アップルは5月14日、iOSやmacOSのマイナーアップデートを実施した。バージョンはiOSが12.3、macOSが10.14.5となる。このアップデートによる、日本の新元号「令和」の表示が可能になる。
iOSは「設定」アプリの「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、macOSは「システム環境設定」アプリの「ソフトウェア・アップデート」から実行できる。
アップルは5月14日、iOSやmacOSのマイナーアップデートを実施した。バージョンはiOSが12.3、macOSが10.14.5となる。このアップデートによる、日本の新元号「令和」の表示が可能になる。
iOSは「設定」アプリの「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、macOSは「システム環境設定」アプリの「ソフトウェア・アップデート」から実行できる。
2019年5月1日、新天皇が即位し、日本の元号が平成から令和に変わった。これに伴い、PCやスマートフォンのOSやアプリで新元号への対応が始まっている。2019年5月1日(令和元年5月1日)現在の対応状況を以下にまとめた。
ただし、「令和元年」とはならず「令和1年」と表示されてしまうが、令和元年に変更する方法もある。具体的には、セルの表示形式を「ユーザー定義」に変更して、新たに「[<=43585][$-ja-JP]ggge”年”m”月”d”日”;[>=43831]ggge”年”m”月”d”日”;ggg”元年”m”月”d”日”」という定義文を入力・設定すればいい。
アドビ システムズは4月1日、本日発表された新元号「令和」の合字を発表した。Adobe Fontsの「小塚明朝」「小塚ゴシック」「源ノ角ゴシック」の日本語およびPan-CJKフォントに「令和」の合字を追加している。同社では、明治、大正、昭和、平成の各元号を構成する2文字を全角1文字に入るように圧縮・デザインした合字を提供しており、今回いち早く新元号の令和にも対応した。
合字は「国際符号化文字集合(UCS)」にも収録される予定で、新元号の合字には「U+32FF」の文字コードが割り当てられる。同社は今後、「令和」の縦組、横組用の2つの合字を作成し、Adobe Fontsから提供するアドビのフォントに段階的に追加していく予定とのこと。
【お知らせ】新元号は「令和」に決まりました。
— 首相官邸 (@kantei) 2019年4月1日
西暦645年に始まった大化から248番目となる新元号「令和」(れいわ)が発表された。典拠は、中国の古典ではなく、日本最古の和歌集である万葉集。具体的には、万葉集の巻五、梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序に含まれる以下の和歌から令和が決定した。
5月1日からの使用開始となるが、マイクロソフトでは新元号について、Azure、Dynamics、.NET Framework、Office、Windowsなどの対応方法を公開している。