは自分たちが一番詳しく知っているものです。細かな部分は制作会社に任せつつも、リニューアル内容の決定権はしっかりと自分たちで握って舵取りをしてください。

4 SEOに対する認識・知識が弱い

SEOは長期的・安定的に集客を高めることができる集客施策の最善策といえます。先ほどの失敗例でも「SEOが考慮されていない」ケースをお伝えしましたが、そもそもSEOの認識や知識に乏しいため従来のサイトでもSEOを実施しておらず、リニューアルにおいても特に手を打っていない。そうだとすれば、改善効果を得ることは困難でしょう。 むしろ、以前のサイトで自然と積み上げていた検索システムからの評価を引き継げず、アクセス数が低下することも考えられます。サイトリニューアルにあたり、SEOを取り入れることをお勧めします。

下記の記事は、SEOの仕組みからわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。

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一つひとつの課題に真剣に取り組もう

サイトリニューアルの失敗の原因はさまざまですが、一つひとつの原因は決して大きなものではなく、正しく対策をすれば回避できるものばかりです。細かな部分にもしっかりと意識を向けて、丁寧な仕事をするように心がけてください。そうすれば、リニューアルを成功へと導き、大きな効果を実感することができるようになるはずです。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 改善:施策の効果検証や定例レポーティング作成、継続施策の提案などを行う

状況をヒアリングした上で、段階的にサイト改善を行っていきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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キー局とは?テレビCM出稿するメリットや費用を解説

キー局

全国放送ネットワークの中心となる「キー局」は、日本全国に多くの視聴者を抱え、CM出稿した場合の広告効果が高いといえます。

ここでは、キー局の意味を解説するほか、キー局でCM出稿する場合のメリットや費用についても詳しく説明していきます。

 

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キー局とはネットワーク系列の中心となる放送局のこと

地上波放送のテレビ局は、「キー局」「ローカル局」「独立U局」に分けられ、日本にはこれら全てを合わせて127の局が存在しています(2020年度末時点)。

その中でもキー局とは、番組放送におけるネットワーク系列の中心となる放送局のことをいいます。それに対してローカル局とは、一定の地域を放送エリアに持つ放送局のことをいいます。キー局は自社で制作した番組を系列のローカル局に卸し、各地のローカル局がこれを放送します。全国で同じ番組が放送されるのは、このためです。

そして独立U局とは、キー局ネットワークに属さずに、都道府県単位の放送を行う放送局のことをいいます。

なお、地上波放送全127局中、キー局に該当するのは5局のみです。具体的には、「日本テレビ」「TBSテレビ」「フジテレビジョン」「テレビ朝日」「テレビ東京」が、キー局に当たります。

キー局

キー局、準キー局、ローカル局の具体的な放送局名は?

日本の放送局では、キー局に準ずる「準キー局」も存在します。東京の各局がキー局であるため、キー局は「在京キー局」とも呼ばれています。一方、「準キー局」は大阪にあります。

キー局、準キー局、ローカル局の具体的な放送局は、以下の表のとおりです。

系列
キー局
準キー局
ローカル局

NNN系列

(NTV系列)

日本テレビ
読売テレビ

札幌テレビ

中京テレビ

福岡放送など

JNN系列

(TBS系列)

TBSテレビ
毎日放送

北海道放送

中部日本放送

R.K.B毎日放送など

FNS系列

(CX系列)

フジテレビ
関西テレビ放送

北海道文化放送

東海テレビ

テレビ西日本など

ANN系列

(EX系列)

テレビ朝日
朝日放送テレビ

北海道テレビ

名古屋テレビ

九州朝日放送など

TXN系列

(TX系列 )

テレビ東京
テレビ大阪

テレビ北海道

テレビ愛知

TVQ九州放送など

キー局5社の特徴

キー局は、歴史・理念・構成している番組など、局ごとにそれぞれ特徴があります。CM出稿する際には、自社が扱う商材の特徴やターゲットに合わせ、効果を最大化できるテレビ局を選択する必要があります。

ここでは、キー局5社の方針や取り扱う番組など、各局の特徴を紹介します。

日本テレビ

日本テレビは、民放第一号であり、テレビ局として長い歴史を誇ります。「キューピー3分クッキング」「笑点」「火曜サスペンス劇場」など、国民的に長く愛されてきた番組を放送しています。また、1987年から毎年放送している「24時間テレビ」では、番組を通じて得られた寄付を全額、福祉事業や環境事業、災害救助などに活用しています。

TBSテレビ

「王様のブランチ」「サンデーモーニング」「サンデー・ジャポン」などを放送するTBSテレビは、報道の強さから、報道のTBSと呼ばれています。さらに、日本国内だけでなく、海外にも事業所を設置したり、海外のテレビ局と連携するなど、グローバルにテレビ放送事業を展開しています。

フジテレビジョン

フジテレビジョンは、「笑っていいとも!」など、革新的な番組をつくり上げてきたテレビ局です。国内初のアニメ番組を放送したのもフジテレビです。また、「月9といえばフジテレビ」といわれ、ドラマから多くの流行を生み出してきました。

テレビ朝日

テレビ朝日は、元々教育番組専門テレビ局として誕生した経緯があり、「仮面ライダー」「ドラえもん」「プリキュア」など、現在も多くの子ども向け番組を放送しています。 一方、情報・ワイドショー系にも強みを持ち、「報道ステーション」は同局の看板番組のひとつになっています。また、スポーツ中継にも力を入れています。

テレビ東京

日本経済新聞の影響で経済番組が多く、「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「ワールドビジネスサテライト」など、企業のトップを意識した番組を多く手がけています。経済系の番組が多いことから、CMはBtoB向け商材が多いのも特徴です。

キー局でCMを流すメリット

キー局でCMを流すと、東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城の1都6県という人口が多い地域で放送されることになります。この地域だけで人口は4,000万人を超え、キー局でCMを流すと、日本の総人口12,000万人の約3分の1にアプローチできる可能性があります。

また、キー局でのCM放映には多額の費用がかかるため、「財源に余裕のある会社」だという印象を持ってもらえることもメリットの一つと言えるでしょう。テレビCMで流される情報は「信頼できそう」だと思われる傾向がありますが、キー局で放映されたならなおさらです。キー局でのCM放映は、「安心できる会社だ」というイメージの獲得につながります。

キー局でのCM放映にかかる費用は?

テレビCMを放映するには、CM制作料のほかに、テレビ局に支払う放映料が必要です。

放映料は、CMを流す放送局と視聴率によって決まります。「より多くの人に見てもらえる可能性が高いほど、料金が高い」というのが基本法則であり、キー局>準キー局>ローカル局の順に放映料が高く、視聴率が高い番組ほど高額になるのが一般的です。

放映料金は条件によって大きく変わるため一概には言えませんが、目安としては、在京キー局で15秒のCMを1回流すにつき30万〜100万円が相場となります。これを一定期間、複数回放映するとなれば、当然費用も上がります。なお、準キー局の場合は、15秒のCMを1回流すにつき数万〜25万円の放映料となるのが相場です。

テレビCMの出稿費用は、オンエアされるエリアや時間帯などによって変わるため、計算方法が複雑です。CM出稿の目的、商材のターゲットなどを整理して広告代理店に相談し、どのようなエリア・時間帯にどのような方法で投下するのが効果的か、見積もり付きの提案書を作ってもらうところから始めてもいいでしょう。

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宣伝効果を狙うならキー局でのCM出稿を

キー局でのCM出稿は、高額ではありますが、宣伝効果は抜群です。大きな宣伝効果を期待するなら、キー局でのCM出稿を検討するといいでしょう。

なお、ナイルでは大手広告代理店と提携し、テレビCM支援を行っています。最適なCMを出稿できるよう、広告代理店との交渉をお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

また、テレビCMを成功させるためのポイント5選をまとめた資料もご用意しております。

  • ポイント1.商品の便益
  • ポイント2.GRPの単価
  • ポイント3.線引き
  • ポイント4.クリエイティブ
  • ポイント5.代理店交渉

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

キー局とは?テレビCM出稿するメリットや費用を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

おすすめのチャットボットはどれ?選び方のポイントを解説

チャットボット おすすめ

どのチャットボットが自社に適しているかは、さまざまな要素を確認する必要があります。ここでは、おすすめのチャットボットと、選び方のポイントについて解説します。

自社に適したチャットボットの選び方​​

チャットボットを選ぶ際に気をつけるポイントを具体的に紹介していきます。

チャットボット おすすめ

自社の課題を解決できるか

そもそもチャットボットの導入が、課題の解決策として最善なのかを考えましょう。チャットボットは会話型の自動質疑応答サービスのため、性質上、多くの質問のなかから最適な回答を見つけることはあまり得意ではありません。チャットボットが有効かを判断するため、質問やサービスの内容について、事前に分析・把握しておくことが大切です。

AI型かシナリオ型か

チャットボットは、AI型とシナリオ型があります。AI型は、シナリオ型よりも広範囲な問い合わせに対応できます。シナリオ型は、ユーザーからどのような質問が来るのかを事前に予想できれば、的確な回答がしやすいというのがメリットです。

FAQ数がどのくらいあるのか

FAQの数によって、対応できるチャットボットが変わります。FAQの数が多い場合、AI型を選択するほか、FAQシステムの導入を別途、検討してもいいでしょう。

おすすめのチャットボット7選

ここでは、おすすめしたいチャットボットを紹介していきます。

hitobo(ヒトボ)

チャットボット おすすめ

hitoboは、チャットボットと有人対応の併用が可能なため、業務分担を明確にしたい場合におすすめです。表記のゆれや類義語の認識も自動で行ってくれるため、担当者の負担軽減にもつながります。30日の無料トライアルが利用できます。

hitobo

hachidori​​(ハチドリ)

チャットボット おすすめ

hachidori​​は、エンジニアの知識がなくても運用でき、有人チャットなど、さまざまな機能との組み合わせも可能な柔軟性の高さが特徴です。LINEとの連携により、広告や通知メッセージなどを活用した問い合わせや営業支援もサポートします。無料トライアルも利用可能です。

hachidori​​

ChatPlus(チャットプラス)

チャットボット おすすめ

ChatPlusは、月額利用額が1,500円からのため、低価格で導入することができます。さらに、ID発行から利用開始まで約4分と、導入へのハードルの低さも特徴です。月額料金をプラスすることで機能の拡張も可能です。

ChatPlus

sAI Chat​​(サイチャット)

チャットボット おすすめ

sAI Chat​​は、企業にある対応履歴やマニュアルから、AIが回答の元となるFAQデータを作成するため、初期FAQデータが不要です。従来の学習手法に独自の学習方法を組み合わせることにより、少ないデータで高精度に回答できる学習能力の高さを持ち合わせています。

sAI Chat​​

My-ope office(マイオペオフィス)

チャットボット おすすめ

My-ope office​​は、総務・人事向けのAIチャットボットで、社内用語や環境にマッチできる独自のエンジンが搭載されています。簡易テンプレートも用意されており、初期段階のFAQ精査にも役立てることができます。スケジュールやタスク管理などの支援も可能です。

My-ope office

QuickQA(クイックキューエー)

チャットボット おすすめ

サイトのトップページの画像を挿入します

QuickQAは、最先端の自然言語処理技術と独自のAIエンジンで、少ない学習データでも日本語のゆれなどを学び、精度の高い回答を実現します。直感的に操作しやすい管理ツールで、専門知識がない人でもAIへの学習作業が行えるようになっています。

QuickQA

AIさくらさん

チャットボット おすすめ

AIさくらさんは、問い合わせ業務をはじめ、業務日報の作成や管理、ウェブ接客や集客など、ヘルプデスクから営業まで幅広い業務をサポートします。有人オペレーターに引き継ぐことも可能です。

AIさくらさん

適したチャットボットを選ぼう

さまざまあるチャットボットのなかで、自社の課題を解決してくれるツールを選択しましょう。今回ご紹介したおすすめチャットボットを、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめのチャットボットはどれ?選び方のポイントを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

チャットボット15社を徹底比較!課題解決に応じたツールを選択する

チャットボット 比較 サービス

数あるチャットボットの中から、自社の課題解決に適したものを見つけたい場合は、それぞれのチャットボットの特徴をつかむことが大事です。

今回は、15社のチャットボットを導入目的別に分類して、各特徴を紹介していきます。ぜひチャットボットを導入するときの参考にしてみてください。

チャットボットの導入目的を2タイプに分類

さまざまなチャットボットから自社に合ったツールを導入するには、導入の効果や目的を明確化することが大切です。チャットボットの導入目的は大きく分けて「問い合わせ対応の効率化」「CVR向上による売上アップ」の2つに分類できますので、それぞれ確認していきましょう。

