Google の検索結果に、誰もが表示できるウェブサイトを

閲覧しようとしたページが自分の端末に対応していないという状況は、ウェブ ユーザーによくある悩ましい問題です。時には、まったく何もないページや大部分が欠けたページが表示されます。

Google は、本日より日本でも、端末が対応していない技術が使われていると思われるページを検出した際には、モバイルの検索結果上にその旨を表示(英語)するようになりました。たとえば、Adobe Flash は、iOS や Android 4.1 以降を搭載したスマートフォンでは表示できません。このような端末では、大部分が Flash であるようなページは、モバイルの検索結果上で以下のように表示されます。


現在使われている様々な端末に対応したウェブサイトの開発方法


ところで、現在使われているすべての端末に対応したウェブサイトを開発することは難しくありません。HTML5  を使いましょう。HTML5 は、どのような端末でも表示されますし、HTML5 しか使えない端末さえあるからです。そこで、好きな種類のファイルをどのような端末でも表示できるようなサイトを作る一助になればとの思いから、最近、Google は次の 2 つのページを公開いたしました。
  • Web Fundamentals (英語): ウェブサイト作成のベスト プラクティスを集めた用例集。
  • Web Starter Kit (英語):  Web Fundamentals の用例を応用して、ウェブサイトを一から作るためのフレームワーク。
Web Fundamentals に書かれた適切な作り方に従うことで、Google が推奨している、検索に適したレスポンシブ デザイン(英語)であるサイトを作ることができます。この際、Googlebot がサイトのすべてのサブ リソース(CSS、Javascript、画像ファイル等)にアクセスできるよう robots.txt などの設定をしてください。すべてのサブ リソースにアクセスできることで、Google のアルゴリズムは、ページがレスポンシブ デザインであることを検出しやすくなり、ひいては適切に評価することができます。また、ウェブマスター ツールには、インデックスに登録するアルゴリズムがどのようにウェブサイトを認識しているかを調べるための Fetch as Google という機能があります。

ご不明な点がございましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムをご利用ください。