BetaworksのVoicecampは音声アプリの開発ノウハウを教える特訓合宿、一社あたり$125Kの資金が与えられる

voicecamp

Betaworksのスタートアップスタジオが今日(米国時間1/12)、その二つめのアクセラレータキャンプ(集団育成事業、育成合宿)、ボイスキャンプ(voicecamp)を発表した。合唱団の特訓合宿のような名前だが、そうではない。

今年の初めに行われた最初のアクセラレータキャンプ事業はボットキャンプ(botcamp)と呼ばれ、チャットボットの人気の波に乗ろうとする企画だった。そして今回は、最近の新たな人気分野、音声(voice)駆動のアプリやシステムをテーマとするキャンプだ。

すでにAmazon Echo, Google Home, AppleのSiriなどは、市場に定着しつつあるが、Betaworksは、まだまだこれから新しいものが続々登場する、と想定している。

BetaworksのVP Pat Montagueはこう語る: “声は人間のコミュニケーションの中核に位置していて、だからこそ赤ちゃんのころから最初にそれが発達する。音声をベースとするコンピューター技術はコンピューターをより人間的にして、コンピューターの利用を人間との対話に近いものにする”。

この合宿の定員は8〜10社だ。一社が、シード前資金として12万5000ドルを受け取る(今後の増資もありうる)。期間は11週間で、場所はマンハッタンのMeatpacking DistrictにあるBetaworksの本社。

そしてbotcampのときと同じく、この分野のリーダーたちがメンターとしてつく。

“こんなの音声でなければできない!(音声だからこそできる)、というタイプのアイデアが出てくることが、いちばんの楽しみね”、だそうだ。なお、Amazon Echoは、買われた台数の約半分がキッチンに置かれているそうだ。キッチンは、手でコンピューターを操作したくない場所である。

voicecampの参加申し込みは、今日から受け付ける。その受付はここだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Betaworksのチャットボット育成事業BotCampは10社を育て各20万ドルを提供、メンターはSlackらから

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チャットボットへの関心が急速に大きくなっている。そしてBetaworksは、その波に乗ろうとしている。

GiphyやInstapaperなどを擁するスタートアップ・スタジオBetaworksが今日(米国時間4/11)、チャットボット専門のスタートアップを90日間で育てるBotCamp事業の、申込受付を開始した。この事業の投資家は同社のほかにChernin Group、そしてKPCB, General Catalyst, Atomico, RREなどがスポンサーだ。

BotCampの定員は10社で、それぞれがシード前資金として20万ドルを受け取る。会場は、マンハッタンのMeatpacking地区にあるBetaworks Studiosのスペースだ。

Betaworksの社員起業家Peter Rojasは、こう説明する: “高度なマシンインテリジェンスを利用し、メッセージングアプリをインタフェイスとするソフトウェア、いわゆるチャットボットの急速な増殖は、これらがもはや単なる巧妙なパーティー芸ではないことを示している。今やそれらはますます便利なツールになり、ユーザーの協働的な仕事を助けたり、仕事の効率を上げたりしている”。

今回のチャットボット特訓促成栽培事業は、Twitter, Slack, Facebook, Amazon Alexa, Line, Kik, Discordなどの主要チャットプラットホームからメンターを招聘する。生徒は主に、これら既存のプラットホームのためのボットを作る。

またGreylock, SV Angel, Eniac, Lerer Hippeau Ventures, Lightspeed, Greycroft, BoxGroup, Bloomberg Beta, Homebrew, Public Studio, Slow Ventures, New York TimesのR&D LabなどのVCからも、メンターを招く。

今回は、Betaworksの従来のやり方とやや違って、生徒企業にふつうのVCのように投資したり、あるいはBetaworks Studiosの事業の一環としてファウンダーを社員として雇用してインキュベーションを行う。

この、申込制によるミニアクセラレータ事業は、やり方はやや変わっているが要するに一種の育成事業だ。Betaworksは、今後も複数のスタートアップが互いに助けあっていく姿を想定しており、今回の育成事業もそのための一環だ。

申し込みの受付は今日からで、事業の詳細はここにある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))