チャットボット 比較 サービス

問い合わせ対応の効率化

チャットボットは、企業内のさまざまな問い合わせ業務で活躍しています。コールセンターでの顧客対応、従業員からの社内問い合わせなどで、チャットボットが活用されています。チャットボットにより、業務を機械化することで、生産性の向上が狙えます。

CVR向上による売上アップ​​

チャットボット導入の目的には、CVR(コンバージョン率 )の向上があります。CVRとは、ウェブサイトにアクセスした人のうち、商品の購入や資料請求などのアクションに至った割合を指します。

チャットボットを導入すると、ウェブ上で24時間365日、接客が可能になります。チャットボットを通していつでも気軽に問い合わせできることは、企業側と顧客側の接点を生むだけでなく、顧客の離脱防止やニーズのヒアリングにもつながります。さらに、問い合わせに対する回答の満足度によって、自社のコンバージョンがアップする機会が増加します。

チャットボットの比較ポイント

チャットボットの比較ポイントは大きく5つに分けることができます。

チャットボット 比較 サービス

AI型かシナリオ型か

チャットボットには、パターン化した問い合わせを登録できる「シナリオ型」と、学習機能により幅広い質問に対応できる「AI型」があります。

シナリオ型とAI型の違いは、導入コストと導入後における定着までの時間です。AI型の場合、高額ではあるものの学習を重ねることで、高度な質問にも答えることができるようになります。一方でシナリオ型は、AI型と比べてコストを抑えることができ、FAQなどのパターン化された質問データがあれば、短時間で導入可能です。

 

導入コスト
導入にかかる時間
主な対象
特徴
シナリオ型
低い
FAQがあれば短時間で可能
顧客向け
  • AI非搭載
  • シナリオに沿った内容なら対応可能
  • ITの知識がなくても導入可能
AI型
高い
定着までに時間がかかる
社内向け
  • AI搭載
  • 専門性が高く複雑な質問に対応可能
  • 導入にはITの知識が必要

自社の課題を解決できる​​か

チャットボットを導入する場合は、自社の課題を洗い出すことが重要です。チャットボットは、提供する会社によってサービスの内容が異なります。それぞれのチャットボットのサービス内容が、自社の課題解決にどれだけ適しているかを吟味する必要があります。

費用はどれくらいかかるか

チャットボットを導入する費用をあらかじめ見積もっておくことが大切です。多くのチャットボットはクラウドサービスで提供されていて、利用時には初期費用と月額費用が発生します。さらにチャットボットによっては、別途費用が発生することもあります。基本料金の範囲は必ず確認しましょう。

ちなみに、一般的な相場としては、初期費用は無料のものから10万円、月額費用は1万~30万円までになります。提供されるサービスの内容によって料金には幅があるので、希望する提供会社に必ず問い合わせを行い、比較検討してください。

加えて、チャットボットの中には、無料プランやトライアルサービスを提供しているものもあります。無料プランの場合は、利用できる機能が制限されることもあるので注意が必要です。

外部ツールとの連携はできるか

チャットボットには、問い合わせ履歴から得た情報を外部ツールに蓄積する機能など、ほかのツールと連携ができるものがあります。例えば、ビジネスチャットとの併用を考えている場合は、チャットボットとの連携機能を備えているかを確認しましょう。

サポートはあるか

チャットボットを長く活用するには、定期的なメンテナンスを行うことも大切です。ストレスなくサービスを利用するためには、どのようなサポートがあるのかを事前に確認しておきましょう。専任サポートの有無や、レスポンスの早さ、日本語に対応しているかといった点が重要です。

チャットボット15社を徹底比較!​​

ここからは実際に提供されているチャットボットを、以下の4つのパターンに分けて紹介していきます。

  • AI型×問い合わせ対応の効率化
  • AI型×CVR向上による売上アップ​​​​
  • シナリオ型×問い合わせ対応の効率化
  • シナリオ型×CVR向上による売上アップ​​
問い合わせ対応の効率化
CVR向上による売上アップ
AI型
  • SupportChatbot​​
  • HiTTO
  • QuickQA
  • AIさくらさん
  • My-ope office
  • sAI Chat​​
  • hachidori
  • AI.BiS
シナリオ型
  • hitobo
  • Parot
  • チャットディーラー
  • chamo
  • qualva
  • ChatBook
  • Engagebot​​

AI型×問い合わせ対応の効率化

AI搭載による学習機能を持ち、問い合わせ対応の効率化を目的とする場合に、おすすめのチャットボットをご紹介します。

SupportChatbot​​(サポートチャットボット)

チャットボット 比較 サービス

SupportChatbot は、社員や顧客からの問い合わせに適したチャットボットです。自然言語に特化したAIのため、非常に高い回答率を実現し、自己解決を促す「聞き返し機能」なども実装されています。

チャットボットの構築から専任の担当者がつくというサポート体制の充実も特徴です。

SupportChatbot

HiTTO(ヒット)

チャットボット 比較 サービス

HiTTOは、オリジナルAIとIBM製のAIの2つのAIを搭載したチャットボットです。両者の長所を融合させ、精度の高い回答を実現。フィードバックやユーザーからの評価などを自動学習し、回答精度の向上を図ります。

HiTTO

QuickQA(クイックキューエー)

チャットボット 比較 サービス

QuickQAは、日本語の言語処理能力に長けた国産のチャットボットです。少ない学習データでも言葉のゆれを学び、的確な回答を提示します。機械学習についての専門知識がない人でも運用できる管理ツールです。Office365やウェブチャットとの連携も可能です。

QuickQA

AIさくらさん

チャットボット 比較 サービス

AIさくらさんは、AI接客や受付、業務日報の管理など、社内ヘルプデスク対応も行うチャットボットです。幅広い業務に対応できると同時に、導入から設定、運用までの流れをスムーズに行います。自動応答している途中で、有人オペレーターに対応を引き継ぐことも可能です。

AIさくらさん

My-ope office(マイオペオフィス)

チャットボット 比較 サービス

My-ope office​​は、社内用語や環境に適応する、独自のAIエンジンが搭載されているため、社内の問い合わせにサポート力を発揮します。ChatworkやSlack、LINEといったコミュニケーションツールとの連携が可能です。状況のヒアリングからアフターサービスまで、サポート面も整えられています。

My-ope office

sAI Chat​​(サイチャット)

チャットボット 比較 サービス

sAI Chat​​は、FAQの類似表現をあらかじめ学習させることで、初回から精度95%以上の回答を可能にしたチャットボットです。追加オプションにより、有人対応との切り替えが可能です。利用率の向上や、FAQの改善提案など、学習機能の精度を保つサポートも実施しています。

sAI Chat​​

AI型×CVR向上による売上アップ​​​​

AIを搭載しつつ、CVR向上を目的としたチャットボットを紹介します。

hachidori​​(ハチドリ)

チャットボット 比較 サービス

hachidori​​は、営業支援や問い合わせ対応が充実した国産のチャットボットです。専門知識のあるエンジニアがいなくても、自由にアレンジができ、柔軟な運用が可能です。問い合わせ業務に加え、API連携を駆使したマーケティング機能も充実しています。無料トライアルのほか、カスタマーサービスやセキュリティに関する体制が万全です。

hachidori​​

AI.BiS​​(アイビス)

チャットボット 比較 サービス

AI.Bisは、BtoB企業に特化した、マーケティング支援が充実した顧客獲得型のチャットボットです。サイト訪問者から、大口の見込み顧客となる企業情報を表示する機能もあり、チャットから特定条件を満たした訪問者に営業活動をかけることができます。無料トライアルも利用可能です。

AI.BiS

シナリオ型×問い合わせ対応の効率化​​

シナリオ型で、問い合わせ対応の効率化を目的としたチャットボットを紹介します。

hitobo(ヒトボ)

チャットボット 比較 サービス

hitoboは、FAQがあればシナリオを設定する必要がなく、スピーディーに運用できます。表記のゆれも自動認識し、運営担当者の負担も大きく軽減できます。顧客満足度の向上に特化したい場合や、人件費などにかかるコストを抑えたい場合におすすめです。

hitobo

Parot​​(パロット)

チャットボット 比較 サービス

Parot​​は、LINE公式アカウントによるシナリオ型のチャットボットです。LINE@を用意すれば、選択式で自動応答を行うチャットボットを作ることができます。問い合わせの応答数が月1,000件以内なら、初期費用と月額費用が無料です。

Parot​​

チャットディーラー

チャットボット 比較 サービス

チャットディーラーは、有人チャットやLINEとの連携など、さまざまな条件設定が可能です。ウェブページにコードを数行貼り付けるだけで、スムーズに導入できます。無料トライアルに加え、導入後も専任のコンサルサポートが設定などの支援を行ってくれます。

チャットディーラー

シナリオ型×CVR向上による売上アップ​​

シナリオ型で、CVRの向上を目的としたチャットボットを紹介します。

Chamo(チャモ)

チャットボット 比較 サービス

Chamoは、自動話しかけ機能により、サイト訪問者の状況に合わせ、ダイレクトメールを配信することができます。国内拠点でサーバーを管理し、通信のSSL暗号化を行っているため、セキュリティ面においても安心です。担当者による迅速なサポート体制も整えられています。

Chamo

qualva(クオルバ)

チャットボット 比較 サービス

qualvaは、新規顧客獲得に特化したチャットボットです。対話形式でユーザーのフォーム入力をサポートするため、途中離脱を防ぐことができます。同時にシナリオ型チャットボットがすべての過程で全自動で応答するため、コスト削減も見込めます。セキュリティ対策も万全のため、顧客情報の管理においても安心です。

qualva

ChatBook​​(チャットブック)

チャットボット 比較 サービス

ChatBook​​は、チャットの離脱ポイントの可視化や、広告ごとのコンバージョンの分析、改善支援などマーケティング戦略を幅広くサポートしてくれます。シナリオ作成から運用改善までの支援体制も整えられています。

ChatBook​​

Engagebot(エンゲージボット)

チャットボット 比較 サービス

Engagebotは、LINEやFacebookを用いたチャットボットの活用に向いています。一度、友達になったユーザーに対し、継続的なアプローチが可能になります。グループ拡散機能やヒアリング機能など、活発なコミュニケーションを図る機能も充実しています。

Engagebot

自社の課題に合ったチャットボットを選ぼう

チャットボットを導入する場合は、事前準備や運用体制などさまざまな面で要する工数を確保することが必要です。しかし、軌道に乗ることができれば、売上向上やコストカットなど多くのメリットが期待できるのがチャットボットです。自社の目的や課題を明確にして、適したチャットボットを選びましょう。

チャットボット15社を徹底比較!課題解決に応じたツールを選択する【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

無料のチャットボット10選!導入方法や注意点も解説

チャットボット 無料

チャットボットを導入してみたいけれど「機能がわからない」「どのように便利なのかわからない」という企業は多いかもしれません。チャットボットには無料版もあり、気軽にトライすることができます。まずは無料版のチャットボットで、実用性を試してみるのはいかがでしょうか。

今回は、無料で利用できるチャットボットについてご紹介します。

無料でチャットボットを導入するには?

