12.6型120Hz有機ELの高速Androidタブ「Lenovo Tab P12 Pro」が日本発売、キーボード込み約13万円

12.6型120Hz有機ELの高速Androidタブ「Lenovo Tab P12 Pro」が日本発売、キーボード込み約13万円

一時期の「高速・高級タブレットといえばiPad Proのみ」といった市場から一転し、昨年ごろより再び市場が活性化しつつある、Androidの高速タブレット。

中でもレノボ・ジャパンは、昨年の11.5インチ有機EL搭載機『Lenovo Tab P11 Pro』や、HDMI入力でモバイルディスプレイとしても使える13型液晶搭載『Yoga Tab 13』など、意欲的なモデルをラインナップしているメーカーです。

そんなレノボが、海外で高評価を得ている、最高120Hzのリフレッシュレート(可変式ではなく選択式)に対応した12.6インチ有機EL画面+クアルコムSnapdragon 870搭載モデル『Lenovo Tab P12 Pro』の日本版を発表しました。

販路は同社Web直販『レノボオンラインストア』で、発売日は1月28日の予定。気になる価格は、RAM 8GB/ストレージ 256GB/Wi-Fiのみモデルが、キーボードカバーとペンとのセットで13万円(税込)前後。単品構成や5G対応モデルはありません。

なお米国版では699.99ドルからとなっており、一見価格差が大きそうに見えますが、これはRAM 6GB/ストレージ 128GBという下位構成にあたるモデルで、なおかつ本体のみ。現状米国モデルもこの1構成のみなので、直接比較はできません。

参考記事Lenovo Tab P12 Pro 発表。120Hz有機EL採用のハイエンドAndroidタブレット (2021年9月)

12.6型120Hz有機ELの高速Androidタブ「Lenovo Tab P12 Pro」が日本発売、キーボード込み約13万円
さて、同機の特徴はなんといっても、12.6インチの大画面有機ELディスプレイを搭載しながら本体重量が約565gと、「ある程度だったら手持ちでいける軽さ」である点。

直接的なライバルとなる現行の(ミニLED搭載液晶の)12.9インチiPad Proは682gなので、110g以上軽量。しかも600g台と500g台というのは、12.6インチ画面タブレットとしては体感重量にかなり“効く”差です。

本体サイズも、縦長状態で約184.53×285.61×5.63mm(幅✕高さ✕厚さ)と、とくに薄さが際立つ仕様。昨今のスマホやタブレットは薄型をことさら強調する例が増えていますが、筆者が海外モデルに触れてみたところ、さすがに12.6インチ画面で5mm台となると“実感を伴い”ます。

なお、12.9インチiPad Proは214.9✕280.6✕6.4mm。幅が30mmほど違うのは画面のアスペクト比が大きく異なるためですが(横長状態で本機は16:10、iPad Proは4:3)、このあたりもハンドリングには地味に影響する印象です(両機ともそもそもが大きくはあるのですが)。

そして「大画面で軽い」と聞くと気になるバッテリー駆動時間ですが、公称で最大約17時間。容量は10200mAhと、このあたりはさすがに大画面タブレットの水準といったところでしょう。なお急速充電は、ノートPC並の45Wに対応します。

12.6型120Hz有機ELの高速Androidタブ「Lenovo Tab P12 Pro」が日本発売、キーボード込み約13万円
そしてもう一つの特徴は、搭載する有機EL画面です。解像度は2560×1600でアスペクト比は16:10、最高輝度も600ニトで、HDR映像ソースはドルビービジョンとHDR10+にも対応。さらにスピーカーも4ユニットを搭載したJBLとのコラボ仕様と、良い意味で最新世代タブレットらしい水準でまとめられています。

さらに、Windows PCと組み合わせることで、本機をワイヤレス接続のディスプレイとしても使用可能な『Lenovo Project Unity』にも対応。タッチやペン入力もPC側で利用可能です。

SoCには、Yoga Tab 13に続き、クアルコムの高速モデル『Snapdragon 870』を搭載。Snapdragonシリーズでも888 Plusと888無印に次ぐ性能と位置づけられたグレードだけに、速度に関してはかなりのヘビーなゲームであってもカバーできる水準。

並のSoCでは負荷が高い、ヘビー級ゲームの120Hz表示環境を支えるだけのパワーを備えた、と呼べるモデルです。

12.6型120Hz有機ELの高速Androidタブ「Lenovo Tab P12 Pro」が日本発売、キーボード込み約13万円
本機に同梱されるキーボードは、いわゆるSurface Proタイプの背面スタンドカバーとセットで、本体カバーを兼ねる構造(スタンドカバーも、もちろん同梱です)。

