3DSの新ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』には悲しげな魚と波乗りライチュウがいる

どうか私を新しいポケモンが作られている部屋へ行かせてください。 小さくて悲しげな魚、Wishiwashi[ヨワシ]があるレベルに到達すると、悲しみの薄れた魚集団に変わるというアイデアを開発チームが思いついた時、いったい何が起きていたかを正確に知りたい。Wishiwashiは、近く発売されるNintendo 3DS用ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』に登場する全く新しいポケモン3種のうちの一つだ。

新しいポケモンは他にも、Pyukumuku[ナマコブシ]とMorelull[ネマシュ]がいて、前者は “innards out”(とびだすなかみ)と呼ばれるこれまた素晴らしい能力を持つ。しかしゲームについて分かったことはそれだけではない。サン・ムーンのゲームの舞台となるアローラ地方にだけ存在する、今いるポケモンの変種を見ることができた。

例えば、落ち着きはらっていけてるニャースや、いつも尻尾でハング・テンをやりたがる波乗りライチュウ。燃え盛るガイコツを両端につけた棒を操るガラガラもいる。

ポケモン株式会社は最後に、悪役集団Team Skull[スカル団]を紹介してくれた。ポケモンの中には良からぬことを企む「チーム」が必ずいるが、この世代の代表がスカル団だ。チームを率いるPlumeria[プルメリ]とGuzma[グズマ]は反社会的な父母を持ち兵隊を従えている。まるで意味がわからないという読者は、心配ご無用みんなの仲間だ。ちなみにスカル団の兵隊は専用のタンクトップを買わなくてはいけない、とポケモン株式会社は言っていた。

『ポケットモンスター サン・ムーン』は、Nintendoのモバイルゲーム機、3DSファミリー向けに11月18日に発売される。これは同社史上最大のポケモンイベントになるだろう。これもポケモンGOのおかげであり、このゲームでどんなに突飛なポケモンが登場しても驚くことはない。浮かぶキーリングにはなかなか勝てない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook