ニッセイ・キャピタルのアクセラレータープログラム「50M」が3期生秋バッチの募集開始

ニッセイ・キャピタルのアクセラレータープログラム「50M」が3期生秋バッチの募集開始

ニッセイ・キャピタルは9月28日、アクセラレータープログラム「50M」(フィフティ・エム) 3期生秋バッチについて、参加スタートアップ企業の募集開始を発表した。募集期間は2020年10月1日から11月1日。オンライン説明会は10月5/12/19/26日19時開始。「独自の事業仮説」と「やりぬく熱意」を持つ起業家を最大6社採択予定。

50Mは、ニッセイ・キャピタルの豊富なノウハウと資金力を活かし、最大5000万円のシード投資を実施するアクセラレータープログラム。創業前または創業間もないスタートアップ企業を発掘・育成する最大10ヵ月の起業家支援を行う。

3期秋バッチ 募集概要・プログラムスケジュール

  • 募集対象企業: 強い意志と人間的な魅力をもった、創業前または創業間もないスタートアップ企業
  • 募集期間: 2020年10月1日~11月1日
  • オンライン説明会: 10月5日、12日、19日、26日19時開始
  • 申込方法: 公式サイトより必要資料を入手、準備後、専用エントリーフォームからエントリー
  • DemoDay(5000万円調達企業による投資家向け発表会): 2021年3月中旬

同プログラムは、実質的な返済義務がない事業推進資金500万円を採択時に投資し、続くシード投資資金も原則シリーズA時点で普通株へ転換されるなど、起業家の資本政策の自由度を確保できるような設計を特徴のひとつとしている。

また、「プログラム終了後も1社当たり累計30億円を超える投資が可能」、「ベンチャーキャピタリストと二人三脚で事業のプロトタイプを完成」、「AWS、GCP、HubSpotなど各種スタートアッププログラムの優待提供」なども実施される。

  • 採択時500万円、その後進捗に応じて4500万円出資
  • 出資時の企業価値評価は一律4億円
  • プログラム終了後も1社あたり累計30億円を超える投資が可能。1期生:14社採択、2期生:10社採択、3期生春:7社採択。現在までのシリーズS以降累計投資実行:17社・総額47.1億円(うちNCC24.5億円)
  • 採択企業は、ニッセイ・キャピタル内の50Mシェアオフィス利用可能
  • ベンチャーキャピタリストと二人三脚で事業のプロトタイプを完成。週1回:メンタリング、組織構築、仮説の検証、資金調達戦略に関するレクチャー実施。月1回:ゲストを招いたピッチイベント開催(VC、起業家、金融機関)
  • Demodayの参加者はシリーズS到達、もしくは到達見込みの企業のみ。到達しなかった場合、2022年3月開催予定「Demoday」まで参加継続が可能
  • AWS、GCP、HubSpotなど各種スタートアッププログラムの優待提供

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ニッセイ・キャピタルが第3期アクセラレーションプログラムの春期募集を開始、採択社には500万円のプレシード出資

ニッセイ・キャピタルは4月1日、スタートアップ企業向けのアクセラレーションプログラム「50M」の第3期春バッチの募集を開始した。過去に募集した1期、2期は年1回の募集だったが、3期からは、4月(春バッチ)、10月(秋バッチ)の年2回募集となる。Demodayの参加者についても、4500万円の追加出資を得られたシリーズS(50M型S種優先株式)に到達、もしくは到達見込みの企業のみに変わる。さらに、シリーズSに到達しなかった場合、翌年度以降の「浪人」が可能なの新ルールも設けられた。

3期春バッチの募集要項は以下のとおり。

  • 募集期間:5月6日まで
  • プログラム事前説明会:4月6日、13日、20日
  • 実施期間」2020年6月〜2021年3月(最大10カ月間)
  • 申込方法:公式ウェブサイトからエントリー
  • Demo Day(採択企業による発表会):2021年3月中旬

従来同様、同プログラムに採択された企業は500万円の出資、前述のように進捗に応じてシリーズSとして4500万円の追加投資を受けられる。さらに、50Mプログラムの卒業生に対してはシリーズA以降も1社当たり累計30億円程度の追加投資の可能性もある。

採択企業は、ベンチャーキャピタリストと週1回のメンタリングや起業支援、事業開発・拡大、資金調達戦略に関するレクチャーを受けられるほか、事業進捗報告のために月1回ピッチイベントに参加。そのほか、東京・丸ノ内にあるニッセイ・キャピタル内の50Mシェアオフィスへの入居、AWS、GCP、HubSpotなどの各種スタートアッププログラムの優待提供などの特典がある。

2019年4月に募集した2期では約100社から10社が採択されたほか、1期、2期の採択企業への投資総額は24.3億円に達している。

ニッセイ・キャピタルのアクセラレーター「50M」第2期デモデイが開催

日本生命グループでスタートアップ投資行うニッセイ・キャピタルは1月25日、同社のアクセラレータープログラム「50M」の第2期採択企業のデモデイを開催した。ステルスのため事業内容が非公開の企業もあるが、全体的には、toC領域に挑戦するスタートアップが多かった印象だ。