本体の底面積の大きさを活かし、キーピッチなどもいわゆるフルサイズに近い仕様に。またタッチパッドも大型となっているため、操作性はかなり良好です。

もう一つ同梱されるペンは、4096段階の筆圧感知や傾き検知機能も備えた、最新世代の『Lenovo Precision Pen 3』仕様。本体画面のリフレッシュレートが120Hzであることも相まって、なめらかなペン入力が可能と謳います。

接続はBluetoothで、充電は本体とのマグネット装着により無接点で行われるタイプです。

カメラ部はタブレットだけあり、スマートフォンよりは仕様は控えめですが、それでもリア側はメイン(広角)1300万画素+超広角500万画素のデュアルカメラタイプ。フロント側も800万画素と、セルフィー用途も見据えた仕様です。

基本的な仕様は

  • アウトカメラ:1300万画素広角(メイン)+500万画素(超広角)
  • インカメラ:800万画素
  • ディスプレイ:12.6インチ有機EL(2560×1600/アスペクト比16:10)、10点タッチ
  • プロセッサ:クアルコムSnapdragon 870(8コア、最高3.2GHz)
  • メモリ(RAM):8GB
  • ストレージ:256GB
  • 外部ストレージ:microSD
  • 拡張端子:USB Type-C✕1
  • OS:Android 11
  • バッテリー駆動時間:最大約17時間
  • バッテリー容量:10200mAh
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 本体サイズ:約184.53×285.61×5.63mm
  • 重量:約565g

といったところ。総じていまどきのAndroidタブレットでも最上位に属するだけあり、仕様としては非常に隙のないタイプとして仕上がっています(その分、残念ながら値も張りますが)。

そしてなんといっても、12.6インチという美しい大画面を500g台という手持ちができる重量に収めた点は大きな魅力。実際の画面も、現行世代の有機ELにふさわしい高水準のため、多くのユーザーの期待を裏切らないものと呼べそうです。

(Source:本版製品ページ(レノボ・ジャパン)Engadget日本版より転載)

グーグルが5GスマホPixel 5およびPixel 4a(5G)発表、価格は7万4800円と6万500円

グーグルが5GスマホPixel 5およびPixel 4a(5G)発表、価格は7万4800円と6万500円

Google(グーグル)は10月1日、5G対応の新型スマートフォン「Google Pixel 5」「Pixel 4a(5G)」を発表した。それぞれOSとしてはAndroid 11を搭載。日本での予約開始は10月1日からで、10月15日から購入可能。Google Pixel 5の価格は税込7万4800円、Google Pixel 4a (5G)は税込6万500円。Google Pixel 5のカラーバリエーションはJust BlackとSorta Sageの2色、Google Pixel 4a (5G) はJust Black の1色のみ。

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Qiワイヤレス充電およびリバース ワイヤレス充電、IPX8防水、5G対応の6型スマホ「Google Pixel 5」

Google Pixel 5は、最大解像度1080×2340(FHD+)ピクセル・432ppiの6型OLEDディスプレーを搭載。スムーズ ディスプレイ(最大90hz)により滑らかな表示が可能。アルミニウム筐体、Corning Gorilla Glass 6カバーガラスを採用。防水性能としてIPX8に準拠。

グーグルが5GスマホPixel 5およびPixel 4a(5G)発表、価格は7万4800円と6万500円

サイズは幅70.4×高さ144.7×奥行8.0mm。重量は151g。メインメモリーは8GB(LPDDR4x)、ストレージは128GB。

バッテリー容量は3800mAh。Qi認証ワイヤレス充電、バッテリーシェア(リバース ワイヤレス充電)をサポート。バッテリーシェアにより、Google Pixel Budsをワイヤレスで充電できる。急速充電対応で、長時間フル充電可能。スーパーバッテリーセーバーをオンにすると、最長48時間使用できるという。

CPUには、ミドルレンジ向けのQualcomm Snapdragon 765G(2.4GHz+2.2GHz+1.8 GHz)、グラフィックス機能としてはAdreno 620(CPU内蔵)を採用。Google Pixel専用に開発された「Titan M」セキュリティモジュールも搭載している。

背面カメラは12.2MPカメラ(デュアルピクセル)、16MPカメラ(超広角レンズ)を搭載。12.2MPカメラはオートフォーカスおよび手ぶれ補正機能搭載。絞り値f1.7、視野角77度。16MPカメラは絞り値f2.2で視野107度。前面カメラは8MPで、固定フォーカス。絞り値f2.0、視野角83度。

また背面カメラは1080p(30/60/120/240FPS)、4K(30/60FPS)の動画撮影が可能。前面カメラは1080p(30FPS)の動画を撮影できる。インターフェイスはUSB 3.1 Gen1 Type-C。Bluetooth 5.0 + LE対応。

