Teslaはカリフォルニア州に新しいSuperchagerステーションを2カ所設置した。これまでで最大の規模だ。これは新しいタイプのSuperchargerで、充電スタンド40基はどのSuperchargerステーションよりも多く、さらに新しい設置場所のひとつには専用の「カスタマー・ラウンジ」もある。
カリフォルニア州ケトルマンシティーに建てられたSuperchargerステーション(もう一つは同州のベーカーにある)には、料理、「クラフトドリンク」、洗面所、座席、Wi-Fi、Teslaのアパレルとアクセサリーのショップに加えて子供の遊び場や連れてきたペットのためのスポットもある。アウトドアスペースも用意されている。ラウンジはTeslaドライバーが24時間年中利用できる。アクセスにはTeslaのインフォテイメント画面に直接送られてくるコードを利用する。
2箇所とも、屋根付のソーラーパーキングとTeslaのPowerpackシステムを備え発電した太陽エネルギーを蓄えて40基の充電ステーションに供給する。TeslaはSuperchagerネットワークが完成するまでこのアプローチを続けると言っている。充電ネットワークの拡充には、Model 3の量産体制が整い需要が増えたときを見越して準備しているという一面もある。
ケトルマンシティーのカスタマーラウンジは将来作られる施設のモデルケースとしても興味深い。これはTeslaがオーナーの体験を拡張かつコントロールし続けるための手段であり、ブランドのイメージを高めながら、充電中にドライバーが待たされるという避けられない状況に対応するものでもある。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )