このARグッピーは人間の感情を餌にして育つ

Indiecadeは、雑踏で暑苦しいE3カンファレンスの展示フロアの中で、いつもほっと一息つかせてくれる。独立デベロッパーたちのたちの緩いつながりによる集団は、大規模スタジオシステムにはない興味深く独特なゲーミング体験を提供してくれる。

TendARはその中でも今年特に期待される事例だ。一言で言えば、人間の感情をARを通じて常食とするペットフィッシュだ。なぜこれが素晴らしいのか説明できないが、とにかくそうなのだ。これはビデオゲームなのだからただ受け入れて先へ進むしかない。

アプリを作っているTender Clawsはロサンゼルスの小さなゲーム会社で、Virtual Virtual Realityで最もよく知られている。Oculusのタイトルで、その「重要な特徴」は、50種類以上のユニークなバーチャル・バーチャルリアリティーとこちらにむかって金切り声を浴びせるアーティチョークだ。

TendARは、不条理主義の枠組みにしっかり収まってはいるが、たまごっちやDreamcastのカルト的ヒット作シーマンなどのバーチャルペットと共通点が多いかもしれない。ペットのグッピーが顔認識を通じて検出された人間の感情を餌にするシステムには、ダグラス・アダムスの要素も少々入っている。

ゲームは2人のプレーヤー向けにデザインされていて、一つの端末を2人で持ち。おしゃべりな魚に促されてはさまざまな感情を模倣する。望まれたものを与えるのに失敗すると魚は傷つく。試してみたところ私のグッピーはあっという間に死んでしまった。私は悲しみを真似る能力を著しく欠いていたようだ。

アプリはAndroid用で今年中に公開される予定。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

この小さなかわいいBluetoothコントローラーはNintendo Switchに似合う

8bitdoは今週のE3でゲームのコントローラーをたくさん発表したが、でも正直なところ、関心があるのは一つだけだ。そのZero 2は、手のひらに収まるほど小さくてかわいいBluetoothコントローラーだ。デスクトップコンピューターでもAndroidデバイスでもなんでも使えるが、いちばんぴったりと言えば、旅先などでNintendo Switchをプレイすることだろう。

上の図の“クラシックな”色でお分かりのように、この周辺機器メーカーは、任天堂のゲーム機への強い愛着に賭けようとしている。ちょっと見ると、スーパーファミコン(Super Nintendo)のコントローラーにそっくりだ。

Zero 2には4つのナンバーボタン(X, Y, A, B)と、[select]、[start]そして十字ボタンが前面にあり、上部に[L][R]ボタン、そしてmicroUSBのポートがある。ボタンのクリック感は良いが、残念ながらまだ完動機は展示されない。発売は年末だそうだ。

小さいから長時間プレイするとつらいのではないか、とも思えるが、でもSwitch本体を長時間手に持つよりは楽だ。キーホルダーにぶら下げておけば、紛失のおそれもない。

価格は、発表されていない。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

スーパーマリオパーティは複数のSwitchをつないで画面を拡大する

Nintendo Switchにスーパーマリオパーティがやってくる。そしてこの新しいパーティーゲームとともに、Switchハードウェアをマルチプレイで使うための興味深い仕組みが登場するらしい。

2台以上のSwitchをつないでプレイ画面を拡大できるらしい。プレイ中には、画面から画面へとシームレスにアクションを続けられるようだ。端末同士の位置関係はユーザーが指定できる。

マリオパーティは長年Nintendoの代表作としてシステムのからくりを極限まで使ってきた。Switchではたさまざまな種類のパーティーゲームでコントローラーのクールな機能が使われるだろう。

これはSwitchのコントローラーシステムの理想的な利用法と言える。マリオカート8では小さな画面とコントローラーを使ってテーブル上で多くの楽しみを提供したが、今度は複数のSwitch端末をつなぎ、使えるかぎりのコントローラーを使ってプレイヤーの自由を拡大する。