Wi-Fi機能は11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz。2×2 MIMO)。SIMはナノSIMおよびeSIM。USB-PD 2.0対応USB-C 18Wアダプターが付属。

グーグルが5GスマホPixel 5およびPixel 4a(5G)発表、価格は7万4800円と6万500円

6.2型に大型化、性能アップの「Pixel 4a(5G)」

Google Pixel 4a(5G)は、Google Pixel 4aとまったく同じスペックというわけではなく、より高性能なCPU、またよりサイズの大きなOLED(有機EL)ディスプレーを採用するなど機能が強化されている。

グーグルが5GスマホPixel 5およびPixel 4a(5G)発表、価格は7万4800円と6万500円

Google Pixel 4a(5G)は、最大解像度1080×2340(FHD+)ピクセル・413ppiの6.2型OLEDディスプレーを搭載。カバーガラスにCorning Gorilla Glass 3、また筐体にはソフトタッチ ポリカーボネート製ユニボディを採用している。サイズは幅74×高さ153.9×奥行8.2mm。重量は168g。メインメモリーは6GB(LPDDR4x)、ストレージは128GB。

バッテリー容量は3800mAh。急速充電対応で、長時間フル充電可能。スーパーバッテリーセーバーをオンにすると最長48時間使用できるとしている。

CPUには、ミドルレンジ向けのQualcomm Snapdragon 765G(2.4GHz+2.2GHz+1.8 GHz)、グラフィックス機能としてはAdreno 620(CPU内蔵)を採用。Google Pixel専用に開発された「Titan M」セキュリティモジュールも搭載している。

背面カメラは12.2MPカメラ(デュアルピクセル)、16MPカメラ(超広角レンズ)を搭載。12.2MPカメラはオートフォーカスおよび手ぶれ補正機能搭載。絞り値f1.7、視野角77度。16MPカメラは絞り値f2.2で視野107度。前面カメラは8MPで、固定フォーカス。絞り値f2.0、視野角83度。

また背面カメラは1080p(30/60/120/240FPS)、4K(30/60FPS)の動画撮影が可能。前面カメラは1080p(30FPS)の動画を撮影できる。

インターフェイスはUSB 3.1 Gen1 Type-C。Bluetooth 5.0 + LE対応。Wi-Fi機能は11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz。2×2 MIMO)。SIMはナノSIMおよびeSIM。USB-PD 2.0対応USB-C 18Wアダプターが付属。

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画像クレジット:Google

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Android 11デベロッパープレビュー2が公開、折り畳みスマホのヒンジ角度を取得できるAPIなどを搭載

米国時間3月18日、GoogleはAndroid 11のデベロッパープレビュー2を公開した。プレビュー1と同様にデベロッパー専用で、Over The Airのアップデートはできない。デベロッパーは手動でダウンロードし、対象デバイスにフラッシュする必要がある。対象デバイスは、今のところPixel 2、3、3a、4のみだ。

意外なことではないかもしれないが今回のリリースには驚くような新機能はなく、大半がプレビュー1の改善で、そのほとんどは新しいAPIなどデベロッパー向けのものだ。ユーザー向けの最新情報は、今後のいずれかのリリースで明らかになってくるかもしれない。

Googleのエンジニアリング担当VPのDave Burke(デイブ・バーク)氏はこの日の発表の中で「まだ早期のビルドではあるが、シームレスな5G接続や最新の画面でのUIのラップから、賢くなったキーボード、メッセージングの高速化など、OSの新しいエクスペリエンスを見てもらうことはできる」と述べた。

プレビュー2での新機能として、ユーザーが5Gネットワークを利用しているかどうかを確認できる5G state APIがある。これを利用してデベロッパーは、5Gネットワークを必須とするエクスペリエンスを有効にすることなどができる。また、折り畳み式デバイスのサポートを改善する新しいAPIでヒンジの角度のセンサーからデータを読み出せるので、ヒンジの角度に適合するアプリを開発できる。ロボコールをふるい分けたり、さまざまなリフレッシュレートに対応したりする新しいAPIもある。アプリでニューラルネットワークを使うデベロッパー向けとして、Android 11には新しい「hard-swish op」関数がある。これはオンデバイスモデルでのトレーニングの速度と正確さを向上させるものだ。

アップデートのほとんどはデベロッパー向けだが、ユーザーが気になるものとしては「resume on boot」(起動して再開)がある。Android 11デバイスが夜間にOver The Airでアップデートされ、再起動した後に、即座にCredential Encrypted(認証情報暗号化)ストレージにアクセスし、すぐにメッセージの受信を開始できる。現在のバージョンでは、自分で認証情報を使ってログインするまでスマートフォンはほとんど動作していない状態になる。

写真クレジット:TechCrunch

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(翻訳:Kaori Koyama)