グーグルのスパム対策「ペンギンアップデート」が発動された。今回で4度目である。ペンギン 4は今までのペンギンとは少し異なる。グーグルがスパムの阻止を改善するテクノロジーとして期待しているペンギン 2.0のテクノロジー(日本語)を搭載しているのだ。
グーグルの検索スパム対策を統括するマット・カッツ氏は、今週のグーグル – エピソード #199で、新たなペンギン 2.0のアップデートに関する告知を行った。同氏は、動画(日本語)で次世代のペンギンのアップデートに触れ、「数週間以内」に発動されると述べていた。
ウェブマスターおよびSEOの担当者なら、検索結果が大きく変動すると予め理解しておくべきである。カッツ氏は、具体的に英語のクエリの2.3%がこのアップデートの影響を受けると指摘していた。
その後、同氏はブログで今回のアップデートに関する詳しい情報を提供していた。カッツ氏は、「世界の別の言語への変更の展開が終わった」と述べ、米国外にもアップデートが展開されると明言している。インパクトの大きさは、「言語のウェブスパムのボリューム」に左右される。例えば、フランス語が大量のウェブスパムに汚染されているなら、グーグルフランスはより大きな影響を受けるだろう。
過去のペンギンアップデート:
ペンギンアップデートのバージョンに不慣れな人達のために、ペンギンアップデートを行われた順番で挙げていく:
- ペンギンアップデート 1 2012年4月24日(クエリの3.1%)
- ペンギンアップデート 2(日本語) 2012年5月26日(0.1%未満)
- ペンギンアップデート 3 2012年10月5日(0.3%)
- ペンギンアップデート 4 2013年5月22日(クエリの2.3%)
しかし、2度目および3度目のペンギンアップデートは、基本的に最初のペンギンのアルゴリズムを採用しており、変化の規模は小さかった。4度目となるリリースはメジャーなアップデートであり、社内ではペンギン 2.0と呼ばれているようだ。
切れ味の鋭いペンギン 2.0、さらに多くのウェブサイトに影響を及ぼす
以前もお伝えしたように、マット・カッツ氏は、最近投稿した動画の中で、今回のペンギンアップデートはメジャーなアプデートであり、最初のアップデートよりもウェブの奥深くに浸透し、より多くのSEOおよびウェブマスターに影響を与えると明言している。以下に当該の動画を再び掲載する:
ペンギンアップデートの詳細が知りたいなら、ここをクリックしよう。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Penguin 4, With Penguin 2.0 Generation Spam-Fighting, Is Now Live」を翻訳した内容です。