窓型スマートディスプレイのアトモフがAtmoph Window 2向けに国際宇宙ステーション・ISSからの独自映像をリリース

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窓型スマートディスプレイのアトモフがAtmoph Window 2向けに国際宇宙ステーション・ISSからの独自映像をリリースアトモフ(Atmoph)は11月16日、国際宇宙ステーション(ISS)からの独自映像を撮影し、窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」の風景としてリリースを開始した。Space BD協力のもと、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の制度を利用して、アトモフのためだけに撮影された映像となっている。

ISSからの映像は、Atmoph Windowでも用意していたが、今回のAtmoph Window 2用映像は、ISSから見えるオーストラリア・ケアンズを定点で捉えた映像のため、まさに「窓から見える宇宙の風景」を再現しているという。

アトモフがこだわる、映画のような迫力のある構図でオリジナル撮影ができたことについて、同社代表の姜京日(かん きょうひ)氏は「SF映画の世界ではなく、もう人類の宇宙居住は始まっているということを感じてもらいたい」とコメントしている。窓型スマートディスプレイのアトモフがAtmoph Window 2向けに国際宇宙ステーション・ISSからの独自映像をリリース

Space BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社」。創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともにISSを初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討から技術的な運用支援までをワンストップで取り組んでいる。またJAXAと複数のパートナーシップを組む唯一の民間事業者として、ISS「きぼう」日本実験棟からの衛星放出事業、船外プラットフォーム利用事業などを核に事業開発を推進している。

Atmoph Window 2は、アトモフが独⾃に4K/6K撮影した世界各地1000カ所以上の風景とリアルなサウンドを楽しめる、27インチ窓型スマートディスプレイ。Wi-Fi(11ac)、Bluetooth 4.0を利用可能で、3Wフルレンジスピーカー×2を搭載。Googleカレンダー連携や、スマートスピーカーからの音声操作などIFTTT連携機能も採用している。Basicタイプのサイズは638×372×57mm。3台をつなげることで、パノラマ表示も可能。

 

窓型スマートディスプレイのアトモフが「スター・ウォーズ」の風景を楽しめる新モデル

窓型スマートディスプレイのアトモフが「スター・ウォーズ」の風景を楽しめる新モデルの先行予約を2月26日開始

窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」を開発するアトモフ(Atmoph)は2月19日、ウォルト ・ディズニー・ジャパン(ディズニー)とルーカスフィルム監修の下、新モデル「Atmoph Window 2 | Star Wars」を発表した。初回生産1000台は限定特別パッケージ版として、2月26日から先行予約を開始する。価格は税抜5万2800円で、出荷予定は2021年4月下旬。また限定特別パッケージには、シリーズ1本目の風景に登場する「スター・デストロイヤー」と「デス・スター」をあしらっている。

窓型スマートディスプレイのアトモフが「スター・ウォーズ」の風景を楽しめる新モデルの先行予約を2月26日開始

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Atmoph Window 2は、アトモフが独⾃に4K/6K撮影した世界各地1000カ所以上の風景とリアルなサウンドを楽しめる、27インチ窓型スマートディスプレイ。Wi-Fi(11ac)、Bluetooth 4.0を利用可能で、3Wフルレンジスピーカー×2を搭載。Googleカレンダー連携や、スマートスピーカーからの音声操作などIFTTT連携機能も採用している。Basicタイプのサイズは638×372×57mm。

窓型スマートディスプレイのアトモフが「スター・ウォーズ」の風景を楽しめる新モデルの先行予約を2月26日開始

  • ディスプレイ:27インチ(1920×1080ドット、ノングレア)
  • サイズ:638×372×57mm
  • サウンド:3Wフルレンジスピーカー×2、10W振動スピーカー
  • 重量:4.5kg
  • Wi-Fi:802.11 ac/b/g/n(5GHz/2.4GHz)
  • Bluetooth:4.0
  • 「スター・ウォーズ」風景:3本(1本はインストール済み、残りの2本は追加リリース後に本体にダウンロード)
  • Atmoph オリジナル風景:3本(すべてインストール済み)

Atmoph Window 2 | Star Warsでは、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」時代を元にCG制作した宇宙の景色をはじめ、砂漠の惑星、緑の惑星の日常風景も眺められる予定。ディズニーとルーカスフィルム監修の下にAtmophが宇宙の日常風景をCGとして制作しており、映画では見ることができないオリジナル映像になっているという。映画のワンシーンの静止画から、本作以外の時間軸での日常風景を一から再現したそうだ。

世界中にファンが多く、CGとVFXも世界最高の本作の世界観を表現するため、宇宙船のディティールやライティング、飛行の仕方、そして命を吹き込むサウンドまでこだわり、作品の世界を緻密に描いたとしている。

窓型スマートディスプレイのアトモフが「スター・ウォーズ」の風景を楽しめる新モデルの先行予約を2月26日開始

製品に含まれる「スター・ウォーズ」作品(計3本)の風景内容

  • 「デス・スター」と衛星「ジェダ」(本体にインストール済み)。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を元にした、スター・ウォーズの宇宙の日常風景。惑星「ナジェダ」の衛星である「ジェダ」と、離れて向き合う「デス・スター」。宇宙空間を飛び交う帝国軍の様々な宇宙船を、「スター・デストロイヤー」からの視点で楽しめる
  • 残りの2本のうち、1本は5月追加予定、もう1本は5月発表予定。リリース後、製品本体にダウンロードされる

「スター・ウォーズ」の風景は4本目以降が計画されており、Atmoph Window 2 | Star Warsモデルでのみ購入可能としている。

なお、3台のAtmoph Window 2を並べると、パノラマ風景として楽しめる。

窓型スマートディスプレイのアトモフが「スター・ウォーズ」の風景を楽しめる新モデルの先行予約を2月26日開始

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:IoT(用語)アトモフ(企業)STAR WARS / スター・ウォーズ(作品)スマートディスプレイ(用語)日本(国・地域)