SamsungのスマートベルトがKickstarterに登場、すでに満額突破、名前はWELTに

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ベルリンでは、それ〔ドイツ語Welt〕は“世界”という意味だ。そのことについて、いろいろ深読みもできるかもしれないけど、今のぼくはここ数日IFAを取材しておりまして、忙しすぎるのであります。

このガジェットがデビューしたのは1月のCESだったが、そろそろ潮時かもしれない。CESやIFAなどの見本市に登場するだけでなく、この製品はこのほど、配布日を来年の1月としてKickstarterに登場したSGNLのような圧勝ではないが、期限までまだ1か月以上あるのに、すでに目標額を突破している。

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この製品を作ったのはSamsungからスピンオフした小さなハードウェアスタートアップで、フィットネス追跡機能をベルトに収めることをねらっている。そういう製品は前にもあったが、今回のがいちばん良い出来栄えのようだ。WELTという名前以外の疑問点としては、フィットネス追跡製品が世の中にいろいろある中で、なぜわざわざ、ズボンがずり落ちないようにするための品物に、そんなものを組み込まなければならないのか?

実は、ぼくには分からない。しかしKickstarter上の230名あまりの支援者たちは、分かっているようだ。ベルトが得意なことといえば、腰回りを測ることかな。IFAの会場には、体脂肪を測る秤(はかり)などもいろいろあるが、そんなデバイスが提供している情報には、人をその気にさせるものもあれば、かえって、読む者をがっくりさせるようなのもある。

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結局のところ、これらのウェアラブルには、究極の、そして共通の問題があるのではないか。たしかに、正しいデータを提供してくれるだろうけど、人間を悪い生活習慣から抜け出させてくれる能力はあるのか?と。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

IFAにおけるQualcommのVRヘッドセット参考製品は4基のカメラでユーザーの目線の動きも追跡する

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かわいそうなQualcomm。いつも参考技術ばっかりで、完成した小売商品がない。舞台の黒子のように、ステージを引き立たせるけど、自分は小売店頭のスター製品のようにカメラのフラッシュを浴びたり、記者の集団に取り囲まれることもない。

このサンディエゴの企業はIFAの数日前に、自社だけの発表イベントを行ったが、SamsungでもSonyでもない同社の新技術は、ほとんど報道されなかった。それは新しくてとてもおもしろいVR技術だよ、と言ったら、みんなはこっちを見るかもしれない。でも、それは絶対に市販されない、と言ったら、誰もがそっぽを向くだろう。

でもそれが、参考技術というものの宿命だ。サードパーティのメーカーたちは今ごろ、応用製品を作ってみたくてうずうずしているかもしれない。だから彼らのヘッドセット製品が来年あたり消費者市場に出回るかもしれない。でもその前に、問題はたくさんある。、まず、こんな独特の技術に対する、消費者のニーズはどうか?

VR製品はすでにいろいろ・たくさんある、それなのに市場はまだ小さい。それだけでも問題なのに、そんな市場において、PCもスマートフォンも要らないスタンドアロンのデバイスはどうだろう? 魅力的なコンセプトだけど、PCと比べて処理能力はどうか? Gear VRやGoogle Cardboardなどと比べてお値段は?

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Alcatelの新しいヘッドセットにも同じような疑問符が付くけど、そのVisionという製品は違う市場をねらっている。発売時期は、他とぶつかると思うが。一方Qualcommの設計は、機能的にとても独特でおもしろい。最大の特徴は、4つのカメラを使う追跡システムだ。二つはユーザーの目線の動きを追跡し、他の二つはユーザーが動き回る位置を追跡する。

同社が作ったデモは、社内手作りデモによくある、かなり内容の浅いやつ。しかし、システムの全貌を見せてはいないけど、概念実証としては十分に強力だ。一匹の蛸が青い海に浮いていて、その目がユーザーの動きを追う。ユーザーは部屋中を動きまわりながら、あらゆる角度から蛸を見る。真下からでも(蛸の肛門か?)。

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一方、好奇心の強いドラゴンのデモでは、グラフィックがよくできている。片目1440×1440で、最大70fpsだ。目標とする処理能力はSnapdragon 820搭載のスマホなみ、というから、これぐらいの性能は欲しい。

