GoogleのProject FiでVPNサービスがアップデートしセルネットワークにも拡張

GoogleのワイヤレスサービスProject Fiが今日(米国時間11/13)、メジャーアップデートにより、オプションとして常時稼働のVPNと、Wi-Fiとセル接続をスマートに切り替える方法を導入した。

FiにはすでにデフォルトでVPNサービスがあり、サポートしているほぼ200万のWi-Fiホットスポットに接続するユーザーを保護していた。今回Googleは、それをセル接続にも拡張した。“その強化されたネットワークを有効にすると、モバイルとWi-Fiのすべてのトラフィックが暗号化されて、どのネットワーク上にいても弊社の仮想プライベートネットワーク(VPN)から安全に送信される。あなたのオンラインアクティビティを他の誰も見ることができないという、安心感が得られる”、と今日の発表声明は述べている。

Googleによると、そのVPNはユーザーのすべてのトラフィックをGoogle自身からも遮蔽するし、それはユーザーのアカウントや電話番号とも無関係である。

上でGoogleが‘強化されたネットワーク’と呼んでいるものの一部がこのVPNであり、そして今日の発表の第二の部分は、Wi-Fiとモバイルネットワークの迅速な切り替えだ。これを有効にすると—そして二つの機能は共に現在ベータで、Android Piが動いているFi互換のスマートフォンでしか使えないが—Wi-Fiの接続が弱くなるとそのギャップをセルのデータ通信で填める。同社によると、これによりユーザーの時間が最大40%節約される。

これらの新しい機能がFiユーザー全員に展開されるのは、今週の終わりからだ。それらはデフォルトではoffだから、Project FiアプリのFi Network Toolsでonにしてから使用する。なお、VPNを利用するとデータの使用量が約10%増える。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

海外旅行に行った先でもGoogleのProject Fiなら高速ワイヤレス通信ができる

Nexus 5X smartphone, co-developed by LG Electronics Inc. and Google Inc., and manufactured by LG Electronics, sit on display at the NTT Docomo Inc. unveiling in Tokyo, Japan, on Wednesday, Sept. 30, 2015. Docomo, Japans largest mobile-phone carrier by subscribers, introduced 10 smartphone models today. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg via Getty Images

Googleのワイヤレスサービス「Project Fi」にサブスクライブしているユーザーは、巨額の請求書が来ることを心配せずに135カ国以上でデータ通信が利用できた。追加料金のかからない国際データ通信もプランに含まれているからだ。しかしこれまで海外では2Gの上限速度があった。Googleの今日の発表によると、Fiはこれまでの速度の最低10倍から20倍早い、高速国際データ通信を提供するという。

2Gの上限速度に関わらず、ユーザーのスマホは利用できる中で最も高速なネットワークに接続するようになる。それは3G、4G、あるいはLTE(利用できる中で最も高速なネットワークが2Gという場合もあるだろう)と接続する。「速度に上限はなく、ユーザーはネットワークの中で利用できる最も高速な通信を利用できるようになります」とGoogleのスポークスパーソンは話す。「それはLTEのネットワークかもしれないですし、他では3Gネットワークかもしれません(ローミングの契約内容によります)。それぞれの国では異なる速度になるため、幅がある表現なのはそのためです」。

Googleは、この機能が提供できるのはProject Fiのネットワークに国際キャリアのThreeを追加できたおかげだという。Googleのスポークスマンは、ThreeはFiの高速データアクセスを多くのヨーロッパ諸国でサポートすると伝える。だが、Googleはグローバルで対応するため、他のキャリアとも手を組んでいるとした。

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この動きで、GoogleはT-Mobileや他のキャリアに上限を外す圧力をかけることができる。T-Mobileは追加料金なしに2Gを上限とする国際データ通信をアメリカで提供した初のキャリアだ(ただ、T-MobileはすでにカナダとメキシコでLTE速度を提供している)。2Gは基本的なメールアクセスやGoogle Mapsを利用するには十分だが、他の何かにしようする場合、すぐに2G回線が苦痛なほど遅いということが分かる。もちろんInstagramを使うことだってできるが、忍耐が必要になるだろう(Pokémon Goがこの遅い回線でどれだけ機能するかはまるで想像できない)。

Project Fiのプランは月々20ドルで無制限に電話、テキストのやりとりができる。データは1GB利用するごとに10ドルで利用できる。もし、実際に使ったデータ量が払った分より少ない場合は、Googleは差額を返金するという。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

GoogleのNexus機専用のキャリアサービスProject Fiが招待なしでも利用できる

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Googleのセルフォーンサービス(携帯〜モバイル)Project Fiは今や、招待がなくても一人で自由にサインアップできる。

10か月前にローンチしたこのサービスは、これまでは完全に招待制だった。今日からは、合衆国にいる人なら誰でも、面倒なことは何一つなく、単純にサービスにサインアップできる。

このサービスを広く売り込むためにGoogleは今、Nexus 5Xを定価より150ドル安の199ドルで安売りしている。その期間は向こう数か月、もちろんProject Fiのユーザーになることが条件だ。

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Fiは物理的にはT-MobileとSprintのネットワークを使用し、地域によって状態の良い方を使う。基本料金は月額基本料金20ドル、プラス、データ1GBごとに10ドルだ。

使わなかったぶんのデータ料金は、返金される。

国内の電話とテキストは無制限、Wi-Fiテザリングあり、3Gのデータ利用は120か国あまり、国際テキストあり、となる。

Googleによると、すでにProject Fiのユーザーの15%あまりが、海外で使用している。

Project Fiの最大の欠点は、GoogleのNexus機(6P, 5X, Nexus 6)以外では使えないこと。ロックされてないほかの機種でも使える、という噂はあるが、それはあくまでも、“使える場合ある”、ということであり、ネットワークの切り替えはできない。

LTE対応のタブレットなら、Nexusタブレットだけでなく最新のiPadやSamsungのタブレットなどでもFiを使える。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa