ここしばらくご紹介してきたスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo 2015」もいよいよ明日からスタートする。もうタイムテーブルも公開済みだが、セッション、ブースなどなど見どころをまとめてご紹介しておきたい。
“近い未来”の家庭向けロボット「Jibo」
1日目の11月17日、キーノートスピーチをしてくれるのは米国のロボットスタートアップ「JIbo」のCEOであるSteve Chambers氏。2012年創業のJiboは、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で約7400人から約370万ドル(約4.5億円)の資金を調達して注目を集めている。
彼らの開発するロボットの特徴は、顔認識によって家族それぞれの区別が付くこと。相手によって対応を変えたり、好みを覚えたりしてくれるのだそう。また、Jiboから人間に対して話しかけるなんてこともあるという。プロダクトのリリースは2016年以降だと聞いているが、その全容をいち早く知りたい人は是非ともチェックして欲しい。
※Jiboの紹介記事はこちら
気鋭国内スタートアップの起業家のビジョンを聞く
TechCrunch Tokyoには海外だけでなく、国内の企業家も数多く登壇する予定だ。
金額は非公開ながら、100億円とも200億円とも言われる大型のクロスボーダーM&Aを実現したエウレカ・赤坂優氏、ユーザー数2000万人を突破したとの発表もあったばかりのメルカリ・山田進太郎氏、LINE代表の座を離れ、今春自ら起業したC Channel・森川亮氏のほか、gumi・国光宏尚氏、コロプラ・千葉功太郎氏、コーチ・ユナイテッド有安伸宏氏などが、自身の事業のアップデートや新しい取り組みについて語ってくれる予定だ。
※各社の紹介記事はこちら:エウレカ、メルカリ、C Channel、gumi
また2日目の18日のキーノートセッションにはマネックスグループの松本大氏が登壇。「FinTech」なんて言葉がなかった頃から、日本の金融×IT領域を切り開いてきた同氏には、事業の話に加えて、起業論や組織論、仕事論などを語ってもらう予定になっている。
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デザイン特化のクラウドソーシング「99design」と組んだトートバックも
海外からのゲストの1社である99designsは、デザインに特化したコンペ型のクラウドソーシングサービス。同社からはCEOのPatrick Llewellyn氏が登壇する予定だ。加えて、会場では99designsで作ってもらったデザインと、TechCrunchのロゴが入ったトートバッグも来場者に提供する予定となっている(バッグのデザインは3つあるため、参加者の運次第になるが)。
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気鋭12社がプレゼンを競う「スタートアップバトル」
イベントの目玉になっているのが、プレゼンテーションコンテストの「スタートアップバトル」だ。創業3年未満、サービスローンチ1年未満のスタートアップのみを対象にしたスタートアップバトルには、100社以上の応募の中から選ばれた12社が1社5分のプレゼンテーションを繰り広げる。
昨年は800人入るホールが立ち見になるほどの熱気に包まれていた。結果は記事でもご紹介することになると思うが、魂のこもった起業家のプレゼンテーションは、会場で見て欲しいと思っている。
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最新のIoT製品を見て触れられる「フューチャーラウンジ」
TechCrunch Tokyoの見どころはセッションだけではない。会場には過去のバトル登壇者をはじめとしたスタートアップや、スポンサー企業のブースも数多く出展する。
ここではブースの中でも初の試みとなる「フューチャーラウンジ」について紹介したい。このスペースでは、単3電池で動くガジェットをスマホでコントロールできるようになるIoTデバイス「MaBeee」や、HOME360の提供するVRコンテンツなど、IoTやハードウェアに特化したスタートアップ5社の展示が行われる。もちろん展示を見るだけでなく、実際にデモを体験したり、プロダクトを購入したり(cloudissのみ)もできる。
前売りチケットの販売は本日いっぱい
そうそう、大事なことを1つ伝え忘れていた。前売りチケットの販売は今夜23時59分までとなっている。これを読んでイベントに興味を持った人は、今すぐ以下からチケットを購入頂きたい。