アップルが1000万枚のマスクを医療従事者に寄付

Apple(アップル)の最高経営責任者(CEO)であるTim Cook(ティム・クック)氏は、自宅勤務中にTwitterに投稿したメッセージの中で、同社が1000万枚のマスクを寄付すると発表した。この数字は、先週発表された200万枚を大幅に上回るもので、さらに米国時間3月24日の昨夜に、ホワイトハウス記者会見でMike Pence(マイク・ペンス)副大統領が発表した900万枚という数字も大幅に上回っている。

「アップルはすでに1000万枚のマスクを調達し、アメリカの医療業界に寄贈している」と、Cook氏は動画の中で述べている。「最前線で働いている人々のすべての仕事に対して、我々は感謝を表明する」。

新型コロナウイルスがアメリカの人々に大きな影響を与える中、アップルは他のテック企業とともに、同国内で不足しているマスクを寄付している。寄付されたマスクの多くは、昨年のカリフォルニア州での大規模な山火事の後に、同州の労働安全衛生基準を満たすために備蓄されていたものだ。

なお、Ford(フォード)など他の企業も、生産設備を改造してマスクを追加生産している。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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