「ちょっと変だろう、消しゴムのついていない鉛筆なんて」とMicrosoftのPanos Panayは、Surface Pro 4の新型スタイラス発表の際に言った。なぜなら、Apple Pencilには消しゴムがなく、Surface Penにはついているので、Microsoftはこの機にジョークを飛ばす必要があったからだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
今日(米国時間10/6)、MicrosoftのWindows 10ハードウェアブリーフィングで、次のSurfaceが披露された。詳しくはこちらを参照されたい。
しかし、Surfaceに関して最も私の注意を引いた情報は、この新しいSureface Pro 4を作るために、Surfaceが使われたことだった。究極のドッグフーディングだ。
ハードウェア製品のデザインには極めて多くの要素があり、Mirosoftのデザイナーたちが次期製品を作るために、常に「堅牢なデスクトップ機」を必要としていないと考えると興味深い。ロボットがロボット製作を手伝う。これぞ未来だ!
これはちょっといい話くらいのことかもしれないが、私は実際に何がどう行われたかをもっと知りたい。
もしSurfaceが、次のSurfaceを作るのに十分なほど良くできているなら、われわれにとっても十分良い、と私は思う。4Kディスプレイ出力2基、USBコネクター4基、2000の部品からなり、数百万のポリゴンをレンダリング。実にセクシーだ。しかし、Surface Bookほどセクシーではない。嘘ではない、こいつはアツイ。Microsofが作った初めてのノートパソコンだ。
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今日(米国時間10/6)ニューヨーク市で行われたイベントで、MicrosoftはSurface Pro 4を発表した。その名の通りSurface Pro 3の後継として誰もが予想していた製品だ。Microsoftは、Surfaceが現在年間35億ドル相当のビジネスであると言った。
これはこれまでで最も薄いSurfaceだとMicrosoftは言っている。同社はSurface Proの画面を12インチから12.3インチへと拡大した。本体のサイズは変わらないがベゼルが狭くなった。画面を大きくして無駄なスペースを減らした。
画面は267PPIで500万画素以上。同社のPanos PanayによるとSurface Pro 4の画像素は旧機種より60%多い。Microsoftは本機の画面の検討にかなりの時間を費したと言った。ガラスの厚さはわずか0.4 mmという。
価格は899ドルで、「まもなく」予約受付を開始する。出荷は10月26日の予定。
性能面では、Surface Pro 4は旧機種より30%速くなった。1TBのストレージと16 GBのRAMを内蔵している。この数字がアップグレード後なのか標準仕様かは不明(同社に確認中)。
スタイラスも新しくなり、1年間持続するバッテリー、消しゴム機能、およびなくさないための新たなしくみを備える。新スタイラスはSurface Pro 4の側面に、従来のSurfaceペンがドックの側面にくっついたと同じように磁石で吸い付く。
そして、新しいタイプカバーには、神に感謝、チクレット型のキーボードが付きトラックパッドは40%大きくなった。
Surface Pro 4の発表直前に、Apple、Google両社が類似製品を発表しており、2社はこの分野ではMicrosoftをある意味で追いかけている。
MicrosoftのSurfaceプロジェクトは最近好調であり、多額の評価損を出した当初の苦戦を乗り越えた。後に同社はNokiaハードウェア部門買収に関連する数十億ドル規模の評価損を計上して損失を重ねた。
Microsoftにとって、Surface Pro 3は、前機種を上回る販売を記録した重要な瞬間だった。Pro 4は前回の成功に強力なアップグレードを上乗せしている。市場でどんな実績を上げるか興味深い。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)