さまざまな場面で活用されるチャットボットのなかには無料で利用できるものもあり、サービスの質を比較検討することができるようになっています。無料でチャットボットを導入するには、「チャットボット専用のシステムを開発する」「無料のチャットボットを活用する」という2つの方法がありますので、それぞれ確認していきましょう。

チャットボット 無料

チャットボット専用のシステムを開発する

チャットボット専用のシステムを自社で開発する方法です。初心者でも簡単にシステムを開発できるフレームワークが提供されています。 プログラミングなどの知識があれば理想的ですが、簡略化されたフレームワークを活用すれば、初心者でも開発は可能です。

無料のチャットボットツールを活用する

まずは、無料プランが用意されているチャットボットを利用してみるという方法があります。チャットボットはさまざまな企業で開発・提供されており、なかには無料で利用できるツールやプランがあるのです。

ただし、無料で利用できるチャットボットには、機能が限定されていたり、無料でのトライアル期間が定められていたりする場合があります。チャットボットの利用前に、機能や期限を確認するようにしましょう。

無料で利用できるチャットボット10選​​

無料で導入やトライアルができるチャットボットはいくつかあります。無料のチャットボットと、無料トライアルが体験できるチャットボットに分けて、それぞれの特徴やメリットについて、紹介していきましょう。

無料で利用できるチャットボット

無料で利用できるチャットボットを紹介していきます。ただし、すべての機能を利用したい場合は、有料版を使う必要があるケースがあるので注意してください。

HubSpot(ハブスポット)

チャットボット 無料

HubSpotは、チャットボットを自ら作成できる機能が備わっているため、対顧客だけではなく社内での利用にも対応可能です。幅広いビジネスシーンに活用でき、ユーザーのスタイルに即したチャットボットを作成できます。 無料プランの場合は、チャットボットの機能が一部制限されます。

 

HubSpot

anybot(エニーボット)

チャットボット 無料

anybotは、LINEを活用したチャットボットです。LINEを通した自動接客が可能で、専門的な知識がなくてもチャットボットを運用することができます。サイト上でのインターフェースは、企業やブランドに合わせて使用する色を変更することも可能です。ITの専門知識がない場合でも、チャットボットを運用することができるツールといえます。無料版と有料版で利用できる機能が異なります。

anybot

無料トライアルが体験できるチャットボット

ここから紹介するチャットボットは、無料トライアルが利用できるツールのため、お試しで利用しながらの比較検討が可能です。

GoQSmile(ごくースマイル)

チャットボット 無料

GoQSmileは、LINEやFacebookなどのSNSにも対応したチャットボットです。パソコンだけではなく、タブレットやスマートフォンといったさまざまなデバイスで利用でき、誰でも直感的に使える仕様になっています。さらに、サイトとSNSなど、複数のロボットでチャットボットを運用する場合、「親」と決めたロボットの回答内容を「子」のロボットでも回答できるよう、シナリオを共有することができます。

無料トライアル期間は20日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。

GoQSmile

チャットディーラー

チャットボット 無料

チャットディーラーは、FAQを作成しアップロードするだけで、チャットボットを構築できます。AI型とシナリオ型のどちらも利用でき、使いたい内容にマッチしたチャットボットを作ることが可能です。導入企業ごとに専属サポートがついており、アドバイスや導入後の効果測定といったサービス面が充実しています。

無料トライアル期間は14日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。機能面の制限はなく本運用と同じ環境で利用することができます。

チャットディーラー

FirstContact(ファーストコンタクト)

チャットボット 無料

FirstContactは、オペレーターによる手動対応、AIによる自動対応、この2つを自由に切り替えられるチャットボットです。文章だけではなく、画像や選択式の対応機能も備えられており、幅広い形式の問い合わせに対応できます。細やかなサービスを提供したい場合に役立つ、ハイブリッドなチャットボットです。

無料トライアル期間は20日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。

FirstContact

AI.BiS(アイビス)

チャットボット 無料

AI.Bisは、BtoBの企業向けの国産チャットボットです。サイトを訪問してきたユーザーから自動的に大口の顧客を抜き出し、企業情報を表示する機能を持つのが特徴です。さらに、見込み顧客のサイト内外での行動を分析し、受注率の高さを自動算出してくれます。新規顧客開拓をサポートする、営業面でのチャットボットとしても活躍してくれるでしょう。 公式サイトの専用フォームから申請できます(無料トライアルの日数は要問い合わせ)。

AI.BiS

AI-FAQボット

チャットボット 無料

AI-FAQボットは、Excelに質問と回答を入力するだけで始められる初心者向けのチャットボットです。あらかじめテンプレートが用意されており、FAQに用意する項目がわからない場合でも運用しやすいのが特徴です。また、自動学習機能により、表記のゆれや未登録の単語も自ら学習してくれるため、運用コストの削減も期待できます。

無料トライアル期間は30日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。FAQ数は最大100問まで利用可能です。

AI-FAQボット

My-ope office(マイオペオフィス)

チャットボット 無料

My-ope officeは、企業内での「よくある問い合わせ」を効率的に整理するチャットボットです。備品購入や経費申請などを手助けしてくれる管理部門向けのツールといってもいいでしょう。シンプルな操作画面で、専任エンジニアも必要なく運用できます。さらに社内で利用しているビジネスチャットツールとの連携も可能です。

無料トライアルは、公式サイトの専用フォームから申請できます(無料トライアルの日数は要問い合わせ)。

My-ope office

hitobo(ヒトボ)

チャットボット 無料

hitoboは、さまざまな問い合わせ業務に対応したチャットボットです。チャットボットと併用して有人対応も可能なため、チャットボットとスタッフの業務分担を明確化することができます。表記ゆれにも自動対応してくれるため、運用担当者の負担軽減につながります。

無料トライアルは30日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。

hitobo

ObotAI(オーボットエーアイ)

チャットボット 無料

ObotAIは、複数の言語に対応したチャットボットです。各言語のスタッフが外国語のデータ入力をサポートするため、海外の顧客にも対応できます。加えて、SNSだけではなくAIスピーカーや、IoTなどの各種デバイスにも対応しているのが特徴です。 無料トライアルは公式サイトの専用フォームから申請できます(無料トライアルの日数は要問い合わせ)。

ObotAI

無料のチャットボットを利用する際の注意点

​​さまざまな無料チャットボットがありますが、利用前には次の点に注意しましょう。

無料はトライアル期間だけの場合が多い

ほとんどのチャットボットツールには、無料のトライアル期間が設けられています。無料トライアルは、開発企業がユーザーにどのようなツールなのか知ってもらうために提供しているものです。無料版のチャットボットは、あくまでも本格導入までのお試しであることを認識しましょう。

利用できる機能に限りがあるケースが多い

無料版のチャットボットは、機能が制限されているケースが多くあります。有料版と無料版で、どのような機能の違いがあるのかは把握しておくようにしましょう。また、導入後にサポートサービスを利用することができないこともあります。

日本語に対応していない場合がある

無料で使えるチャットボットには、海外で作られたツールも存在します。海外製の場合、カスタマーサポートが日本語に対応していないことが多いので、注意が必要です。

本格的な導入前に無料版で機能を体感しよう

​​チャットボットの導入は、業務の効率化や生産性アップ、コスト削減などにつながります。今後、働き方改革を推進する上で、導入が進められる企業も増えることでしょう。ぜひ今回紹介した無料のチャットボットを試して、基本的な機能や効果を体感してみてください。

無料のチャットボット10選!導入方法や注意点も解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

【徹底知識】チャットボットとは?特徴をわかりやすく解説

チャットボット

チャットボットは、ユーザーの問いに自動で回答してくれるマーケティングツールです。即時性の高い回答で、顧客満足度の向上につながる可能性があるチャットボットとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

ここでは、チャットボットの特徴やメリット・デメリット、導入時の注意点を詳しくご紹介します。

チャットボットとは会話型の自動化プログラムのこと

チャットボット(Chatbot)とは、「雑談」を意味する「チャット」と、特定の処理を自動化するためのプログラムである「ボット」を組み合わせてできた言葉です。サイトを閲覧している際、画面右下などに出てくるチャット形式の問い合わせフォームを利用したことはありませんか? こういった会話型のコンピューターによる自動応答プログラムを、チャットボットといいます。

チャットボット

チャットボットは従来のメールや電話とは異なり、質問に対して即座に回答を受け取ることが可能です。また、LINEやFacebookなどのSNSにも設置可能なため、ユーザーがチャットボットに触れる機会はさらに増えています。

今後チャットボットの利用範囲は、労働人口の減少や、業務の自動化といった働き方改革により、さらに拡大するといわれています。テレワークが進むなか、社内の部署間での質問などにチャットボットを活用するという動きもあります。企業における生産性の向上や収益の確保を考える上では、チャットボットは欠かせないツールとなるでしょう。

チャットボットのビジネス活用例

チャットボットはさまざまなビジネスシーンで活用されています。具体的にはどのような場面で用いられているのか、確認していきましょう。

チャットボット

お客様からの問い合わせ対応

チャットボットと聞いて思い浮かぶのが、問い合わせの対応でしょう。ウェブサービスにチャットボットを設置することによって、自動的に顧客からの問い合わせに応じることができる仕組みです。例えば、家電メーカーでは製品の取り扱い方法、自治体ではごみ収集に関する問い合わせなどに、チャットボットが利用されています。

オペレーターのサポート

オペレータースタッフをアシストする場面でも、チャットボットは利用されています。まず、顧客からの問い合わせを受けたオペレーターが、チャットボットに質問内容を送信します。すると、チャットボットが質問に沿った回答をしてくれます。チャットボットが示した回答をもとにオペレーターは顧客への対応を行うという仕組みです。

社内のヘルプデスク​​

社内のヘルプデスクとして、チャットボットを活用するケースがあります。企業の総務・人事・情報システム部門といったバックオフィスには連日、社内の各部署から多くの質問が寄せられます。しかし、社内マニュアルに記載している内容を複数の人から質問されるというケースも多々あるのではないでしょうか。

このような頻度の高い問い合わせを、チャットボットに登録して自動化することで、社内からの質問に対応するという方法があります。

チャットボットのメリット・デメリット

チャットボットは、さまざまなシーンで活用されていますが、導入するにはしっかりとメリットとデメリットを押さえておく必要があります。チャットボットのメリット・デメリットについて具体的に確認していきましょう。

チャットボット

チャットボットのメリット

チャットボットのメリットは、「対応時間の短縮」「売上アップ」「教育期間の短縮」の3つがあります。

メリット1 対応時間の短縮

顧客からのよくある質問にチャットボットで対応することにより、カスタマーサポートなどでの人的な対応時間が短縮できます。人間のオペレーターでは、どうしても対応人数に限りがありますが、チャットボットでは複数のユーザーの質問に即時対応が可能です。お客様を待たせたり、不安を抱かせたりすることが減るので、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

よくある質問にチャットボットが対応し、クレーム対応や複雑な問い合わせは人間のオペレーターが対応する、といった分業体制にすることで、業務の効率化を図ることもできます。

メリット2 売上アップ

チャットボットは、24時間365日、即時対応することができます。ユーザーのなかには、夜や休日しか問い合わせができないという方もいます。チャットボットを導入することで、こうしたユーザーとの接点が増やせるため、CVR(コンバージョン率)の向上が期待できます。

従来の仕組みであればタッチできなかった層とのコミュニケーションの増加は、機会損失の減少と売上の増進にもつながります。

メリット3 教育期間の短縮

チャットボットの導入は、オペレーターのテクニカルスキルへの依存を防ぎ、問い合わせ対応の均等化にも寄与します。人間によるオペレーターの場合、どうしても各個人の知識やスキルに差が生じ、サービスの質にも違いが生じてしまう恐れがあります。チャットボットは、このようなサービス面での課題解決にも役立てることができます。

オペレーターの教育を簡略化できるため、スキルアップにかかる教育期間の短縮にもつながります。

チャットボットのデメリット

チャットボットで注意しておきたいデメリットは、初期コストがかかることと、サポート体制が必要なことです。導入後に効果的な運用を行うためには、この2つのポイントを押さえることが重要です。

デメリット1 初期コストがかかる

チャットボットは導入におけるコストがかかります。チャットボットの導入には、「KPIの設定」「FAQリストの作成」といったさまざまな準備が必要です。また、実際にチャットボットを稼働させる際も、大量の質問データの整理とピックアップが必要になります。用意した質問が的外れなものだった場合、運用後に顧客満足度の低下を引き起こしてしまうかもしれません。準備段階での時間やコストが無駄にならないよう、土台となるルールやシナリオ、質問事項の取り込みをていねいに行いましょう。

デメリット2 運用後のサポート体制が必要

導入の段階で、運用後のサポート体制を整えておくことも必要です。チャットボットは万能ではありません。特にデータにはない質問は想定外です。シナリオ型の場合は、シナリオやルールになければ回答できません。AI型においても、学習したデータが蓄積されていなければ、正しい回答を導くことはできないでしょう。チャットボットが正しく回答できないケースが増えると、結局人間のスタッフが対応することになってしまいます。

チャットボットの正答率を向上させ、安定的に稼働させるには、定期的なモニタリングや分析、メンテナンスが大切です。正答率や利用率、会話のログなどを確認しながら、適宜FAQリストやデータの更新などを行いましょう。

チャットボットの仕組み

質問を入力すると即座に回答してくれるチャットボットですが、どのような仕組みで最適な答えを提供してくれるのでしょうか。

チャットボットには、「シナリオ型」と「AI型」という大きく分けて2つの種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットについて説明していきましょう。