これらの機能が実際どれだけ使われるかは半信半疑だが、新しい仕掛けがゲームプレイにどうマッチするかは10月5日になればわかる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

SonyがE3 2018で発表するPSゲームの数々、最人気はやはりバイオハ…

SonyはE3 2018のプレスカンファレンスをイベントにしたかった。Microsoftみたいに“新しいタイトルを50揃えました”ではなく、記者たちが席から立ち上がって歩きまわるものに。

それはまるで、今流行(はや)りの実験的レストランみたいだ。一食々々がとても小さいので食べ終えてもお腹が減っているが、でもそれが意外と楽しかったりする。

The Last of Us Part II

情熱的なキスで始まりキスで終わるトレーラーが、この人類絶滅後のサバイバルゲームのとても精巧なゲームプレイを強調している。でもそれは、このシリーズに初めから期待されているものであり、大画面のクローズアップでは全員がコーフンしていた。

Ghost of Tsushima

これも大画面が似合う凄惨で血まみれの傑作。このサムライ時代劇は時代が蒙古襲来のころで、大量の人斬りチャンバラ剣劇あり。サッカーパンチプロダクションズの最新ゲームが、この席でデビューした。

Control

あまり話題はないが、トレーラーを見ると、本物のFPSインセプションをかけ合せたみたい。大いにグッド。

Resident Evil 2

大人気のゾンビー殺人シリーズのリメイクは、集まった記者たちが大コーフン。ネタバレがたくさんあったが、犠牲者の顔を食べるゾンビーが、よくできてる。今日(米国時間6/11)から予約販売し、発売は来年1月だ。

Trever Saves the Universe(ワンダーウーマン)

リック・アンド・モーティの共同制作者たちの作のひとつ。トレーラーは笑いを取ろうとしていたが、ちょっと物足りない。集まった全員がPlaystationのファンでもね。でも、色はきれい。

Death Stranding

Norman Reedusが自分の足の爪をはぎ取るところが、それまでの30分のゾンビー殺人を全部合わせたのよりもキモ悪い。でも美しい風景や、出産のクローズアップ、かっこいい未来の傘など、最高に画期的なトレーラーだ。

MarvelのSpider-Man Game(スパイダーマン)

発売が9月だから、このイベントでも大きく扱われた。Sonyはいろんなゲームプレイを用意し、あなたの仲良しの隣人Spider-Manが監獄島Raftの超悪人たちと戦う。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

マイクロソフト、Xboxのゲーム会社4社を一挙に買収

Microsoft のゲームに関する発表が続いている。Xbox E3プレスカンファレンスで発表した一連のゲーム会社買収は、同社オリジナルゲームコンテンツの強化を目的としている。

日曜日(米国時間6/10)、Xbox責任者のPhil Spencerは、Ninja Theory、Playground Games、Undead Labs、およびCompulsion Gamesの各社を買収したことを発表した。4社の加入は、Microsoftの自社ゲーム開発を大きく推進するものだ。同社は特にゲームダウンロードのサブスクリプションサービスであるXbox Game Passの強化をはかっている。

2010年創業のPlayground Gamesは、レーシングゲームのForzaなどを開発する長年のXboxパートナーだ。今回の発表とともに、最新タイトルのForza Horizon 4を発表した。

Ninja TheoryはHellbladeを、Undead LabsはState of Decayシリーズをそれぞれ開発しており、Compulsion Gamesは現在開発中の新タイトル、We Happy Fewを年内に発売する予定だ。

新たに加わった各社はMicrosfot Studiosブランドあるいは以前Crystal Dynamicsの前代表、Darrell Gallagher率いる新ベンチャー、The Initiativeの傘下に入る。Microsoft Studiosには、Haloを開発した343 Industriesや、Microsoftが2014年に25億ドルで買収したMinecraftの開発グループなどがすでに所属している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook