ポルシェがビンテージ向けのCarPlay対応ユニットを発表、1960年代モデルにも搭載可能

クラシックのポルシェをお持ちですか?皆さん、お持ちですよね?米国時間4月23日、ポルシェはBluetooth、DAB+、アップルのCarPlayといった最新の接続機能を有しつつビンテージな外観を再現したヘッドユニットのラインアップを発表した。

これはポルシェの公式ハードウェアで、1DINと2DINにそれぞれ対応しているため、1960年代から1990年代の車に搭載できる。

確かにタッチスクリーンだけのインターフェイスは1976年の911Carrera(カレラ)には少し場違いかもしれない。そのため、ユニットはボタンやダイヤルを備え、全体に統一されたビンテージ感を演出する。1990年代にポルシェはサイズの大きい2DINの設計に移行したため、この時期のモデルに対応するヘッドユニットはボタンやダイヤルに加えて大画面のタッチスクリーンを備える。

どちらのユニットもポルシェのディーラーから購入できる。これはビンテージの車にできるだけ長く走っていてほしいというポルシェのスタンスを表している。このユニットで、オーナーは最新のテクノロジーの利便性を利用できるようになる。自動車メーカー各社はクラシックカー向けのパーツを長年提供しているが、ドライバーが最新の接続機能を活用できるものはほとんどない。

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(翻訳:Kaori Koyama)