Huluは動画配信サービスでNetflixと激しくシェアを奪い合っているが、このほどディズニーと新たなライセンス契約を結んだことを発表した。
新しい契約によりHuluはユーザーに対して相当数のディズニー映画の新作を独占配信する権利を得た。 今後数ヶ月の間に公開されるディズニー映画は合計50本に上る。これには『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ムーラン』、『ポカホンタス』、『ヘラクレス』、『リロ・アンド・スティッチ』、『ターザン』などの人気作品が含まれる。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ムーラン』、『ポカホンタス』、『ヘラクレス』に加えて『天使にラブ・ソングを…』、『Air Bud』はすでに公開されている。
2017年に公開が予定されているのは『コン・エアー』、『ステップアップ』、 『60セカンズ』、『パール・ハーバー』、『ロミーとミシェルの場合』、『飛べないアヒル』、『リロ・アンド・スティッチ』、『ターザン』、『ラマになった王様』、『マペットの宝島』、『プリンセスと魔法のキス』などだ。
ディズニーはHuluの30%の株主であり、ディズニー・ABCテレビが権利を持つコンテンツの一部はすでにHuluで配信されている。これにはDisneyのテレビ向けチャンネルのコンテンツも含まれる。
今回のHulu-ディズニーの独占ライセンス契約により、Disneyのコンテンツは複数のサービスに分割されることになる。今回の契約に先立って、2012年にNetflixはディズニー、ウォルト・ディズニー・アニメーション、マーベル、ピクサー、ルーカスフィルムなどのディズニー・グループの製作になる映画を配信する権利を得たことを発表している。 配信の期間、内容はケーブルテレビのHBOと同様。
Netflixは今年5月にこの契約をユーザーに告知した。コンテンツのストリーミングはこの秋から開始されている。【略】
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)