チャットボット

選択肢から回答する「シナリオ型」

運用する人があらかじめ用意したシナリオやルールに従って応答するチャットボットを、シナリオ型といいます。シナリオ型のチャットボットでは、まずユーザーに選択肢をいくつか提示し、質問の内容に当てはまる項目を選んでもらいます。一問一答を繰り返したり、質問を繰り返したりして、最終的にユーザーが求める回答へ導くのがシナリオ型です。

シナリオ型のチャットボットは、ユーザーからどのような質問が来るのかを運用者が事前に予想しなければなりません。シナリオという名前の通り、綿密なシナリオやルールを設定することが重要になります。

シナリオ型のメリットは、正確な回答ができる点です。選択肢に沿って受け答えが進められるため、ユーザーの質問の意図と回答が大きく異なることはありません。そのため、起こった事象や詳しい状況を整理する必要のある問い合わせへの対応に向いています。具体的には、システムや機器のトラブル・操作マニュアルなどの顧客対応に適しています。カスタマーサポート以外では、資料請求や質問が予想しやすい問い合わせの代行なども、シナリオ型が向いているでしょう。

一方、シナリオ型のデメリットは、選択肢が限られているため、回答内容に制限があることです。複雑な質問には対応できないだけでなく、回答に必要な質問やシナリオの構築、メンテナンスに時間とコストがかかります。シナリオ型のデメリットを解決するには、チャットボットと人間のオペレーターとの連携が必要です。ルールからそれた内容は、人間のオペレーターが対応することで、シナリオ型のデメリットを補うことができます。

人工知能が回答する「AI型」

人工知能を搭載しているチャットボットは、AI型といいます。AI型のチャットボットは、蓄積したユーザーとのチャット上の会話データを参照して回答を導きます。運用期間が長ければ長いほど学習を積み重ねるため、企業にとっては将来的な財産になるともいえるでしょう。AI型は、シナリオ型とは異なり、チャットボット自身が統計的に正答確率の高い回答を選びます。会話のログを学習することで、正答率や会話の精度も上げていきます。

AI型のメリットは、シナリオ型よりも高度かつ広範囲な問い合わせに対応できる点です。さまざまな質問に回答しながら常に学習し続けるため、ユーザーの疑問や知りたいことに対して確実に答えられる可能性が高まります。顧客満足度の向上や、オペレーターにかかる人的コストの削減につながる点も効果として挙げられます。

一方、AI型のデメリットは、自然な会話ができるようになるには膨大なデータのインプットが必要となる点です。回答の精度をはじめから高いものにするためには、運用開始前から多くのデータを学習させる必要があります。また、誤った学習をしてしまうと、不適切な回答や会話を行うようになるため注意が必要です。

チャットボット導入前に気をつけたいポイント

やみくもにチャットボットを企業活動に導入しても、確実な効果を得ることはできません。チャットボットを導入する際には、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

ここでは、課題点や問題点の洗い出しに役立つポイントを3つ紹介します。

ポイント1 導入目的を事前に明確にする

そもそもチャットボットをなぜ導入する必要があるのかを考えましょう。目的を持たずにチャットボットを導入すると、問題の解決点が不明瞭になり、適切な設計ができません。結果として、チャットボット運用の失敗にもつながってしまいます。

まずは、問題点の具体的な洗い出しを行いましょう。顧客サポート、マーケティングにおける活用、新規顧客導入など、目的を具体的かつ明確にすることが必要です。チャットボットにもさまざまなタイプがあるため、目的を明確化することで、より自社の課題にマッチしたツールを選択することができます。

ポイント2 ユーザーの心理を分析する

チャットボットを運用する上で大切なのは、ユーザーがどのような点に疑問を持っているかを分析することです。サイトを訪れる目的は、人によってさまざまです。年齢や性別、趣味嗜好など、ユーザー像を細かく設定し、その行動を予測するようにしましょう。ユーザーが必要とする選択肢を予測することも、事前準備のひとつとしてあります。

ポイント3 人とチャットボットの作業を分ける

すべての質問をチャットボットに回答させることは、現状不可能です。問い合わせに対して、チャットボットが回答できない内容をあらかじめ想定しておきましょう。

業務効率を考慮しながら、人が対応するのか、チャットボットで対応するのか、業務分担を行います。例えば、シンプルで難しくない質問にチャットボットで対応すれば、スタッフは複雑な問い合わせだけに集中できます。チャットボットの特性と運用後の役割を明確にすることで、スタッフの負担を軽減し、スムーズに業務を行うことが可能です。

チャットボットの歴史

チャットボットは、どのような経緯で普及していったのでしょうか。チャットボットにまつわる歴史を見ていきましょう。

1960年代:チャットボット第1号が誕生

チャットボットの歴史は、1960年代にさかのぼります。1964年から1966年にかけて、チャットボットの第1号と呼ばれる対話システム「ELIZA(イライザ)」が開発されました。ELIZAが対話できる仕組みは、ユーザーの入力内容とELIZAのデータベースにあるキーワード群とを照合・抽出し、返答用テンプレートにあてはめる、というものでした。発表当時は機械が人間の言葉を理解したと思っていた人もいたようです。

ELIZAの誕生を皮切りに、人工知能研究が進み、私たちの身近なところでもチャットボットが活用されるようになります。

2010年代:チャットボットに関連した製品・サービスを発表

2011年にはApple社がSiriを発表し、チャットボットの仕組みを応用した音声対話ツールは注目を集めました。また2016年には、MicrosoftやGoogle、Facebookなどの大手IT企業が、チャットボットに関連したサービスや製品を発表しました。Googleが2016年に発表したAIスピーカー「Google Home」が一例といえるでしょう。AIスピーカーもチャットボットの仕組みを利用しており、音声による入力に対して、さまざまなアプリケーションやハードウェアと連携して回答を出します。

こういったチャットボットの機能を用いたサービスや製品が、2016年頃から企業だけでなく家庭内にも広まっていきました。

導入前にはチャットボットの特性をしっかり理解しよう

チャットボットは、生産性や売上向上という目的だけでなく、働き方が多様化するこれからの社会において大いに活用が期待できるツールです。今後、さらにテクノロジーが進化することで、よりチャットボットの利用が広がることでしょう。円滑に導入できるよう、チャットボットの特性をしっかり捉えることが大切です。

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視聴率とは?視聴率の種類やCM広告費との関係性を解説

視聴率

一口に視聴率といってもさまざまな種類に分かれ、どの視聴率を指標とするかは時代とともに変化しています。CM出稿する番組がどのくらいの視聴率なのかは、CMの効果にも影響があります。

ここでは、視聴率の種類を説明するとともに、CMを制作する上で重要となる視聴率、CM広告費への影響などを詳しく解説していきましょう。

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視聴率とはどのくらい番組が視聴されたかを示す推定値

視聴率とは、調査対象となる世帯や個人において、どのくらいがその番組を視聴したかを示す推定値です。

視聴率といってもさまざまな種類がありますが、一般的にはリアルタイムで見られ、かつ世帯ごとに視聴率を測る世帯視聴率のことを「視聴率」と呼んでいます。

視聴方法ごとの視聴率の種類

視聴率は、視聴方法によって3種類に分けられ、それぞれ計測されています。リアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率、総合視聴率について、どのような視聴方法になるのか、確認しておきましょう。

視聴率

リアルタイム視聴率

リアルタイム視聴率とは、地上波またはBS放送の番組やCMがリアルタイムでどのくらい見られたかを表す視聴率です。テレビ局では、最も重視してきた視聴率です。

タイムシフト視聴率

タイムシフト視聴率とは、録画したテレビ番組を見た視聴率です。オンエアから7日間(168時間)以内に録画番組がどれくらい再生されたかを表します。録画してから視聴するというスタイルが視聴者の中で定着するとともに、タイムシフト視聴率は重視されるようになってきました。

総合視聴率

総合視聴率とは、リアルタイム、タイムシフトのどちらかで視聴した合計の視聴率を指します。どちらか一方で視聴しても1カウント、両方で視聴した場合でも1カウントとして計上します。総合視聴率は、番組ごとの視聴の広がりを示す指標といえます。

世帯視聴率と個人視聴率

視聴率には、「世帯視聴率」「個人視聴率」といった分け方がありますので、それぞれどういったものか解説していきます。

世帯視聴率とは、調査対象の世帯のうち、どれくらいの世帯がその番組を見ていたかを示す数値です。世帯ごとのため、家族全員が見ていた場合でも1カウントとして計測されます。

個人視聴率は、人単位で視聴率を計測した数値です。調査対象の家族(4歳以上)の中で、何人がその番組を見ていたかを示します。また、測定器に個人データを入れることで、視聴者の年齢、性別、職業などのデータも取ることができます。

従来は世帯視聴率が視聴率の指標とされていましたが、近年は個人視聴率へシフトしている傾向にあります。これは、テレビが「一家に一台」という時代ではなくなり、各部屋にテレビがある家庭が増えたという時代の流れによるものです。世帯視聴率だけでは実態の把握が不十分となり、個人視聴率が新たな指標となりつつあります。

視聴率の計測方法

視聴率の概要を説明してきましたが、視聴率はどのように計測されているのでしょうか。ここからは、テレビ番組の視聴率調査を行っている「ビデオリサーチ」による、2種類の視聴率の計測方法をご紹介します。

ピープルメータシステム

ピープルメータシステムとは、ピープルメータという専用の測定器をテレビに取り付け、視聴率を計測する方法です。家庭内にある8台までのテレビの視聴状況を計測することができ、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率を世帯別・個人別に計測します。

オンラインメータシステム

オンラインメータシステムとは、オンラインメータという専用の測定器を設置し、視聴率を計測する方法です。オンラインメータシステムは、テレビのON・OFFをもとに集計を行うため、世帯視聴率しか算出することができません。

日記式アンケート

日記式アンケートとは、対象世帯に調査票を配布し、テレビの視聴状況を個人単位で毎日記入してもらう方法です。毎日の視聴状況を5分刻みの記入欄に記入し、1週間分をまとめて集計、個人視聴率報告書にて結果を公表します。日記式アンケートは、現在は限られた地区で実施されています。

視聴率を指標として効果的なCM出稿を

視聴率は、CM出稿の際に重要な指標となります。ただしCM効果を得るためには、自社のターゲット層が見る番組や時間帯を視聴率データから見極め、ターゲットの心に響くCMを流すことが必要です。そのためには広告代理店ときめ細かな戦略を立てていきましょう。

なお、ナイルでは大手広告代理店と提携し、テレビCM支援を行っています。効果が出ないCMを出稿し続けることがないように、ナイルが広告代理店との交渉をお手伝いさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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Googleウェブ検索における画像コンテンツの扱いに関して

本日のSEOニュース(2021年10月28日収集分)

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

本日は「ウェブ検索における画像コンテンツの扱い」に関する考え方などの3つをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

前回のニュース(2021年10月20日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①Google「”ウェブ検索においては”画像の内容を気にしません」

記事紹介:Google Doesn't Care What's In An Image
(Search Engine Journal)

お役立ち度:★★★☆☆

ナイルのひとこと
誤解を招かないように先んじて記載しておくと、「画像が重要ではない」という話ではありません。ユーザーにとってわかりやすいコンテンツを目指す上で、一定の画像コンテンツは必須だと思います。

その上で今回の話は、ウェブ検索のアルゴリズムにおいては「素晴らしい画像や退屈な画像である」などの判断を加えないという話です
ページ上に有名な写真家の写真があっても、ストック画像があってもそこには差異を見いださないというニュアンスです。

また、遅延読み込みなどで画像が認識されない可能性があると思われる場合は、構造化データを付与しておくと、画像を検索エンジンは認識できるとのことです。

画像は検索エンジンだけではなく、むしろユーザーのために設置するものです。 今後も、ユーザーが必要とするか?ユーザーがその画像を読むことで理解が進むか?などの観点で作ればいいと私は思います。

②質の高いコンテンツとは?

