Googleがモバイルフレンドリーとページスピードを同時にテストできるツールをローンチ。

Googleがモバイルフレンドリーとページスピードを一度に計測できるツールをローンチしました。モバイルとデスクトップの両方のスピードが計測できます。とりあえず試してみましたが、日本語サイトもキチンと計測してくれました。ただし、メールで送付されるレポートも含め、計測結果やアドバイスなどは全て英語となっています。見た目も非常にわかりやすいため、日本語対応してくれると嬉しいですね。– SEO Japan

Googleの新しいユーザーフレンドリーなツールはスモールビジネスの役にきっと立つだろう。モバイルフレンドリーであるかという点と、どのくらい読み込み速度が速いかを計測してくれるのだ。

google-mobile-search-apps-ss-1920-800x450

*リンク先は全て英語となっています。

Googleがスモールビジネス・ブログにて、新しいテストツールを発表した。このツールを使うことで、あなたのWebサイトがモバイルフレンドリーであるかを、また、デスクトップページとモバイルページの両方のスピードを、1つの場所で計測することができる。スモールビジネスのWebサイトが自身のサイトをテストすることが容易になったということだ。モバイルフレンドリーのテストツールやページスピードのテストツールをそれぞれ使用する必要がないのだから。

こちらで利用することができるこの新しいツールは、さまざまな項目を一度にテストすることができる。このツールの特徴は下記の通りだ。

(A)3つのスコア(下記に記載)を全て取得できる。

(B)あなたのWebマスターチームに共有できるよう、より包括的なレポートをEメールで送付してくれる。

(C)モバイルフレンドリーであるかを、0から100のスコアで計測してくれる。モバイル対応になっているか、そうでないか、といった計測ではない。

それぞれのスコアの内容は以下の通りだ。

モバイルフレンドリー
あなたのWebサイトをスマートフォンで閲覧した際の、顧客の体験の品質についての項目。モバイルフレンドリーであるためには、ボタンがタップ可能であること、小さい画面でもしっかりとナビゲーションが行われていること、そして、最も重要な情報が画面の上部の真ん中に表示されていることが必要。

モバイルスピード
モバイルのデバイスであなたのサイトを読み込むために必要な時間。もしも顧客が長時間待たされてしまった場合、彼らは別のサイトに移ってしまう。

デスクトップスピード
デスクトップコンピューターであなたのサイトを読み込むために必要な時間。顧客の接続状況ではなく、あなたのWebサイトの要素も対象。

下記にSearch Engine Landで試した際のスクリーンショットを記載しておく。

google-test-tool-sel-800x504

簡単に概要を確認することができ、以前からGooglが提供している、Webマスターやデベロッパー向けのツールよりも、非常に良いものだ。レポートを読み進めると、あなたのWebサイトをよりモバイルフレンドリーにする方法や、デスクトップとモバイルの両方のスピードを速める方法が記載されている。

下記は、GoogleがEメールで送付してくれるレポートのスクリーンショットである。

google-test-tool-sel-detail

あなたのWebサイトも、ぜひこちらから試してみてほしい。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google launches business-friendly tool that tests your website mobile-friendliness & page speed」を翻訳した内容です。


先日、モバイルページの速度がランキング要素に含まれるという話題を紹介しましたが、どのくらいの速度が合格になるのか?という点にも注目が集まっていました。今回のツールは、ページ速度だけでなく、モバイルフレンドリーも数値化されているため、改善点も把握しやすくなっていますね。英語という点さえ除けば非常にわかりやすいツールですので、ぜひ試していただければと思います。– SEO Japan

続きを読む Googleがモバイルフレンドリーとページスピードを同時にテストできるツールをローンチ。

次回のモバイルフレンドリー・アップデートに、モバイルページのスピードがランキング要素として加わることをGoogleが示唆。

現在シドニーで行われている、Search Marketing Summitにて、Googleのゲイリー・イェーシュ氏が発言しました。The SEM Postのジェニファー・スレッグ氏がこのイベントに参加しており、第一報として報じています。かねてから予想されていたことではありますが、早ければ数か月後に実現される見込みです。– SEO Japan

モバイルページのスピードは、現在モバイルのランキングに影響を与えていない。しかし、Googleのゲイリー・イェーシュ氏によれば、間もなく影響を与えるようになるかもしれないということだ。

google-amp-speed-race-fast-ss-1920-800x450

*リンク先は全て英語となっています。

Googleのゲイリー・イェーシュ氏がシドニーで行われている、Search Marketing Summitにて本日発言した。Googleは、ページスピードのランキング要素をアップデートするつもりのようだ。モバイルフレンドリーアルゴリズムに関して、モバイルページのページスピードを考慮することになる。

