Facebookの「Portal」デバイスは立ち上げから今日まで依然として、プライバシー関連の疑問を大量に引きずっているが、同社はそれにめげる気配も全然なく、このビデオチャットハードウェアをひたすら売っていきたいようだ。
Vox Media主催のCode Conventionカンファレンスで、FacebookのAR/VR担当副社長Andrew Bosworth氏は既存のハードウェアの売上が「好調」と言ったが、でももっとおもしろいのは、今年の秋には新しいサイズのPortalハードウェアを出すらしいことだ。
これまでのいろいろな話の中には、Portalのファームウェアのコードに昨年見つけた「Ripley」というデバイスの名前が登場する。Cheddarの記事によると、そのカメラデバイスはテレビの上に取り付けて、ビデオのフィードをテレビの画面に送る。それによってPortalのようなビデオチャット専用デバイスは要らなくなり、しかもFacebookのハードウェアが家庭の中心に位置することになる。
もちろんさまざまな形状で一挙に出すという説もあるけど、このテレビ画面を利用するバージョンは低価格製品だろうから、真っ先に登場してもおかしくはない。
(関連記事: Facebookが監視するチャット端末「Portal」を半額に値下げ)
[原文へ]
(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)