記事紹介:Google Offers a Definition of Quality Content
(Search Engine Journal)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
先にGoogleのジョン・ミューラー氏の説明を見てみましょう。

質の高いコンテンツは単なるテキスト以上のものを意味します。
これには画像、レイアウト、すべての表示方法、ページ速度、その他の要素が含まれます。ユーザーエクスペリエンスや、サイト訪問者への情報の配信方法にも関連しています。
https://www.searchenginejournal.com/google-offers-a-definition-of-quality-content/424644/ より引用の上翻訳

一般的に考えられている質の高いコンテンツよりも、その道は険しいようです。
単純にテキストコンテンツを追加したり、リライトしたりするだけでなく、そもそもの読みやすさや表示速度、理解を促進させる画像や動画など、目的に合わせて様々な手段を用いないと、質の高いコンテンツには至らないのかもしれません。

レイアウトや表示速度などは多くのサイトで改善の余地があるかと思います。テキスト周りはそれなりにやりきったと考えている方は、そうした全体的な質の高さを目指してみて下さい。

③2021年は昨年よりも順位変動が激しい

記事紹介:Google search results are more volatile this year than last year, says data provider
(Search Engine Land)

お役立ち度:★★☆☆☆

ナイルのひとこと
SEOを始めとしたツール「SEMRUSH」が出したデータによると、昨年に比べ2021年は順位変動の割合が大きいとのことです

あくまで、これは検索結果全体におけるデータであり、全体の順位変動が大きくても、自社サイトはほとんど変動がないということはよくあります
SEMRUSHMOZCAST のような順位の傾向を測定できるツールを参考にしつつ、自分のサイトはどうか?というポイントを忘れないようにしましょう。

最後に

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。

また、SEO情報やセミナー情報などを配信しているメールマガジンもご用意しておりますので、よろしければご登録ください。

※もしSEOでお困りであれば、こちらのお問い合わせからお気軽にご相談ください!

前回のニュース(2021年10月20日収集分)はこちらから

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今後も種類を増やしていきますので、よろしければご覧になって下さい。

Googleウェブ検索における画像コンテンツの扱いに関して【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

オウンドメディア制作で押さえておきたいポイントとは?

オウンドメディア 制作

オウンドメディアを立ち上げて、たくさんのユーザーに向けて情報を発信していきたい。しかし、何から始めたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、オウンドメディアの制作・立ち上げに向けて、具体的にどのようなことをすればいいのかを解説していきます。

 

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オウンドメディア制作に必要な準備

オウンドメディアを立ち上げるには、入念な準備が不可欠です。どのような準備をすればいいか、6つのステップに沿って進めていきましょう。

オウンドメディア 制作

STEP1 目的を設定する

オウンドメディア制作において最も大切なことは、目的を設定することです。例えば、オウンドメディアの目的をブランド力の向上にするのか、新規顧客の獲得にするのかでも、オウンドメディアの方向性や内容は大きく変わります。

オウンドメディアを運営することで、自社のどのような課題を解決したいのかをまず明確にしてください。オウンドメディアの目的が明確でないと、適切な運営体制が整わなかったり、社内の理解が広がらなかったりして、失敗につながる可能性があります。

STEP2 ペルソナを設定する

オウンドメディアの目的を決めたら、ターゲットを定めます。ターゲットとなるユーザー像は具体的であるほど、オウンドメディアを運営する上で効果的です。

ターゲットを具体的に掘り下げるためには、ペルソナを設定しましょう。ペルソナとは、氏名や年齢、出身地や住所、職業、趣味、家族構成など、あたかもその人物が実在しているかのように、プロフィールを作成していくものです。実際のターゲットに近い人にインタビューして、ペルソナを設定してみてもいいでしょう。

具体的に設定されたペルソナから、その人がどのような課題や悩みを抱いているかを想像してください。その課題や悩みの解決に貢献するコンテンツを提供できれば、ターゲットにとって魅力的なオウンドメディアになります。

STEP3 カスタマージャーニーを作成する

次に、カスタマージャーニーを作成しましょう。ターゲットはどんな課題に直面し、何を考え、何を感じ、どんな行動を起こすのでしょうか。カスタマージャーニーとはターゲットが時系列的に体験する「旅」、つまり一連の思考や感情、行動のプロセスを目に見える形に描いたものを指します。

ターゲットの思考・行動プロセスを可視化して俯瞰することで、いつどんな場面で商品・サービスとの接点が生まれるのかをイメージできるため、情報を伝えるべき適切なタイミングやシーンを絞り込みやすくなります。

商品・サービスの購入といった「旅の終着点」を設定したら、ターゲットに関する情報を収集して、ペルソナが終着点に向かうまでの旅のストーリーを描き、自社との接点となりうるポイントを洗い出しましょう。自社にとって都合のいいものにならないよう、あくまで客観的な情報に基づいてカスタマージャーニーを作成してください。

STEP4 コンセプトを決める

複数あるコンテンツの方向性を揃え、オウンドメディア全体を貫く統一感を生み出すには、コンセプトが必要です。コンセプトを制作チームで共有し、コンセプトに基づいたコンテンツ方針を設計し、各コンテンツの内容を考えるように徹底しましょう。

おすすめしたいのは、SWOT分析を行い、自社の提供できる価値を洗い出す方法です。SWOTとは、自社の強み(Strength)や弱み(Weakness)、機会(Opportunity:目的達成に有利に働く外的要素)、脅威(Threat:競合との関係性など)の頭文字をとった言葉になります。自社が提供できる価値がターゲットのどんなニーズを満たせるのかを考え、言語化してオウンドメディアのコンセプトとします。

STEP5 集客チャネルを設計する

続いて、ターゲットの行動を踏まえて、どのようなチャネルを通じてオウンドメディアに流入してもらうのかを設計していきます。良質なコンテンツがあれば、自然とユーザーからのアクセスが増えるわけではありません。どのように集客するのかをしっかりと検討し、目的達成までの経路を設計する必要があるのです。

検索エンジンやSNS、ウェブ広告といった複数のチャネルのうち、どれを重視するかで、コンテンツの作成方針も変わります。

例えば、検索エンジンを重視するならSEOを意識して、ターゲットが抱える課題に関連するキーワードの選定とキーワードに基づいたコンテンツが必要です。SNSを重視するのであれば、商品・サービスの特性にマッチしたプラットフォームを検討し、プラットフォームの特性に合わせたコンテンツを作成します。

STEP6 コンテンツの制作方針を決める

ペルソナやカスタマージャーニー、コンセプトを踏まえ、コンテンツの制作方針を決めます。カスタマージャーニーのどの部分に応えるコンテンツなのか、それぞれのコンテンツの目的は何なのか、コンテンツの具体的な役割を明確にして制作に入ります。

オウンドメディア構築にCMSを活用するメリットとは?

オウンドメディアのサイト構築には、CMS(Contents Management System)を用いることをおすすめします。CMSとは、テキストや画像、デザインの情報を一元管理できる、コンテンツ管理システムのこと。オウンドメディアのサイト構築で、CMSを活用するメリットを紹介します。

メリット1 記事のアップロードが簡単にできる

メリットの1つ目は、簡単に記事のアップロードができることです。HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、管理画面から記事の新規作成、テキストの入力や修正、画像の挿入などができるので、チームメンバーや外部スタッフが分担して運営することが可能になります。

メリット2 デザインやカスタマイズの自由度が高い

2つ目は、デザイン・カスタマイズの自由度が高いことです。後述するWordPressなどのCMSにはあらかじめ多彩なテンプレートが用意されていますし、HTMLやCSSに通じていれば、さらに自由度の高いデザインも実現できます。

メリット3 コストが抑えられる

コストを抑えられる点は、CMSの大きなメリットといえます。無料のテンプレートを使い、保守管理まで含めて自社で運営できるなら、負担はサーバー代とドメイン代のみとすることさえ可能です。なお、サーバー代は月額1,000円程度、ドメイン代は月額200円程度から使用することができます。

CMSの3つのタイプを紹介

このようにメリットの多いCMSには、主にオープンソース型、パッケージ型、クラウド型の3タイプがあります。それぞれの特徴を確認して、自社のリソースに合わせて最適なタイプを選びましょう。

オウンドメディア 制作

オープンソース型CMS

オープンソース型CMSはソースコードが公開されており、無料で使用できるのが最大のメリットです。さらに、さまざまなプラグインも開発されているので、HTMLやCSSを使えれば自由にカスタマイズや機能拡張が可能です。オープンソース型CMSの代表例として、WordPressがあります。

デメリットは、開発ベンダーによるサポートを受けられないことです。構築や保守において不明点が出てきた場合、自力で解決するか、外部パートナーの力を借りるかする必要があります。またリスクとして、ソースコードが公開されていることを悪用した第三者が脆弱性を利用した攻撃を行うケースが挙げられます。

パッケージ型CMS

パッケージ型CMSは、ベンダーが開発した完成品のCMSです。CMSライセンスを購入後、自社サーバーにインストールして使用を開始します。

パッケージ型CMSは導入に当たり初期費用やライセンス利用料がかかりますが、自社開発よりも短期間でのオウンドメディアの立ち上げが可能となります。また、開発ベンダーによるサポートが受けられるので、不明点や不具合が発生しても安心です。

クラウド型CMS

クラウド型CMSは、インターネット経由で使用できるタイプのCMSです。CMSをサーバーにインストールする必要がないので、短期間でオウンドメディアを立ち上げることができます。また、開発ベンダーが常時アップデートしてくれるため、セキュリティや保守管理の面でも有利です。

一方で、ベンダーには月額で使用料を払う必要があります。また、オープンソース型CMSほど、カスタマイズや機能拡張を自由に行うことはできません。

オウンドメディア成功の鍵は入念な準備と制作体制

オウンドメディアを立ち上げ、効果的に運用するには相応の準備と時間を要します。社内のさまざまなリソースを巻き込みつつ、外部スタッフの活用も必要に応じて検討しましょう。

また、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

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  • 2.質を担保できない
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  • 4.人手不足・スキル不足

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世帯視聴率とは?CM制作への活用法や個人視聴率との違いを解説

世帯視聴率

世帯視聴率とは、どれくらいの世帯がその番組を視聴したかを示す数値です。ネットニュースや新聞記事などで「視聴率〇%台で好スタート」というような見出しを見かけますが、この視聴率は世帯視聴率のことを指しています。

ここでは、世帯視聴率の算出方法や個人視聴率との違いを説明するほか、CM出稿における世帯視聴率の問題点と活用法を解説します。

 

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世帯視聴率とはどのくらいの世帯が視聴しているかを示す推定値

世帯視聴率とは、調査対象の世帯のうち、どれくらいの世帯がその番組を視聴していたかを示す推定値です。番組視聴率や時間帯視聴率は、1分単位で計測された世帯視聴率をもとに集計されています。

世帯視聴率は、世帯の中でも個人それぞれが視聴するようになっている現状だと、視聴実態を把握することが難しい指標といえます。しかし、世帯視聴率が不要になったわけではありません。

CM出稿においては、例えば同じ番組を時系列で比較するときには、世帯視聴率を活用することができます。例えば、2021年の東京五輪の視聴率と、1964年の東京五輪の視聴率を比較する場合、当時の指標に合わせた世帯視聴率を用いれば、時間の経過順にデータを並べ、視聴動向を把握することができます。そのため、長寿番組といわれるような20年、30年と続く番組の視聴率を時系列で比較したいときは、世帯視聴率が活用しやすいのです。

世帯視聴率の調査方法

世帯視聴率は、ピープルメータという測定器をテレビに取り付けて測定します。調査する内容は、リアルタイムで視聴された世帯視聴率、タイムシフトで視聴された世帯視聴率です。タイムシフトとは、録画番組の7日以内の再生率を指します。

ピープルメータは1台で家庭内にある8台までのテレビの視聴状況を測定できます。しかし、世帯視聴率の計測は、あくまでも世帯単位のため、テレビの台数は世帯視聴率に影響しません。

例えば、家庭内のテレビ2台で同じ番組をつけていても、家を基準にしているので、1カウントとなります。また、家族全員で同じ番組を視聴していたとしても、1としてカウントされます。

世帯視聴率の算出方法

世帯視聴率は、どのように算出されるのでしょうか。個人の視聴状況を示す「個人視聴率」の算出方法と比べながら、世帯視聴率の算出方法を確認していきましょう。

世帯視聴率の算出方法

世帯視聴率は、家単位で測定するため、調査対象の世帯数が母数となります。以下の図のような視聴状況だとします。

世帯視聴率

■番組Aの世帯視聴率

調査対象の6世帯のうち、4世帯が番組Aを視聴している場合、世帯視聴率は66.66%となります。

4世帯÷6世帯=66.66%

■番組Bの世帯視聴率

6世帯のうち、2世帯が番組Bを視聴している場合、世帯視聴率は33.33%となります。

2世帯÷6世帯=33.33%

■番組Cの世帯視聴率

6世帯のうち、2世帯が番組Cを視聴している場合、世帯視聴率は33.33%となります。

2世帯÷6世帯=33.33%

個人視聴率の算出方法

個人視聴率は人単位で測定するため、調査世帯の合計人数が母数となります。以下の図のような視聴状況の場合、母数は16人です。

世帯視聴率

■番組Aの個人視聴率

16人中6 人が番組を視聴しているので、個人視聴率は37.5%となります。

6人÷16人=37.5%

■番組Bの個人視聴率

16人中3人が番組を視聴しているので、個人視聴率は18.75%となります。

3 人÷16人=18.75%

■番組Cの個人視聴率

16人中4人が番組を視聴しているので、個人視聴率は25%となります。

4人÷16人=25%

なお、個人視聴率は、全体人数をかけることで視聴人数を求めることもできます。番組Cの個人視聴率は25%、視聴人数は4人となります。

25%×16人=4人

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世帯視聴率の問題点とは?

