家のドアやライトなどをまだ物のインターネット(Internet of Things, IoT)に接続していない人も、iPhoneアプリSmartThings使えば、簡単にそれができる。それだけではない。このアプリの最新バージョンは、家がインターネットに接続されたら何ができるのか、その全貌と未来を消費者に教育してくれるのだ。
ニューバージョンはiOS 7用だが、使い勝手が良くなり、家にスマートで(==電脳で)ワイヤレスでインターネットに接続された物をインストールする場合の、いちばん一般的なケースをまず消費者に提供する。また、外出時に家に何が起きているかをスマホに伝えるための、プッシュ通知のさまざまな使い方も教えてくれる。
このアプリを最初に開いたときは、SmartThingsの多様な使い方をカテゴリーにわけて紹介する。“家庭と家族”、“明かりと家電製品”、“損害と危険性”などなどのカテゴリーだ。それぞれについて、典型的なユースケースとデバイスを例示する。ユーザがそれらのデバイスを持っていなければ、SmartThingsのShopへ行けばすぐに買える。
そんやり方は、SmartThings対応のデバイスを買えるだけでなくて、そのアプリのいろんな使い方、その可能性を、消費者に教える効果もある。
この新バージョンでIoTの構成をする場合、新たにデバイスとそのアクションを加える過程が改良され、複数の照明器具や家電製品などをグループ化して加えることができる。そしてそれらすべてをアプリからコントロールし、たとえば部屋がしばらく無人だったらそれらをoffにする、などのことができる。
そしてセットアップが完了すると、”Hello, Home”と呼ばれる通知センターで、家中で起きているすべてのことが分かる。そのためのアプリのモードの切り替えも、ユーザが迅速にできる。
SmartThingsのニューバージョンは、パワーユーザがすごく複雑なルールの設定をできるようになったのと同時に、初めて使うユーザが容易にセットアップできるようにもなった。IoTの普及に欠かせないのが、このようなバランス感覚だろう。
今日に至るまでの助走として同社は先月、Greylock PartnersとHighland Capital Partnersから1250万ドルを調達した。この投資ラウンドに参加したそのほかの投資家は、First Round Capital、SV Angel、Lerer Ventures、CrunchFund、Max Levchin、Yuri MilnerのStart Fund、David Tisch、A-Grade Investments、Chris Dixon、Vivi Nevo、Alexis Ohanian、Loic Le Meur、Martin Varsavsky、Kal Vepuri、Ryan Sarver、Jared Hecht、Steve Martocci、Emil Michael、Aaron Levie、Zorik Gordon、そしてNathan Hanksだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))