Googleの株価は今日(米国時間5/15)Google I/O初日に、52週間最高値の915ドルを記録した。一方Appleは、今日だけで15ポイント下げて428ドルで引けた。52週間最高値より277ポイント安。
今日の午前Googleの株価は、共同ファウンダーLarry Pageがステージに上った11:45頃、始値の895ドルから、909ドルへと急騰した。あるアナリストは上昇の理由を、Googleのストリーミングサービス“All Access”の発表、およびApple、HPといったハードウェアメーカーとの交代劇だろうと私に語った。
Google株とApple株の価格差は、テクノロジー界展望のバロメーターだ。Googleはデータの会社。Appleはデザインをより重視し、美しいデバイスを作る。
その違いはここGoogle I/Oでも明らかだ。Googleは、世界中どこの会社よりも多くのデータを扱うインフラストラクチャーを構築した。そしてこのデータを使い、今日の基調講演でハイライトされたサービスを提供する。Google Translate APIや次世代のGoogle Mapsなどだ。iPhoneはいつも変わずエレガントだ。本誌のJosh Constineが指摘するように、デバイスの美しさは、世界中がデータオブジェクトで構成されるようになるにつれ、重要でなくなっていく。
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(翻訳:Nob Takahashi)