史上最大の詐欺スタートアップ、セラノスの大失敗を、ハリウッドは素晴らしい「コンテンツの題材」だと捉えているようだ。
HBOがセラノスの創業者Elizabeth Holmesのドキュメンタリー映画「The Inventor: Out for Blood in Silicon Valley」を公開してから数週間後、そしてジェニファー・ローレンス主演の映画が制作される中、Huluもセラノスを題材としたシリーズを展開するようだ。
主演は「ゴーストバスターズ」などに出演しているKate McKinnon、内容はABC Radioのセラノスに関するヒット作のポッドキャスト「The Dropout」がベースとなる。
1月に開始したこのポッドキャストの内容は、スタンフォード大学を中退したHolmesが立ち上げたセラノスの栄枯盛衰に関して。セラノスは10億ドル近い資金を集めたが、最終的には「大規模な詐欺」として起訴された。
McKinnonは2012年以来、テレビ番組「Saturday Night Live(SNL)」のキャストメンバーだ。McKinnonがタートルネックを着て扮するHolmesは一体、どのようなキャラクターになるのだろう。
Deadlineの報道によると、シリーズは6から10話ほど。ポッドキャスト「The Dropout」のプロデューサーであるTaylor DunnとVictoria Thompsonが、Huluシリーズのプロデューサーを務める。