この情報は、ジェニファー・スレッグ氏によってもたらされた。ジェニファー氏によると、ゲイリー氏は、”数年後”ではなく、”数か月後”に起こりうると述べたということだ。

今日における問題として、Googleがモバイルのランキングに使用しているシグナルの多くが、モバイルページではなく、デスクトップページを元にしていることが挙げられる。そのため、デスクトップページのスピードが非常に速ければ、モバイルページがとても遅かったとしても、モバイルのランキングに悪影響を与えることはない。

モバイルフレンドリーアルゴリズムが導入された際、Googleはデスクトップページではなく、モバイルページのスピードをランキング要素に組み込むことを望んでいた。

2010年4月にページスピードはランキング要素となった。2013年6月に、マット・カッツ氏はスピードの遅いモバイルページに悪影響が起こることをほのめかした。昨年には、ゲイリー氏がモバイルページのスピードをランキング要素にすることに取り組んでいると述べていた。そして、今回ゲイリー氏は、数か月後になることを示唆している。

しかし、ゲイリー氏はTwitterにて、まだ計画段階であるとも述べている。

他の要素についても言えることではあるが、デスクトップページではなく、モバイルページのシグナルを考慮することは、理に適っていることだ。これが、私だけの考えではなく、Googleの計画でもあるのだと思う。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google says page speed ranking factor to use mobile page speed for mobile sites in upcoming months」を翻訳した内容です。


特にモバイルにおいてはスピードの重要性がGoogleからも叫ばれていたことですが、ランキング要素として考慮されていないことに矛盾を感じているという意見は多くあったかと思います。Googleとしても承知のことであったと思いますが、実現するにあたって色々と課題があったのかもしれません。遅いサイトに悪影響を与えるのか、速いサイトに恩恵を与えるのか、そのどちらかについては明らかではありません。しかし、ランキング要素になる、ならないに関わらず、ページスピードはユーザー体験に大きな影響を与えるため、可能な限り早いサイトを構築したいものですね。– SEO Japan

続きを読む 次回のモバイルフレンドリー・アップデートに、モバイルページのスピードがランキング要素として加わることをGoogleが示唆。

Googleの新しいモバイルフレンドリー・アップデートが完全にローンチ。

今年の3月に、モバイルフレンドリー・アルゴリズムが5月にアップデートされることが、Googleのブログで報告されていました。”段階的におこなっていく”ということでしたが、完全にローンチされたことを、ジョン・ミュラー氏が報告しています。既にモバイルフレンドリーであるサイトには特に影響がないとのことですが、一応の確認はしておいても良いですね。– SEO Japan

google-mobile-friendly-1458216922

*リンク先は一部を除き英語となっています。

数か月前、我々はGoogleが2016年5月にモバイルフレンドリー・アルゴリズムをアップデートする予定(SEO Japanの記事はこちら)だと報告した。

本日、Googleのジョン・ミュラー氏が、このアルゴリズムのロールアウトが完了したことをTwitterで認めた。ジョン氏は、「参考までに、ここで言及されているモバイルの変更について、ロールアウトが完了した。」、と述べている。
*Twitterでは、”ここで”を示す、Googleのブログへのリンクが記載されています。

近頃、トラッキングツールがアップデートを示唆する値を示しているが、今回とは全く関係がないと考えている。なぜなら、Mozcastなどのトラッキングツールは基本的にデスクトップの結果のみを確認しているからだ。モバイルフレンドリー・アルゴリズムはモバイルの検索結果のみに影響を与えるが、トラッキングツールはデスクトップの順位を計測しているということだ。

今回のアップデートは、モバイルフレンドリーであるページのランキングへの影響を強めるはずだ。確認までに、3月のGoogleの発表から2か所を抜粋してみよう。

(1)”すでにモバイルフレンドリーであるサイトは、このアップデートによる影響を受けないだろう。”
Googleがシグナルを強化したとしても、利益を得られないのだろうか?もしくは、モバイルフレンドリーでないページにネガティブな影響を与えるにとどまるのか?

(2)”検索クエリの意図は、依然として、非常に強いシグナルだ。”
高品質のコンテンツのページがモバイルフレンドリーでなかったとしても、クエリとの関連性が非常に高ければ、引き続き上位に表示される。つまり、クエリによっては、モバイルフレンドリーでないページも上位に表示されるということだ。

最初のモバイルフレンドリー・アルゴリズムは、去年の4月21日にローンチされている。

あなたは、モバイル版のサイトや、モバイルデバイスからのリファラに何か変化があっただろうか?

