AmazonはこのごろFire TV(ChromecastやApple TVのライバル(を放置しているのではないかと感じていたかもしれない。実際、このセットトップボックスに大型アップグレードが来たのは2015年が最後だった。
しかしとうとう今日(米国時間9/27)、新製品が発表された!
Amazonは現在シアトルで招待オンリーのイベントを開催し、Echoを始めとする主力製品のアップデートを次々に発表しているが、その中にFire TVが含まれていた。
これまでに判明した事実:
- 4KとHDRをサポート。解像度は最高2160p、60fps
- 音声はDolby Atmosをサポート
- Wi-Fiは802.11ac
- 1.5GHz クオドコアCPU
- Alexaを搭載し音声認識可能なリモコン。室内のEchoからも操作できる。
出荷は今年中で価格は70ドル、Echo Dotバンドル版は80ドル。この価格は現行Fire TVより20ドル安い。4KのAppleTVに比べると100ドル以上安く、Google Chromecast Ultraとほぼ同価格だ。ただしChromecast Ultraには専用リモコンは付属していない。スティック版のFire TVにEcho Dotをバンドルしたモデルは60ドルだ。場所を取らないこの形式が好みなら便利だ。Amazonは強力なマーケティングを開始したもようだ。
Fire TVの出荷は10月25日以降となるが、Amazonのサイトでは予約受け付けを開始している。
〔日本版〕Amazonの日本サイトでも4K、HDR対応のFire TVの予約を受付中。価格は8980円。GoogleのChromecast UItraも日本で購入可能(9720円)。4K Apple TVは1万9800円から。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)
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