世帯視聴率のはじまりは1960年代です。当時、テレビは一家に一台で、録画機もない時代でした。 しかし現在は、テレビを複数台持つ家も珍しくなく、録画機や録画機能つきテレビはもちろんのこと、見逃し配信なども登場し、さまざまな視聴スタイルが生まれています。世帯視聴率では実態に即した視聴データを把握できない、との声がテレビ局やCM広告主から多くあがっていました。

視聴率をビジネスに利用する番組側やCM広告主からすれば、どのような年齢層の人が何人視聴しているのかはマーケティングにおいて把握しておきたいところです。しかし、世帯視聴率では誰が視聴しているのか、何人視聴しているのかを知ることができません。

そのため、個人の視聴を性別や年代ごとに把握できる「個人視聴率」を新たな視聴率の指標とするテレビ局が増えているのです。

視聴率は世帯と個人、両方の活用を

視聴実態の把握には、世帯視聴率より個人視聴率のほうが時代に合っているといえます。しかし、CM出稿においては世帯視聴率と個人視聴率、両方を把握しておくといいでしょう。

なお、ナイルでは大手広告代理店と提携し、テレビCM支援を行っています。最適なCMを出稿できるよう、広告代理店との交渉をお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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世帯視聴率とは?CM制作への活用法や個人視聴率との違いを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

個人視聴率とは?世帯視聴率との違い、コア視聴率について解説

個人視聴率

個人視聴率とは、世帯のうちの何人がその番組を見ていたかを示す数値です。 ここでは、個人視聴率の調査方法や算出方法を紹介するとともに、M1~F3層、コア層など、個人視聴率の種類についても詳しく解説します。

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個人視聴率とはどのくらいの人が見ていたかを示す推定値

個人視聴率とは、調査対象の家族(4歳以上)の中で、何人がその番組を視聴していたかを示す推定値です。人数だけではなく、測定器に個人データを入力することで年齢や性別、職業などの詳細なデータを取ることができます。

個人視聴率

個人視聴率を指標とすることで、より詳細な視聴実態を把握できるようになります。テレビCMを出稿する場合も、ターゲット層に向けて効率よくCMを流せるため、個人視聴率を参考にしたいところです。

もともと個人視聴率は、テレビ局や広告代理店、広告主などの視聴率をビジネスに利用する側の要望があって生まれたものなので、ターゲットを的確に捉えることのできる個人視聴率は、CM出稿において意識すべき数値といえます。

個人視聴率の調査方法

個人視聴率の調査方法は、ピープルメータという機器をテレビに取り付けて計測します。ピープルメータに個人データを登録すれば、視聴者の性別、年齢、職業などを把握することができます。視聴の際は、リモコンの個人識別ボタンを押してから視聴してもらうことになります。

「リアルタイム視聴率」に加えて、録画番組の7日以内の再生率を示す「タイムシフト視聴率」を計測することが可能です。

個人視聴率の算出方法

視聴率には個人視聴率のほかに、世帯ごとの視聴状況を示す「世帯視聴率」があります。家単位の世帯視聴率と、人単位の個人視聴率では視聴率の算出方法が異なります。そのため、個人視聴率は、世帯視聴率よりも高く算出されたり、低く算出されたりすることがあります。それぞれの具体例を確認しておきましょう。

世帯視聴率より個人視聴率が低くなる例

世帯視聴率より個人視聴率が低くなるケースを見ていきましょう。

8世帯(20人)のうち、4世帯7人がテレビを視聴していたとします。この場合の世帯視聴率は、4世帯÷8世帯=50%となります。個人視聴率は、7人÷20人=35%となり、個人視聴率のほうが低く算出されます。

個人視聴率

世帯視聴率より個人視聴率が高くなる例

世帯視聴率より個人視聴率が高くなるケースです。8世帯20人という条件下で、今度は4世帯13人がテレビを視聴していたとします。世帯視聴率は、4世帯÷8世帯=50%と変わりません。しかし個人視聴率は、13人÷20人=65%となり、高く算出されます。

個人視聴率

個人視聴率とコア視聴率

個人視聴率は、対象世帯の全人数を母数としているため「個人全体視聴率」とも呼ばれています。実は、個人視聴率には種類があり、個人全体視聴率のほかに、性別や年代ごとの人数を母数とした「区分ごとの個人視聴率」、さらにターゲット層に焦点をあてた「コア視聴率」があります。

区分ごとの個人視聴率とコア視聴率について、それぞれ確認していきましょう。

区分ごとの個人視聴率とは

区分ごとの個人視聴率とは、視聴者を性別・年代別などの特性で区分化し、その区分の中で何人が番組を視聴したかを表す視聴率です。以下の表は、区分名と、対象の性別・年代を一覧化したものです。

例えば、M1層(男性・20歳~34歳)の個人視聴率を出したい場合、番組を視聴したM1層の人数をM1層の総数で割ることで求められます。

区分名
対象の性別・年代
M1層
男20~34歳
M2層
男35~49歳
M3層
男50歳以上
F1層
女20~34歳
F2層
女35~49歳
F3層
女50歳以上

C層またはK層

(Child・Kids)

(男女ともに)4~12歳
T層(Teens)
(男女ともに)13~19歳

コア視聴率とは

コア視聴率とは、「コア層」と呼ばれる13歳~49歳の男女の個人視聴率を指しています。区分名でいうところのT層とM1~M2層、F1~F2層に該当します。

「コア」は物の中心部という意味を持ち、視聴率においては、その番組のターゲット層を指しています。コア層は、特に商品購買意欲の高い視聴者層とされています。そのため、コア視聴率はテレビCMを出稿する上で見逃すことのできない指標です。

個人視聴率の活用でCM効果を最大に

個人視聴率は、CMの出稿において重要な指標となります。さまざまな角度からも分析し、ターゲットの心に刺さるようなCMを作っていきましょう。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、テレビCMについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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サイトリニューアルの効果とは?得られるメリットを解説

サイトリニューアル 効果

サイトの状況をよくし、集客や売上の向上を目指すため、サイトリニューアルを検討する企業は少なくありません。しかしその一方で、サイトリニューアルが具体的にどのような効果をもたらしてくれるのか、細かく把握できている方はあまり多くないのではないでしょうか。

ここでは、サイトリニューアルの効果について、得られるメリットを解説していきます。

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サイトリニューアルで得られる効果とは?

まずは、サイトリニューアルで得られる代表的な効果について確認していきましょう。

サイトリニューアル 効果

効果1 ブランディング強化につながる

古いサイトは、使い勝手が悪かったり、セキュリティ対策が十分でなかったりと、ユーザーに不満を抱かせてしまうことが少なくありません。また単純にデザインが古くさいものであれば、旧時代的な会社だと思われてしまうこともあるでしょう。サイトリニューアルをしてデザインやシステムを最新のものにアップデートすることは、企業の印象がよくなることにつながり、ブランディング強化の効果があります。

効果2 導線がわかりやすくなる

古いサイトは、どうしても情報量が多くなり、サイト内の導線がわかりにくくなりがちです。

例えば、ECサイトで商品購入というゴールに至るまでの導線が複雑化してしまっていては、売上にも大きな影響を与えてしまう可能性があります。こうしたサイト内の導線をわかりやすく整理できるのも、サイトリニューアルの効果のひとつです。ユーザーにとって使いやすい、ゴールへと至りやすいサイトに改善することができます。

効果3 スマートフォン対応を実装しやすい

インターネットを使うとき、今やスマートフォンを活用することがあたり前です。そのため、スマートフォンに対応していないサイトは、それだけでユーザー離れを引き起こしてしまう可能性があります。

サイトリニューアルによってスマートフォン対応を実装すれば、より多くのユーザーを獲得するのに非常に効果的であるといえます。

効果4 表示速度が改善しやすい

ページの表示速度を改善することによって、ユーザーにストレスを感じさせないようにするのも、サイトリニューアルによって得られる重要な効果の一つです。ページの表示速度は、直帰率に大きな影響を与える可能性があり、表示速度が遅くなればなるほど、ユーザーの直帰率が上がる傾向にあります。せっかく興味を持って訪問してくれたユーザーを、表示速度が原因で離脱させてしまうのは、非常に損なことです。サイトリニューアルの際は表示速度の改善にも着目するようにしましょう。

効果5 サイト構造を見直すことでSEO効果につながる

導線がわかりにくいとユーザーが混乱するのはもちろんですが、それと同時に検索エンジンも混乱してしまい、思い通りの評価を得られていない可能性があります。しかし、サイトリニューアルによってしっかりとサイト構造を見直せば、検索エンジンがわかりすいサイトにすることができます。サイトリニューアルは、SEOにも効果を発揮してくれる可能性があるのです。

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サイトリニューアルで考慮すべき注意点

さまざまなメリットをもたらしてくれるサイトリニューアルですが、その一方でデメリットになり得るポイントもあることを忘れてはいけません。ここからは、サイトリニューアルで考慮すべき注意点について紹介します。

サイトリニューアル 効果

注意点1 まとまった予算が必要になる

サイトリニューアルを行う範囲にもよりますが、規模が大きければ大きいほど、そこにかかる予算は増えていきます。そのため、サイトリニューアルによってどのくらいの効果が見込めるのか、投資した分をしっかり回収できるのかをじっくり検討した上で、サイトリニューアルを進めなければなりません。

注意点2 リニューアル完了まで一定の期間を有する

サイトリニューアルは1日2日で作業が完了するようなものではなく、少なくとも数ヵ月の期間は必要になることを忘れてはいけません。いつまでにリリースしたいのかを定め、そこから逆算していきながら、一つひとつの作業を漏れなく進めていくことが大切です。

注意点3 デザイン変更だけで効果が上がるわけではない

ただ単純にデザインをリニューアルしただけでは、構造や中身を変えていないと、大きな効果を実感することはできません。場合によっては、サイトの印象が変わってしまったことで、ユーザーが離れてしまう可能性もあるでしょう。サイトリニューアルにおけるデザイン変更は、あくまでもひとつの要素です。デザインも含めたサイト全体を、しっかり改善するようにしましょう。

注意点4 サイトリニューアルが改悪になる可能性もある

サイトリニューアルを行うことに意味があるわけではありません。ユーザー心理や検索エンジンのことを熟慮し、それに応じた対策を施して、サイトリニューアルは初めて効果を発揮するものです。現状のサイトが抱える課題やその解決策についてしっかり検討しないままリニューアルを進めてしまっては、改悪になってしまう場合もあるでしょう。なぜサイトリニューアルをするのか、どういった点を改善すべきなのか、といったことをしっかり精査して実行するようにしてください。

事前準備をしっかりと行い、サイトリニューアルの効果を最大化しよう

じっくりと練られた上で実行されるサイトリニューアルは、さまざまなメリットをもたらしてくれます。しかしその一方で、熟慮できていないリニューアルは、デメリットばかりが目立つ結果になってしまうことも。事前準備をしっかりと行った上で、計画的にサイトリニューアルを進めるようにしましょう。

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サイトリニューアルの費用はどのくらい?相場や内訳について解説

サイトリニューアル 費用

サイトリニューアルを検討しているものの、どのくらいの費用がかかるのかわからないという方は多いのではないでしょうか。サイトリニューアルの費用は、依頼する制作会社やリニューアルの内容によって変動するものですが、おおよその相場は存在します。

ここでは、サイトリニューアルの費用の相場や内訳のほか、費用を抑えるためのポイントを解説します。

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サイトリニューアルにかかる費用

サイトリニューアルにかかる費用は、依頼する制作会社やリニューアルの内容によって変動します。おおよその目安になる費用ごとに、どういったサイトリニューアルが実施できるのか、確認していきましょう。