同社によると、お値段は“ハイエンドのタブレットなみ”を目指している。Samsungのヘッドセットよりは高くなりそうだが、ただし別途スマートフォンを買う必要はない。しかしこの製品の成功は、消費者製品のメーカーの商品開発能力にかかっている。もちろん、コンテンツの出来栄えも。いずれにしても、消費者製品ではなく、たくさんのチップを売らなければならないQualcommにとって、参考技術の目的は自明だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

VRヘッドセットがヘッドセットであってサングラスでない理由

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とにかく落ちる。しょっちゅう。そして、メガネが頻繁に外れてしまうことほどVRの現実逃避感を損うものはない。急に動かなければ問題はない。

永久に使えないアイデアだとは言っていない。この手のデバイスがそう遠くない未来に実用になる可能性はある。しかし今のところ、現実とつなぐためのケーブルは多すぎるし、メガネは重すぎる。よく知らないが、80年代にはこういうサングラスバンドを使う人たちがいたのかもしれない。今となっては不必要な問題に対するエレガントでない解答に思える。

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残念な名前のVRスタートアップ、DloDloは既に次世代製品の話をしている ― もっとスリムなワイヤレス版だ。それが出来たときには、もう一度この話ができるに違いない。しかし現時点では、「おいみんな、VRサングラスだぜ」というかけ声以上にはアピールしそうにない。

VRサングラスを試してみた。普通のヘッドセット以上の機能はない ― 実際、今出ているほとんどのVR製品よりも没頭性は低い。それでも、これをかけると、RiftやViveよりも、映画『ゼイリブ』に出てくるロディー・パイマーにように見えるので、究極的には何か意味を持つのかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

このリストバンドをつけると指が受話器になる

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IFAのSamsungブースでいちばん面白い部分は、いちばん控え目な部分でもある。広い会場に並んだテーブルの上では、Samsung以外の製品が数多く披露されている。そこは巨大電気会社が企業の壁を越えてインスピレーションを求める完全なる小宇宙だ。

そこにいる会社は、IT巨人とつながりがないわけではない。多くは元Samsung社員や電話機メーカーのスピンオフが作ったスタートアップだ。その中でも特に興味をそそられたのがSGNLだ。設立2年のスタートアップ、Innomdle Labの製品で、数日前にKickstarterでデビューして以来、すでに目標の6倍を越える資金を集めている。

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SGNLは、腕時計(スマートでもそうでなくても)に付けるストラップだ。体内伝導を利用して、手首の振動を手、指を通じて最終的に耳へと伝える。シークレットサービス捜査員のように指を立てるだけで電話を受けられる。これの実用価値について私は100%の確信を持てないでいるが、2000人以上の支援者がビデオを見て一目惚れした理由は完全に理解できている。

そして、実際これは使える。リストバンドはマイクを内蔵しているので、携帯電話をポケットに入れたままで話すこともできる。音質は明瞭とは言えない ― この種の技術を使ったヘッドセットを試した人ならわかるだろうが、専用スピーカーのようには聞こえない。会場の騒音のせいもあるかもしれないが、デモの音声は第2次大戦でウィンストン・チャーチルが話したラジオの音くらいのクリアーさだった。

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面白いかといえば、イエス。必要かといえば、ノー。しかし、Kickstarterで必要かどうが問題になることは滅多にない。プロジェクトはまだ半月以上クラウドファンディング期間を残しているので、興味のある人はチェックされたい。支援者への出荷は来年2月の予定。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

衣服の種類を判別して最適のサイクルを選ぶスマート洗濯機

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洗濯機は必要悪のようなものだといつも感じる。大きくて無能にみえるマシンは、よく壊れ、大切なものをなくし、きれいにするはずの服を傷めてしまう。

この何でも「スマート」な時代、洗濯機が無能な人間より物事を知っていることを期待してもいいはずだ。Hoover Europe(スピンオフして現在Candyというイタリア企業傘下にある)が今週IFAで発表したプロトタイプは、洗濯機が人の邪魔をするのではなく、人のために働く日が近づいていることを示す第一歩だ。

