さきほどGoogleはブログ記事で、Starbucksと協力して、アメリカの全7000店のコーヒーショップに無料の高速Wi-Fiホットスポットを設置すると発表した。このプロジェクトは完了までに1年半ほどかかる予定だ。
Googleによれば、現行のStarbucksの無料ホットスポット比べて速度は最低10倍にアップする。Googleが光ネットワークの実験を行っているカンサスシティーなどでは100倍に高速化されるという。
8月中にもGoogle化されたStarbucksのWi-Fiが登場し始めるという。ひいきのStarbucks店舗がGoogle化されたかどうかは手持ちのデバイスでSSIDをチェックすればよい。Googleはこれまでにも本社の所在するマウンテンビュー市に無料の高速Wi-Fiアクセスポイントを設置している。またBoingoと協力してさまざまな場所に無料Wi-Fiを設置してきた。最近ではサンフランシスコ市の公共の場所に多数の無料Wi-Fiを設置する計画を発表している。承認が得られれば 2014年の4月までに設置が完了する。
今回のプロジェクトでGoogleは全米のStarbucks店舗のWi-Fi設置と運営という大きな事業をAT&Tから引き継ぐことになる。その意味でも結果が大いに注目される。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)