サイトリニューアル費用:10万~50万円程度

10万~50万円程度でサイトリニューアルをする場合、依頼先はフリーランスや小規模のシステム・制作会社が中心になります。サイトリニューアルでできる内容は、限られた範囲の機能実装やデザイン刷新が基本となります。この価格帯では複雑なシステムが必要な改修や、サイト全体のデザイン刷新は難しいといえます。また、原稿や写真といった素材は依頼者側が用意するケースも多いです。

サイトリニューアル費用:50万~100万円程度

50万~100万円程度の場合、依頼先は中小規模のシステム・制作会社が中心になります。小規模なサイトであれば、サイト全体のリニューアルを行うことができる価格帯です。中規模・大規模のサイトであれば、限定的な新機能追加やシステム組み込みも可能になります。しかし、サイトリニューアルの価格としてはかなり抑えられているため、大幅な効果改善につながる機能実装は難しいかもしれません。

サイトリニューアル費用:200万~1,000万円

200万~1,000万円程度は、サイトリニューアルの費用のボリュームゾーンといえます。制作期間は半年程度を見込んでおくといいでしょう。依頼先は中規模・大規模のシステム・制作会社が中心となります。

大幅な機能改修・追加やデザイン刷新が可能です。企業や商材のブランディングも実施することができ、サイトリニューアルを通して大きな効果改善を見込むことができるでしょう。

サイトリニューアル費用:1,000万円~

1,000万円以上であれば、大規模かつ自由なサイトリニューアルが可能です。すべてのページのデザインを刷新し、機能やシステムの根本的な改修も実現できるでしょう。SEOの内部対策やコンテンツマーケティング、動画マーケティング、ブランディングなど、ほかの施策を同時に取り入れることも検討しやすくなります。

一方、予算が潤沢だからといって、本来は必要のない改修や機能実装を行ってしまっては本末転倒です。サイトの課題を分析し、何に優先して予算を投下すべきか十分に吟味して、費用対効果を高めることを心がけましょう。

サイトリニューアルの費用の内訳

サイトリニューアルには、ディレクションやSEO、デザイン制作など、さまざまな費用がかかります。ここからは費用の内訳について具体的に見ていきましょう。

サイトリニューアル 費用

ディレクション費用

ディレクション費用は、リニューアルプロジェクトを円滑に進めるための費用です。システムエンジニアやウェブデザイナー、ライター、カメラマンなどサイトリニューアルに関わるスタッフをまとめ、スケジュールや品質を管理したり、依頼主と打ち合わせを行い、要望をまとめたりするのがディレクションの役割です。

SEO費用

サイトリニューアルにはSEOが必要不可欠と言っても過言ではありません。戦略的に狙うべきキーワードを分析・選定し、サイトのディレクトリ構造やタグを見直したりすることで、検索エンジンでの上位表示を目指すのがSEOです。SEOで結果を残すためには、SEOの実績が豊富な制作会社やコンサルティング会社に依頼することが重要になります。本格的なSEOに取り組む場合、月額50万円以上が費用の目安になります。

コンテンツ制作費用

SEOを意識したコンテンツや、ユーザーが求めるコンテンツを制作するための費用です。サイトはコンテンツの集合体です。良質なコンテンツを掲載することが、ユーザー満足度と検索エンジンからの評価の向上につながります。1記事あたり数万~10万円程度が相場です。

デザイン費用

サイトのデザイン制作費用です。どれだけ優れたコンテンツであっても、使いづらいデザインであればユーザーの離脱を招いてしまいます。また、企業や商材のブランディングにも関わる部分なので、魅力を最大限に伝えられるユーザビリティに優れたデザインを目指しましょう。

コーディング費用

コーディングはサイトを作る上で欠かせない工程です。サイトをブラウザに合わせて適切に表示し、機能を動作させるソースコードを書くための費用です。コーディングを依頼する際は、レスポンシブ対応などでスマートフォンにも表示が最適化される状態にしましょう。

テスト費用

完成したサイトが問題なく動作するかテストするための費用です。ブラウザごとにバグが発生しないか確認し、想定通りの動作が実装できているかをチェックします。動作確認の手を抜いてしまうと、ユーザーがサイトをうまく利用できず、サイトの信用を毀損してしまうことにもつながります。

分析・運用費用

サイトリニューアル後の効果分析や運用のための費用です。サイトの効果を高めるためには、効果検証が必要不可欠です。集客を最大化するための分析・コンサルティング費用は月額数万円から数十万円程度が相場です。サイトを安定的に稼働させるための保守・運用費用も、月額数万円から数十万円程度となります。

サイトリニューアルの費用を抑えるポイント

サイトリニューアルにはさまざま費用が発生しますが、予算には限りがあります。ここでは、サイトリニューアルの費用をできる限り抑えるためのポイントを紹介していきましょう。

サイトリニューアル 費用

リニューアルの目的と範囲を明確にする

まず、サイトリニューアルの目的と範囲を明確にするための準備に力を入れましょう。「デザインをかっこよくしたい」「新しい機能を実装したい」といったようなアバウトな目的を制作会社に伝えると、何をどのくらい実装すべきかわからず高額な見積もりにつながってしまう可能性が高いです。

また、受注後の要件変更が多くなりやりとりが煩雑になる可能性を見越して、高めの見積りを提出される可能性もあります。サイトリニューアルで解決したい課題や実装したい機能、デザインのイメージをできるだけ具体的にした上で、制作会社に見積もりを依頼しましょう。

複数の制作会社に相見積もりをとる

見積もりをとる際は複数の制作会社に依頼することをおすすめします。制作会社によって得意分野や価格設定が異なるため、見積もりの内容を比較検討した上で、最も費用対効果が高くサイトの課題を解決できる制作会社を選ぶようにしましょう。

サイトリニューアルの費用のポイントを抑えて見積もりをとろう

サイトリニューアルの費用の内訳は多岐にわたります。実現したいことと予算のバランスをとり、サイトリニューアルの効果を最大化できる機能やデザインを実装しましょう。また、費用の目安を理解した上で見積もりをとることで、的確な判断ができるようになるでしょう。

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サイトリニューアルの目的とは?考え方と目標設定の方法も解説

サイトリニューアル 目的

自社のウェブサイトが「古くさい」「いまいち効果が出ない」と感じた場合、サイトリニューアルを検討する必要があります。その際に重要となるのが「目的の明確化」です。「もっと印象よく」「商品を欲しくなるように」といった感覚的な目的では、具体策の検討や目標数値(KPI)の設定もままなりません。

ここでは、サイトリニューアルにおいて目的を明確化する重要性と、実際にどのようなプロセスでサイトリニューアルを考えていくべきかを解説します。

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サイトリニューアルが必要なタイミング

サイトリニューアル 目的

サイトリニューアルは、一般的に以下のようなタイミングで検討されます。

「ウェブサイトのデザインやインターフェイスが古びて時代に見合わない」
「情報が複雑化し、整理できない」

そうした、ユーザビリティを損ねた状態のときにサイトリニューアルは行われる傾向にあります。例えば、テキストや画像が小さく表示されていたり、スマートフォンでの閲覧に不向きであったりと、サイトのデザインが古くなった場合はサイトリニューアルが必要です。サイトデザインにもトレンドがあるため、時代遅れで見づらいサイトはそれだけでユーザーの信頼を損ね、離脱を招いてしまうからです。新しいブラウザや新しいバージョンのシステムに対応できず、頻繁に表示崩れが起きてしまったり、Adobe Flashのようなサポートが終了している機能を使用したりしている場合も、リニューアルで改善すべきでしょう。

また、長年のサイト運営にともなってコンテンツ量が増大した結果、構造が複雑化してしまい、どこに情報があるかがわからない場合も、解決手段のひとつとしてサイトリニューアルが考えられます。

そのほか、デザインや情報整理はできていても、何らかの原因でサイトのアクセス数やコンバージョン率が期待値に達しない場合も該当します。原因を究明し、サイトリニューアルによる改善を検討するべきでしょう。

サイトリニューアルで目的を明確化するメリット

サイトリニューアルを行う際に重要なことは、「目的を明確に定める」ことです。目的をしっかりと定めずにサイトリニューアルに乗り出してしまうと、さまざまな部署や上司からの意見に左右されて向かう方向がぶれてしまったり、成否を判断することができなくなったりしてしまいます。

目的を明確化するメリットをまとめましたので、一つひとつ説明していきましょう。

サイトリニューアル 目的

メリット1 施策が具体化される

サイトリニューアルの目的を明確にするメリットに、施策が具体化されることがあります。「コンバージョン率が低水準なので改善する」というリニューアルの目的が明確であれば、「コンバージョンページへの導線を強化する」「アクションボタンのデザインを変更してクリック率を高める」「問い合わせフォームのUIを改善する」といった具体的な施策内容になっていくのです。

そして、各施策でどの程度の改善効果を生みたいかという具体的な目標数値を決めることができ、リニューアル後に効果検証を行えるようになります。

メリット2 施策の優先順位が判断できる

サイトリニューアルの目的を明確化するメリットの2つ目は、施策の優先順位を判断しやすくなることです。

サイトリニューアルにかけられる予算には限りがあるため、あれもこれも改善しようとすることは現実的ではないでしょう。予算が限られている以上、最優先で解決すべきことを主目的に設定し、その目的に対して効果のある施策から優先的に着手することが重要です。

例えば「コンバージョン率を高める」という目的を明確にしていれば、「幅広く集客し、認知を拡大するために時事ネタを扱ったコラムを強化する」というアイデアは集客施策なので、その優先順位は低いことは明らかです。

それよりも、コンバージョンにつながりやすい見込み顧客向けのノウハウコンテンツを拡充したり、コンバージョンページのUI改善を優先したりしたほうが、目的の達成につながるでしょう。当たり前のことのようですが、目的を曖昧にしたままでは判断基準がないため、その当たり前のこともままならなくなってしまうのです。

メリット3 社内の意見を統一できる

3つ目のメリットは、社内の意見を統一しやすくなることです。

サイトリニューアルのプロジェクトを進めていると、社内メンバーからさまざまな意見や要望が出てきて収拾がつかなくなってしまうことがよくあります。もちろん各々の意見は尊重すべきですが、最終的に何の施策を実施するかは「サイトリニューアルの目的に沿っているか」で判断するべきです。むしろ、サイトリニューアルの目的が曖昧では取捨選択の判断ができず、採用しない理由を説明することも困難となってしまいます。

また、意見や要望を募る際にも、社内メンバーにリニューアルの目的を先に伝えることで、同じ方向を向いた意見が出やすくなるでしょう。

サイトリニューアルの目的を定める流れ

サイトリニューアルは感覚的に進めるのではなく、データや社内の意見などを根拠として明確な目的を打ち立てて行いましょう。そのためにやるべきことを順序だてて紹介します。

サイトリニューアル 目的

STEP1 アクセス分析して課題を明確にする

まずは、Google アナリティクスなどを用いてサイト全体のアクセス分析を実施して、課題を明確にしていきます。現状のサイト全体のPV数やコンバージョン数・率などを分析した上で、「PV数が多いのにコンバージョン率が低い」「他のページに比べて直帰率が高い」といった個別ページの課題を整理します。中でも、売上拡大や受注数増加など事業やサイト運営の目的に沿った箇所の課題を明確にしておきましょう。

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STEP2 社内でヒアリングして要望を整理する

サイトリニューアルにあたっては、社内でヒアリングを行って要望を集め、整理しておくことが肝心です。営業活動に利用するコーポレートサイトや、事業の一環として運営しているECサイトなどの場合、サイト運営担当者以外にもサイトに関わる社内メンバーがいるはずです。彼らは日常的にサイトに触れており、顧客への提案などでもサイトを活用しているため、「もっとこうすれば使いやすいのに」といった思いを抱えている可能性があります。それらの意見や要望を反映すれば、さらにサイトリニューアルが有効なものになりますので、業務上サイトに関わる社内メンバーの意見や要望をヒアリングして整理してみましょう。

STEP3 課題を解決する施策をまとめる

続いて、アクセス分析や社内のヒアリングによって明らかになった課題に対し、解決のための具体的な施策を検討していきます。「適切な商品カテゴリがないため、カテゴリを整理する」「サイト経由の問い合わせ件数が少ないため、問い合わせフォームを改善する」「電話やメールでの問い合わせが多いため、Q&Aページのコンテンツを充実させる」など、課題を解決する施策をまとめ、整理しましょう。

