Airbnb、カリフォルニア山火事の避難民に無料宿泊を提供

カリフォルニアの相次ぐ破壊的山火事が家屋を焼失させ多くの人命を奪うなか、 Airbnbは、住む場所を失った同社故郷の州民のために避難場所を提供している。今週同社は、ロサンゼルス郊外の山火事、“Hill” と “Woolsey 、および北カリフォルニアの“Camp Fire”の被害にあった避難民のための無料宿泊リストを追加した。

現在Airbnbの無料宿泊は2018年11月29日まで有効で、住居をなくした住民および復旧を支援する救済ワーカーのいずれもが利用できる。Camp Firfeエリアには約700ヶ所の宿泊場所が掲載されており、HillとWoolseyエリアには1400ヶ所以上が掲載されている。

Airbnb disaster housing

Airbnb災害救済宿泊地

Airbnbが災害救済宿泊を提供するのはカリフォルニアの山火事が初めてではない。同社には災害救済ハブがあり、今どこで災害が起きていてどれだけの人々が住まいを探しているかを明らかにしている。現在Airbnbは、今月ビル倒壊が起きたフランス・マルセイユ付近のホストによる無料宿泊の取りまとめも行っている。2ヶ月前Airbnbは、ハリケーン・フローレンス前に避難した住民を受け入れるホストの登録を募集した。

上記の地域で緊急宿泊提供の登録をするには、Airbnbの緊急避難場所ポータルの「登録する」ボタンをクリックして指示に従えばよい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Mark ZuckerbergがVRのアバターになってFacebookのプエルトリコ救難活動を説明

FacebookのCEO Mark Zuckerbergが今日(米国時間10/9)、同社がアメリカの赤十字と協働してプエルトリコの災害救助に取り組み、とくに人工知能と衛星画像を利用して、援助を届けるべき地域を同定している、と発表した

Zuckerbergは曰く、“人工知能を利用して‘人口地図’というものを作り、それを参照しながら衛星画像を見ると、各地の人口密度とその地域のインフラの被害状況が分かる。それにより赤十字は、救助を必要としている人びとの所在が分かる”。

この発表が一風変わっているのは、それが、Ocluls Riftのヘッドセットを利用する同社の仮想現実アプリSpacesから、Mark Zuckerbergの漫画のアバターが語る、という形で行われたことだ。

今週はOculusのデベロッパーカンファレンスが行われるので、まったく突飛な試みとは言えないが、NPRが製作した360度ビデオがプエルトリコの状況を映す中で、現地の人びとが家の被害状況を調べて歩いている映像を背景とする、漫画のアバターの登場は、あまり適切とは思えない。

しかしともかくZuckerbergは、Facebookを利用して友だちに安否を伝えるSafety Check so機能や、現地の人びとが救援組織を作るためのCommunity Help機能などを紹介した。そしてさらにZuckは、救援努力にFacebookが150万ドルを寄付し、また救援活動がより円滑にできるための、ネットワークの保全作業に数名の社員を派遣したことを発表した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))