セガから懐かしのメガドライブの復刻版、メガドライブミニを9月に発売

セガの16ビットゲーム専用機であるGenesis、あるいはメガドライブは80年代から90年代に育ったゲーマーの心に特別な地位を占めている。任天堂のNESやその前のSuper Nintendoと並んで当時のゲーム・コンソールを代表する製品だった。現代のテクノロジーで小型化されたメガドライブの発売日程が公式に発表された。

昨年、セガはGenesis/メガドライブ ミニを復活させることをと発表したが、細部の調整に手間取り、スケジュールは遅れぎみだった。しかし今週、東京で開催されたSega Festで、セガは製品の発表日と搭載されるゲームを公表した。ミニは9月19日に出荷か開始され、40種類のタイトルがプレインストールされる。

発売日と同時に、プレインストール・ゲームの一部のタイトルも発表された。これにはソニック・ザ・ヘッジホッグ、エコー・ザ・ドルフィン、獣王記、トージャム&アールのようなヒット作が含まれている。判明しているリストを下に掲載した。

米国における予定価格は80ドル、日本では税別6980円だという。

判明しているプレインストール・ゲーム

  • エコー・ザ・ドルフィン Ecco the Dolphin
  • Castlevania: Bloodlines
  • スペースハリアーII Space Harrier II
  • サンシャイニング・フォース Shining Force
  • ドクター・エッグマン Dr. Robotnik’s Mean Bean Machine
  • トージャム&アー ToeJam & Earl
  • コミックスゾーン Comix Zone
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ Sonic the Hedgehog
  • 獣王記 Altered Beasts

(日本版)メガドライブ ミニの公式サイト

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滑川海彦@Facebook

セガ、『メガドライブ ミニ』を今年中に発売

Nintendoに続き、Segaも同社を象徴するゲームシステム、Mega Driveのミニバージョンを発表した。商品は2018年中に発売予定。さらに同社は、Mega Drive発売30周年を祝って、Segaの名作ゲーム15タイトルをNintendo Switch向けにこの夏発売する予定だ。

Segaは新ハードウェアの開発をAtGamesに依頼した。AtGamesはかつて少々出来のわるいSega Genesis Flashbackを作った会社で、今回はもっといい製品になることを願いたい。Nintendoは自社のレトロシステムの細部にこだわった製品を作っている。mini NESとmini SNESは最高の過去を現在に持ってきたすてきな先祖返りだ。コントローラーのコードさえもう少し長くしてくれればよかったのだが。

子供のころ私はSNES派だった。両親がSegaのゲームは暴力的すぎると思っていたからだ。基本的に、Mortal KombatよりもKiller Instrinct。今ならScorpionのラストの動きにも対応できるかもしれない。

これでもノスタルジアが不足という人たちのために、Sega Agesシリーズのプロデューサー、下村一誠氏は、Sega DreamcastのゲームもSwitch向けに発売されることを示唆した。そうなればPhantasy Star OnlineやJet Set RadioがNintendoのシステムで動くようになる

なお本誌のイラストレーターの星、BryceはGenesiが北米以外ではMega Driveと呼ばれていたことを知らなかった。もちろん彼だけではない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook