言葉で表現できないときはエモジを使おう。Facebook(フェイスブック)は同社のメッセージング・プラットフォームであるMessenger(メッセンジャー)のマイナー・アップデートをいくつか発表した。友達のメッセージに反応するのにぴったりのエモジを見つけるのがずっと簡単になる(ところで、”crying laughing”[泣きながら笑っている]エモジと”crying”[泣いている]エモジとの間には大きな違いがあることははっきり言っておきたい)。新たにエモジ・リアクションの検索バーと最近使ったエモジのセクションが加わった。そして、もしあなたが待望されていた”Space Jam”(スペース・プレイヤーズ)の続編に失望していなければ、バスケットボールのスター、バッグス・バニーのいるチャットテーマ、”Space Jam 2″がMessengerとInstagram DMの両方で使えるようになった。ただし喜びすぎないように。このテーマはチャットのエモジにバスケットボールを使ってはいるが、長らく行方知れずだった愛しのバスケットボール・ミニゲームはまだMessengerアプリへの凱旋を果たしていない。
エモジの世界にイノベーションの余地などないと思うかもしれないが、Twitter(ツイッター)でさえ、ユーザーがツイートにエモジでリアクションするオプションを検討している。そして、Clubhouse(クラブハウス)からTwitter Spaces(ツイッター・スペース)からSpotifyのGreenroom(グリーン・ルーム)まで、どこにでもライブ・オーディオがある今、エモジにオーディオを加えない手はない。
先週Messengerは、Soundmojis(サウンドモジ)をデビューさせた。その名の通り、サウンドの付いたエモジだ。Messengerアプリでチャットボックス内のスマイリーフェイス・アイコンをクリックするとSoundmojis(サウンド文字)を使うことができる。表現メニューでスピーカー・のアイコンをクリックすると30個足らずの標準エモジが表示されるが、クリックすると”Brooklyn 99″(ブルックリン・ナイン-ナイン)の名言からOlivia Rodrigo(オリビア・ロドリゴ)の声や”Bridgerton”(ブリジャートン家)のセリフまで、さまざまなサウンドが流れる。”X”エモジをクリックすると、Capone(カポネ)の”Oh No”が聞ける。TikTokでバイラルになった曲だ。
Facebookによると、Messengerでは毎日24億件のエモジ入りメッセージが送られている。それは結構なことだが、車のエモジをタップすると “Fast and Furious”(ワイルド・スピード)のサウンドを聞けるなら、サッカー・エモジをタップすれば、またあのkeepie uppie(ボールリフティング・ゲーム)プレイできるってこと?
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(文:Amanda Silberling、翻訳:Nob Takahashi / facebook )