STEP4 目的を明文化し、目標数値を設定する

サイトリニューアルの目的を簡潔なメッセージとして明文化します。メッセージは簡潔でなければ、社内メンバーに共有しても伝わりづらいですし、リニューアル担当者自身がシンプルに理解できず後々になって方針がぶれてしまうことになりかねません。「問い合わせ件数を増やす」「ブランドのファンを増やす」といったように、誰が見てもわかりやすい目的をメッセージにしましょう。

その上で、サイトリニューアルの目標数値も設定します。「コンバージョン数を1.2倍にする」「PV数を5%アップする」といったように具体的な目標数値を定めることで、施策の成否が判断しやすく、効果検証と改善を通じてPDCAを回しやすくもなります。

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サイトリニューアルの準備段階における注意点

サイトリニューアルの準備段階として、目的や具対策、目標数値を検討するときの注意点を確認していきましょう。

サイトリニューアル 目的

注意1 コストやリソース不足にならないか

サイトリニューアルで高い目標を設定すること自体は悪いことではありませんが、コストやリソース不足により達成できなければ意味がなくなってしまいます。例えば「PV数を3倍にするためにコンテンツを200本作成する」といった目標を作った場合、対応できる社員が不足していたり、コンテンツ制作会社に依頼する予算が足りなかったりすると実現は不可能となります。サイトリニューアルの目的や目標を設定する場合、コストやリソース面で現実的に達成可能な方針であるかを考慮するようにしましょう。

注意2 ビジネスに貢献しない目的になっていないか

サイトリニューアルの目的を定めるに当たり、そもそもビジネスに貢献しないものになっていないか、必ず確認しておきましょう。サイトリニューアルは、人的にも金銭的にも膨大なコストをかけて実施するものです。それだけのコストをかけたにもかかわらず、自社のビジネスに貢献しないものであれば無駄であったと判断されかねません。

例えば、BtoBビジネスで顧客は特定の業界に限られている場合、業績アップのために認知を拡大させるべきターゲットは明らかです。それにもかかわらず、幅広い層のユーザーのアクセス拡大を目的にしてしまっては、ビジネスへの貢献度は低いと言わざるを得ません。会社の見ている方向と、サイトリニューアルの目的にズレがないよう注意しましょう。

サイトリニューアルは目的を見失わず完遂させよう

サイトリニューアルの目的は、プロジェクト進行中の指針ともなる重要なメッセージになります。最初に設定した目的を見失わず、リニューアルを成功へと導くためにも、サイトリニューアルの目的を明確にした上でプロジェクトを完遂させましょう。

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オウンドメディアを運営する3つのメリットを解説

オウンドメディア メリット

企業の中には、オウンドメディアを立ち上げて、情報発信を行い、集客しているところも目立ってきました。オウンドメディアを運営するメリットは、どのような点になるのか、解説していきます。

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なぜオウンドメディアが必要なのか

オウンドメディア(Owned Media)とは、自社が独自で運営するメディアのことを指します。なぜオウンドメディアの活用が必要になっているのでしょうか。

これまでは、既存のメディアにアプローチして、広告を出稿したり、取材をしてもらったりすることで、幅広い層の消費者に自社の商品やサービスについて、認知度を高めることができました。しかし、ウェブでの情報量が増えて、SNSが全盛期を迎える中で、従来のような一方的な情報発信では、ユーザーに届きにくくなってきています。そこで、ユーザーの知りたい情報を自分たちで発信したり、ユーザーからの声を自分たちのもとに集めたりするために、オウンドメディア運営の必要性が増しているのです。

オウンドメディアを運営する3つのメリット

オウンドメディアの運営には、どのようなメリットがあるのか、ひとつずつ確認していきましょう。

オウンドメディア メリット

メリット1 見込み顧客にリーチできる

オウンドメディアで定期的にコンテンツを発信していくことで、自社の商品・サービスに関心を持つユーザーと接触することができます。

ユーザーの行動やニーズが多様化する中、消費者みずからがウェブで検索して、情報を探すのが当たり前になりました。広告の内容をそのまま信じるのではなく、自分でさまざまな商品・サービスについて調べて、他社商品との特徴や価格を比較して、買うべきものを選択していく時代です。ユーザーにとって役に立つ情報をオウンドメディアで発信し続ければ、商品・サービスについてリサーチをしているユーザーにリーチするきっかけになるのです。

メリット2 ブランディングが実現できる

オウンドメディアでは、商品・サービスの特徴を発信してユーザーに知ってもらえるほかに、自社の理念や商品に込めた思いなどを、見込み顧客に伝えることができます。自社が打ち出すメッセージに共感してもらえれば、ブランディングにつながっていきます。

メリット3 売上の向上につなげられる

オウンドメディアに流入したユーザーは「自社が発信する情報に興味を持って訪れた人」です。自社の商品・サービスに関心がある層ともいえるわけで、オウンドメディア活用によって、売上の向上につながる可能性があります。

また、広告の場合は出稿している期間のみの掲載となり、ユーザーとの接触期間は限定的ですが、オウンドメディアで発信するコンテンツは自社の財産となります。オウンドメディアでユーザーに有益なコンテンツを発信することは、潜在層から顕在層までの幅広い集客を行っていることとイコールです。

オウンドメディアを運営する際の注意点

さまざまなメリットをもたらすオウンドメディアの運営ですが、いくつか踏まえておくべき注意点があります。メリットと合わせて、しっかりと把握しておきましょう。

オウンドメディア メリット

注意点1 すぐに効果が出ない

オウンドメディアは、コンテンツを定期的に発信することで、見込み顧客を獲得して、自社の商品やサービスへの理解を促すことが、重要な目的のひとつです。しかし、それにはやはり時間がかかります。

コンテンツ制作に時間がかかることに加えて、コンテンツが検索結果に上位表示されるまでも、数ヵ月はかかると考えておく必要があります。オウンドメディアで集客したり、売上につなげたりするのは、さらにその先のことです。

オウンドメディアの成果を出すには、立ち上げてから半年から1年以上はかかるということを、社内で共有した上で、運営をスタートさせるようにしましょう。

注意点2 コストがかかる

オウンドメディアの運営には、コストがかかります。サイトの管理費に加えて、コンテンツを定期的に発信するには、原稿料やデザイン費、取材費などが必要です。

また、コンテンツを公開した後は、反響を分析して次に活かす必要があります。分析ツールの導入や、コンサルへの相談料など、記事をより広い層に呼んでもらうためにもコストがかかります。継続的に費用が発生するため、予算を確保しておく必要があると認識しておきましょう。

注意点3 人的リソースを割かなければならない

オウンドメディアは、立ち上げたら終わりではなく、コンテンツを定期的に発信し、継続的に運用していかなくてはなりません。そのための運用体制を整えなければ、一部の人に負担がかかり、やがて更新が滞ってしまいます。コンテンツ制作はどのようなフローで行うのか、コンテンツの更新をどれくらいの頻度で行うのかを決めておく必要があります。

コンテンツのチェック体制を含めて、無理のない運用体制を確立させることは、オウンドメディア運用において必須なのです。

コンサルの力を借りてオウンドメディアを運営していく

見込み顧客にリーチできて、ブランディングや売上にもつなげられるなど、オウンドメディアのメリットは大きいです。しかし、一方で、オウンドメディアの運営にはコストがかかり、人的なリソースが必要です。それでいて、短期間では成果が出ないので、じっくり腰を据えてオウンドメディアを運用していく必要があります。もし、社内でオウンドメディア運営に精通した人がいなければ、コンサルティングに相談の上、第三者の意見を参考にしてみるのもおすすめです。

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オウンドメディアの運用代行で押さえておくべきポイントとは?

オウンドメディア 運用代行

オウンドメディアで定期的にコンテンツを発信していくには、社内体制を整えなければならず、人的リソースを割かなければなりません。そのため、オウンドメディアの運用を外部に代行してもらっているという企業もあります。では、オウンドメディアの運用代行を依頼するにはどうすればいいのでしょうか?

ここでは、オウンドメディアの運用代行で押さえておきたいポイントを解説します。

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運用代行会社はどんなことをやってくれる?

オウンドメディアの運用を代行してもらう場合には、どんなことをやってもらえるのでしょうか。それぞれ確認していきましょう。

オウンドメディア 運用代行

戦略設計

オウンドメディアの運用代行会社は、「どのようにして、オウンドメディアの成果を上げるのか」という戦略を考案してくれます。まずは、オウンドメディアを立ち上げる目的を明確にして、そのためには、どんなコンテンツをどのように発信していくべきなのかを整理していきましょう。オウンドメディアに適したユーザー像の詳細をペルソナとして設定した上で、ウェブ上での動きを分析するカスタマージャーニーを作成。

感覚に頼るのではなく、データにもとづいた上でオウンドメディアの戦略を設計してもらえます。

コンテンツ制作

運用代行会社に依頼した場合、オウンドメディアの肝となるコンテンツ制作を、外注することが可能です。運用代行がキーワードの選定やコンテンツの設計を担当し、記事は抱えているライターに外注に委託するのが一般的です。

文章のプロであるライターに依頼することで、コンテンツのクオリティが高まるため、社内制作に比べて内容チェックの負担も軽減します。何よりSEOにもとづいたコンテンツを作成してもらうことで、成果にもつながりやすくなるといえるでしょう。

分析や改善

定期的にコンテンツを発信しながら、アクセス状況を確認する分析も、運用代行会社が行うケースがあります。コンテンツは発信すること自体が目的化しがちですが、オウンドメディアの目的に沿った成果が上げられたかどうかが重要です。もし、期待した成果が得られなければ、原因を分析して、次の記事の作成にあたっての参考にします。

社内制作であっても、Googleアナリティクスやそのほかの分析ツールを使って、振り返りは行うべきですが、コンテンツの更新に追われて手が回らないことがあったり、自分でコンテンツを制作しているがゆえにバイアスがかかりやすかったりします。

オウンドメディアの運用代行のデメリット

オウンドメディアを効率的に運用できるという点では、運用代行に依頼するメリットは大きいといえますが、一方で、デメリットもあります。オウンドメディアの運用代行について、いくつかのデメリットについて確認していきましょう。

費用がかかる

オウンドメディアの運用代行では、当然のことながら費用がかかります。戦略設計、コンテンツ制作、分析とすべての工程を依頼する場合が最も費用が高くなるので、予算が厳しい場合は、部分的に外注するといった方法があります。

コンテンツ制作は社内のメンバーで行うようにして、外部の客観的な目線で、戦略立案と分析のみを依頼するという方法もあるでしょう。コンテンツ制作に苦労している場合は、コンテンツ制作を外注して、戦略立案や分析は社内で行うという方法もあります。

どの工程を外部に任せるかによって、見積もりも変わってきます。ざっくりとした予算を伝えて、どういった方法があるか、お互いにすり合わせていくと、良い協力体制が築けるでしょう。

ノウハウが蓄積されない

外部にオウンドメディアに運用代行をしてもらうということは、戦略立案やコンテンツ制作、分析などについて、社内でノウハウを蓄積しづらいということでもあります。もし、また別のオウンドメディアを立ち上げる際も、同じように運用代行を依頼しなければならないので、どうしても費用は高くつきます。

運用代行を依頼する場合でも、依頼内容を把握して、しっかりと説明を受けて、社内報告書としてまとめることで「ノウハウがまったく蓄積されない」といった事態は回避できるでしょう。いずれにしても、外部に依頼するということは、その分だけ社内ではコントロール外のことが増えるということ。くれぐれも信頼できる代行会社を見極めて、依頼するようにしてください。

運営代行先との情報共有に時間がかかる

オウンドメディアの運営代行を依頼する場合、情報共有に時間がかかるのは、デメリットのひとつといえるでしょう。自社の社員が運営する場合であれば、商品・サービスの知識があり、業界のこともわかっているので、共通認識がある程度できている状態で、オウンドメディアを運用することができます。

ところが、外部にオウンドメディアの運用代行をする場合は、「自分たちがどんな会社か」を理解してもらうのはもちろんのこと、同業他社の強みや、業界全体の課題なども、勉強してもらう必要があります。そのための情報共有には、どうしても手間と時間がかかってしまいます。

オウンドメディアの運用代行を依頼することで見えてくるものがある

自社の魅力を打ち出していくオウンドメディアの運用は、戦略立案にコンテンツ制作、分析が必要なため、多岐にわたる業務が発生します。社内だけで対応するのは難しいので、コストが許すならば、一部でも外部に代行してもらうと、成果につながりやすいオウンドメディア運営が実現できるでしょう。

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