この件に関するTwitterはこちら


この記事は、Search Engine Roundtableに掲載された「Google Fully Launches The New Mobile Friendly Update」を翻訳した内容です。


正直、今回のジョンさんの発言を見るまで、このアップデートの存在を忘れていました(笑)。昨年、大きな話題となっていたため、ほとんどのサイトが対応済みかと思います。Googleのモバイルに対する姿勢が感じ取られるものではありますが、新しい要素が追加される際は、その都度報告してもらえるでしょう。– SEO Japan

Googleがモバイルフレンドリー・アルゴリズムを5月に強化することを発表。

モバイルフレンドリー・アルゴリズムがローンチしてからそろそろ1年が経ちますが、5月にその影響が強化されることが発表されました。しかし、新しい要素が追加されるわけではないようです。あくまで、”モバイル対応かそうでないか”を判断するもので、”どの程度スマホ対応か”、を判断するものではありません。すでに多くのサイトがモバイル対応になっていると思いますが、改めて確認してみてもよいかもしれません。(以前紹介したseoClarityによるホワイトペーパーはこちら。)– SEO Japan

Googleはモバイルフレンドリーの影響を強化すると発表した。しかし、モバイルゲドンの再来ということではないだろう。

google-mobile-search-apps-ss-1920-800x450

GoogleはWebマスターブログにて、2015年4月21日にローンチした、モバイルフレンドリー・アルゴリズムの影響を強化することを発表した

Googleによると、このアップデートは”5月に開始される”、ということで、”(モバイルフレンドリーの)ランキング要素の影響を増加させる”、ものになっている。また、すでにモバイルフレンドリーの対応を済ませている場合は、特に心配することはないようだ。なぜなら、”(モバイルフレンドリーに対応済みの場合)このアップデートには影響されないからだ”、としている。

今回のアップデートは段階的に行われるため、このアルゴリズムが開始されても、モバイルフレンドリーに対応していないサイトの順位が直ちに大きく下がる、ということにはならない。こう説明されると、段階的にロールアウトされたパンダ4.2を思い出してしまう。しかし、今回のロールアウトが数週間かかるものなのか、数か月かかるものなのか、それは定かではない。Googleは、5月の初旬に”ロールアウトが開始される”としか発言していない。

モバイルフレンドリー・アルゴリズムはページ単位のシグナルだ。そのため、Googleがそれぞれのページを査定することに時間がかかる。もしかしたら、これが段階的なロールアウトの理由であるかもしれない。また、Googleがあなたのサイトの全てのページをクロールし、インデックスする速度にも影響されるだろう。

今回のロールアウトは、”モバイルゲドン”と呼ばれたオリジナルのモバイルフレンドリー・アルゴリズムの影響と比べれば、小さな影響にとどまると考えられる。オリジナルのモバイルゲドンは、モバイルの検索結果に非常に大きな影響を与えると考えられていた。しかし、皆が予想通りの影響だったと述べているわけではない

あなたのサイトがモバイルフレンドリーに対応していなければ、また、再度確認をしたいのであれば、Googleのモバイルフレンドリーのガイドラインを読み、モバイルフレンドリーテストで確認しよう。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google to boost mobile-friendly algorithm this May」を翻訳した内容です。

モバイルフレンドリー・アルゴリズムの強化ということで、新しい要素が加わるかと思いましたが、実際はそうではないようです。次の更新でページ速度が加わるのでは、という話も多かったと思いますが、今のところはインタースティシャル広告しか、追加要素はありませんね。また、具体的な開始日は決定しておらず、インテントも引き続き重要なシグナルであることも変わらないようです。(クエリによっては非モバイル対応のサイトが上位に表示されることもあります。)Googleの公式ブログも簡潔にまとめられており、そこまでの影響がなさそうなことがうかがえますが、TheSEMPostでも詳しく紹介されていましたので、ご興味のある方はご確認ください。– SEO Japan

続きを読む Googleがモバイルフレンドリー・アルゴリズムを5月に強化することを発表。

今すぐやるべき?4月21日スタートのGoogleモバイルフレンドリー対応

かつてのパンダアップデートよりも検索結果に影響を与えるといわれる Googleの「モバイルフレンドリーアルゴリズム」がいよいよ本日ローンチされました。 これにより、スマホ最適化(モバイルフレンドリー対応)しているサイトは […]