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このマシンは、オーナーの習慣に合わせて、一日のうちあまり電気を使わない時間に作動するスマートサイクルを備えている。もっと魅力的なのは、TED、といってもステージで誰かがしゃべるイベントではなく、Textile Expert Detectorという装置と連動することだ。

スキャナーを衣類の上に載せると生地の種類を判別する。その情報は洗濯機に送られ、どのサイクルで動くのがよいかを判定するのに使われる。

早ければ来年中にヨーロッパで出荷される予定。スキャナーは洗濯機本体には内蔵されず、スタンドアロンのデバイスとして使用するか、本体の側部に設置して利用者が服を放り込む前にスキャンする使い方になるようだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Kickstarterでも話題になったケース兼用の自撮り棒、いよいよ出荷・販売を開始

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自撮り棒を持ち歩くのが恥ずかしいという人も多いことだろう。そんな人におすすめのプロダクトがある。移動時にはスマートフォンケースとなり、そしてデスクでは角度自在のキックスタンドになってくれるというものだ。いくら高くても欲しいという人もいることと思う。今回紹介するプロダクトは40ドルという価格になっている。

名前はStikBoxで、なるほどよく考えられたアイデアだと言えるかもしれない。通常はiPhoneおよびSamsungのスマートフォン用のケースとして機能する。このケースの背面に、金属製自撮り棒を折りたたんで収納しているのだ。金属部分を引き出して伸長すれば、ケースが自撮り棒に早変わりするという仕組みだ。

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これはもともとKickstarterキャンペーンからスタートしたものだ。昨年末にキャンペーンを行い、その出荷が始まったところなのだ。通常の自撮り棒同様に、スマートフォンとの接続はBluetooth経由で行うようになっている。

自撮り棒を最初に使う際にはまずアプリケーションで設定を行う。ここで設定できる機能の多さも、他プロダクトとの差別化要因となっている。組み込まれたボタンで撮影を行うようになっていて、ちょっと離れた場所から(他の自撮り棒同様に)撮影することができる。

新iPhoneのリリース時には、より軽量のカーボンファイバー版をリリースする予定でもあるとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H

HPがモジュール化したデスクトップPCをIFAで発表、サードパーティとパートナーすべきでは?

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たしかにこれは、IKEAの家具には見えないけれども、でもHPがなんとかおもしろいものを作ろうとしていることは分かる。“モジュール的でおもしろいもの”、と言うべきかな。

このようなモジュール状のデスクトップ機をトライするのは、同社が初めてではない。たとえば: Acer RevoやLenovo ThinkPad Stackがある。でも、出来栄えは今回の方がやや良さそうだ。Elite Sliceという名前は、もっとなんとかしてほしいけど。

しかし問題は、こういうPCのモジュール化という思想を、規格をオープンにせずに世の中に普及できるのか、という点だ。少なくともこのElite Sliceは、PC市場の極端な片隅的ニッチにおける、ある程度説得力のある製品なのだから。

HPの自称“モジュールの傑作(modular masterpiece)”は、積み木ゲームJengaのコンピューティングバージョンで、小さなホッケーパックのような本体に、いろんなピースをはめていく。それらをつなぐためのポートはHP Slice Connectorと呼ばれ、そのほかのLEGO的コンピューターも類似の方式を採用している。

スピーカーや外部ストレージ、ディスクドライブなど、分かりやすいモジュールもある。そのほかも、誘導式の充電器や、タッチ方式の会議用プレートなど、なかなか頑張っている。お値段は699ドルからで、モジュールはあとから加えてもよい。

おもしろいコンセプトだから、多くのサードパーティが参加すれば盛り上がるかもしれない。MotorolaがMoto Z系列でやったように。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ASUSがラップトップのユーザーのためのポータブルな大型ディスプレイをデビュー

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AsusのZenScreen(上図)は、へんだけれどなぜか魅(ひ)かれるアヒルちゃんだ。タブレットでもないし、ノートブック兼用機でもない、15.6インチのポータブルスクリーンだ。つまり単独のデバイスというより、外出時のラップトップユーザーが使う予備のディスプレイだ。本機には、USB-AまたはCで接続する。

ASUSはポータブル(持ち運び)という特性を重視し、厚さ8ミリ、重さ1.8ポンドを実現している。ラップトップと一緒に持ち歩くのは重すぎる、と言う人もいると思うけど、長期出張の多いパワーユーザーは重宝するだろう。

