土壌センサーのデータに基づいて庭や芝生の水やりを自動化するEdyn、多方面からシード資金を獲得

カリフォルニア州オークランドのEdynが、スマートガーデニングのための新製品を発売した。水道栓をインターネットに接続して、庭や芝生を自動的に潅水する、というデバイスだ。

そのEdyn Water Valveは、土壌センサーEdyn Garden Sensorと各地の天候情報を基に、土壌水分を調整する。ユーザーはその潅水システムの動作を、Edynのスマートフォンアプリで調節することもできる。

定価69ドルのEdyn Water Valveは、重さが8オンス足らず、太陽光発電を利用、Wi-Fi対応、庭の散水用ホースに取り付けられる。小さいので、キッチンのシンクや、窓際のプランターなどに対しても利用できる。

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EdynのCEOでファウンダーのJason Arumburu showedが、サンフランシスコの都市農業企業Farmscapeが支援しているSTEM Kitchen & Gardenで、その電脳水道栓のデモを見せてくれた。

Edynはシード資金をFenox Venture Capital, Idea Bulb Ventures, Morningside Group, Indicator ventures, Y Combinatorなどから獲得しており、Startup Battlefieldのファイナリストになったこともある。

潅水の自動化、という点では、Rachio Inc., Koubachi AG, iConservo Inc., それにドローン企業のParrotなどに競合製品がある。でも、競争の激しいテクノロジー系ガーデニング市場で、Edynはそこそこのファンを獲得しつつある。

製品はすでにHome Depot(ホームセンター大手)でも売ってるし、今後は一般小売店を販路として開拓したい、とArumburuは言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

鉢植えの植物を死なせることのない自動コントロール植木鉢Parrot Pot

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多くの人が、Parrotドローンのメーカーだと思っているようだが、実はヘッドフォーンや社内の情報娯楽装置など、いろんなものを作っている。昨年のCESで同社は、植木鉢ロボットParrot Potを披露した。そのときはまだプロトタイプだったが、今年は第一四半期にいよいよ、この新製品を発売する。

小売価格99ドルのこの植木鉢は、潅水用の水を2リットルキープできる。それは多くの植物にとって、ほぼ1週間ぶんの量だが、“節水モード”に設定すれば、植物は3〜4週間生き延びることができる。

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植木鉢のコントロールはモバイルアプリから行う(アプリの名前はそのものずばり、’Flower Power’だ)。このアプリからおよそ8000種の植物のデータベースにアクセスして自分の植物を選び、植木鉢とBluetoothで接続する。アプリはいわば、あなたの植物のためのダッシュボードだ。

植木鉢が装備しているいろんなセンサーにより、土壌水分や温度、肥料残量、室温、明るさなどを測定する。これらのデータは15分おきに記録され、Parrotのサーバーに送られて分析される(もちろん事前にインターネットに接続のこと)。人間が長期間世話をしなくて土壌水分が涸渇気味になると、自動的に潅水する(上図)。

昨年のプロトタイプのときは、売価200ドルになっていたから、それに比べると100ドル弱は安い。鉢植えの植物をよく死なせてしまうタイプの人は、Potを買ってみる価値があるかもしれない。あるいは自作してもいいけど。

CES 2016

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。