50Mは創業前、または創業間もないスタートアップ企業を発掘、育成する、約6ヵ月間の起業家支援プログラム。事業の立ち上げを支援し、「特に優秀な企業に対して業界最大となる5000万円の投資を行う」。ニッセイ・キャピタルは50Mの卒業生にたいしても追加投資する可能性を明言しており、同社いわく、1社あたり最大30億円程度の出資が可能だ。

第2期プログラムは、2018年7月にキックオフ。各期開催されるデモデイは、採択企業がプログラムによって成長した姿を披露する場だ。今回のプログラム採択企業と、各社のビジネス概要は以下のとおり。

各社、10分ほどのプレゼンテーションを行なった後に、審査員の質問に最大で20分ほど答えた。審査員賞で見事に最優秀賞を獲得したのはTrustHub。第2位はbetter、第3位はdripsと続いた。オーディエンス賞は1位をTrustHub、2位をANTWAY、3位をbetterが獲得した。TrustHubはステルスのため、事業内容は残念ながら非公開。ヒントが欲しい人はサイトをチェックしてみてほしい。

左がTrustHub共同創業者でCEOの大懸剛貴氏

50Mの1期生には、TechCrunch Japan主催の年次イベント「TechCrunch Tokyo 2017」ファイナリストでIoTけん玉「DENDAMA」を会社つするAXELLや、「TechCrunch Tokyo 2018」ファイナリストで置き配バッグ「OKIPPA」を展開するYper、そして「TechCrunch Tokyo 2019」ファイナリストで法人向けウォレットサービス「paild」開発のHandiiが含まれる。

ニッセイ・キャピタルのスタートアップ育成プログラム「50M」、第2期生の募集を開始

日本生命の投資会社であるニッセイ・キャピタルは3月26日、同社が開催するアクセラレーションプログラム「50M(フィフティエム)」第2期生の参加募集を開始した。

50Mは創業前や創業間もないスタートアップ起業の発掘・育成のために立ち上げられたプログラムだ。同プログラムの期間は6ヶ月間で、特に優秀な企業に対しては名前の由来にもなった合計5000万円(50 million Yen)の資金を出資する。第一期生のデモデイはこちらの記事で紹介しているので、確認してみてほしい。

採択企業は原則としてニッセイ・キャピタル内のシェアオフィスに入居することが求められる。採択されたスタートアップは、そこでメンタリングや各種優待(AWSの利用権など)を受けることができる。ニッセイ・キャピタルはプログラムの卒業生にたいしても追加投資する可能性を明言しており、1社あたり最大30億円程度までは出資も可能とのことだ。

募集期間は本日3月26日から5月6日まで。こちらのWebサイトから申込可能だ。第1期生の募集では、130社の申し込みから14社が絞り込まれた。決して楽に通れる門ではないが、飛躍を狙う創業期のスタートアップはチェックしてみてほしい。

ニッセイのアクセラレータプログラム「50M」、第1期デモデイ――優勝は船舶のIoT化めざすライトハウス

日本生命グループでスタートアップ投資行うニッセイ・キャピタルは5月11日、同社のアクセラレータプログラムである「50M」の第1期採択企業のデモデイを開催した。

1991年の設立以降、約27年にわたりスタートアップ投資を手がけてきたニッセイ・キャピタル。運用期間13年のファンドはこれまでに8つ組成されている。同社が手がける50Mは約5ヶ月間のアクセラレータプログラムで、採用企業はその期間中、担当するキャピタリストとともに2人3脚での事業立ち上げを目指す。

また、その名の通り、50Mは「特に優秀な企業に対し、5000万円(50 Milion Yen)の投資を実行する」と明言している。すでに第1期採択企業のうち数社には出資が実行されているという。

第1期プログラムは2017年12月〜18年5月までに実施。今回のデモデイは、採択企業がプログラムによって成長した姿をお披露目する場だ。同プログラム採択企業名と、ビジネス概要は以下の通り。

  • 電玉: 伝統的な玩具のけん玉とIoTを融合するメーカー
  • アイリス: 事業内容はステルスのため、非公開
  • Gecipe: ゲームアプリの攻略動画の提供
  • Handii: 従量課金制の無人ジムの運営
  • TradFit: クラウドAIを活用した音声データプラットフォームの構築、および運営
  • Yper: 置き配バッグ「OKIPPA」の開発で、宅配業のラストワンマイルにおける課題解決
  • ライトハウス: 船舶のコネクテッド化による漁業の効率化
  • リマールエステート: 不動産売買仲介業の業務支援システム「キマール」を開発
  • SEIMEI: 生命保険業務のRPAシステムの開発
  • Quadlytics: ウェアラブルデバイスによる生体信号の計測、リアルタイム解析
  • NearMe: タクシーの相乗りサービスの運営
  • PLAce: 保育園・幼稚園向けの出欠連絡、忘れ物防止アプリの開発
  • ウェリコ: SMB向けのニッチなSaaSを複数展開
  • スタジオアンビルト: 建築図面や設計プランを全国のデザイナーに外注できるサービスの開発

合計で5時間にもおよぶピッチイベントの結果、見事に最優秀賞(第1位)を獲得したのは、船舶のIoT化めざすライトハウスだった。以下、第2位にアイリス、第3位にYperと続いた。また、オーディエンス賞はアイリスが受賞した。ニッセイ・キャピタルは、「今後も採択企業には、ニッセイ・キャピタルの豊富な資金力を活かし必要なタイミングで、必要な資金を投資していく」としている。