ご覧のようにケースがキックスタンドになるが、それが嫌な人は、下部の切り込みにペンや鉛筆を挿入すると、それだけでも立つ(上図左)。ポートレートモード(縦型)でも立つから、仕事の性質によっては便利だろう。お値段はヨーロッパで269ユーロ(300ドル弱)だ。発売日は、発表されていない。

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バング&オルフセンの高級ワイヤレススピーカーは、マティーニシェーカーに似ている

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他のことはともかく、Bang and Olufsenはどうすれば人に強く印象を与えられるかを知っている。今日(米国時間8/31)デンマークのオーデォイ会社は、新しいワイヤレススピーカーを2機種発表した ― サイズ違いのスピーカー2台と言うべきかもしれない。アルミニウム製の円錐形デザインはたしかに人目を引く。

BeoSound 1と2(この名前が10年ほど前に作られたマルチルームスピーカーで既に使われていたことは興味深い)には様々なワイヤレス接続オプションがある。Goolge Cast、Apple Play、DNLA の他もちろんBluetoothにも対応して360度サウンドを送り出す。

スピーカーの上部は音響上の理由から開放され、金属製の筐体は設置面に直接触れていないため、低音が下部から出ていくことができる。近接センサーを内蔵していてユーザーが近くに来るとメニューがポップアップするのも面白い。

2つのシステムの違いは、2の方が大きく、使用中ケーブルをつないでおく必要があることだ。

BeoSound 1 と 2は、モバイル端末なしでSpotifyおよびDeezeをアクセス可能で、TuneInラジオとも統合されている。BeoSound 1は現在発売中、2は9月末に発売予定だ。もちろん安くはなく、価格は仰天の1495ドルと1895ドル。いったいマティーニが何杯飲めるだろうか。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ロジテック、3台のデバイスを切り替えて使えるBluetoothマウスを発表

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PCを使うのにもっとも重要なデバイスといえばマウスだろうか。そのマウスが、3つのデバイスを制御できるようになった。Logitechが発表した新型マウスで、同時に3つのデバイスとペアリングできるようになっているとのこと。名前はスペック通りM720 Triathlon Multi-Device Mouseといい、もちろんWindows、Mac、Android、およびLinuxに対応している。ボタンを押すだけで利用するデバイスを切り替えることができるのだ。

本体とマウスの接続はBluetoothないし同梱のドングル経由で行う。1本の単三電池で2年間ないし「最大で1000万クリック」の間、動作するのだそうだ。もちろん、さまざまな条件により変動するものではあるだろう。本日より販売開始となり、70ドルの価格で複数デバイスをひとつのマウスでコントロールできるようになる。

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またM330およびM220の「サイレントマウス」シリーズの発表も同時に行った。「サイレントマウス」の名の通り、ほとんど音がしないままでクリック動作を行えるようにしたものだ。Logitecによれば「ネズミのように、気付かれることなく動きまわります」とのこと。ずっとマウスをクリックし続けているような人には役立つデバイスとなりそうだ。販売は来月からで、価格は25ドルないし30ドルとなっている。

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(翻訳:Maeda, H

日産自動車が実物大のSUVを3Dペン3Doodlerで‘描く’

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3Dペンって一体そもそも何をするんだ?という疑問への答が一つここにある。Nissan Europeなら何をするか。自動車会社だから当然、車を描く(あるいはアーチストたちを集めて描かせる)。そこで同社は、アーチストのGrace Du Prez(と職人たちのチーム)に頼み、同社の新型SUV、Qashqai Black Editionの実物大モデルを3Doodler Createで‘描かせた’(下のビデオ)。

この彫刻は、当然ながら、大量のプラスチックを使った。同社によると、3Doodlerのフィラメントを8.6マイル*使用し、制作に800時間を要した。同社はこれを、“世界最大の3Dペン彫刻”と呼んでいる。3Doodlerを自分の創作素材としてよく使っているDu Prezも、“こんなすごい大仕事は初めて”、と認めている。〔*: ビデオでは13.8キロメートル、と言っている。〕

ベルリンで開かれるIFAに向けての、派手なパブリシティとしては、上出来のようだね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))