Elon Musk(イーロン・マスク)氏は、ホリデーシーズンにTwitterでファンから寄せられた質問に答え、Teslaシアターのソフトウェア機能により、車内で利用できるエンターテインメントの数が増えていることに言及した。マスク氏によると、動画ストリーミングサービスのDisney+がコンテンツのリストに「近日中に登場する」という。Teslaシアターは2019年9月のOTAアップデートにて公開されたV10ソフトウェアで導入された機能で、NetflixやYouTubeといったストリーミングメディアや、テスラ車両の機能チュートリアルが追加された。
また、テスラはクリスマス直前に公開された新しいソフトウェアアップデートで、TeslaシアターにTwitchを追加した他、人気農業シミュレーションゲームの『Stardew Valley』、クラクションを鳴らすたびに自動的にダッシュボードカメラの動画が保存される機能、音声コマンドのサポートなどをつけ加えている。
テスラは継続的なソフトウェアアップデートの提供に力を入れている。アップデートは世代を問わずすべてのモデルで利用でき、従来の自動車メーカーによる現行および最近のモデルにのみ新機能や改良を加えるやり方と比較すると、購入後にもその価値をより大きく高めている。
Teslaシアターのストリーミングメディアオプションは、運転中ではなく停車時でのみ利用可能だが、テスラのオーナーにとって想像以上に価値のある機能だ。特に、テスラ車は充電ステーションで充電する時間が必要であり、高速なスーパーチャージャーを利用しても、充電量によっては30分以上待つことになる。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)