Apple、一部のMacBook USB-C充電ケーブルをリコール。断続的にしか充電されない問題が発生

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Appleは、一部のMacBook USB-Cケーブルを設計上の問題があったとしてリコールしている。影響を受けるケーブルは、昨年夏まで全世界で販売されていた。

Appleは充電ケーブルのリコールに関する公式ウェブ記事に、015年6月までMacBookに同梱されていたUSB-C充電ケーブルの「一部」が「設計上の問題により」故障することがあると記載している。正確な問題は明らかにされていないが、影響を受けたケーブルを使うと、MacBookが充電されなかったり、断続的にしか充電されないことがあると言っている。

この新しいUSB-Cポートは、Appleが2015年3月にMacBookに採用したばかりであり、同社の伝統的やり方として、複数のポート機能 ― 電源、データ入出力、アクセサリーおよびディスプレイ接続 ― を唯一のUSB-Cポートに組み込んだ。このため、互換性の議論は少なくない。

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Appleは問題のUSB-C充電ケーブルを新しい設計変更されたものと無料で交換する。影響を受けるケーブルは、本体添付以外に単体アクセサリーとしても販売されていると書かれており、それも交換プログラムの対象となる。

対象となるケーブルには “Designed by Apple in California. Assembled in China.” という文字が印字されている。新設計のケーブルには、この文字の後にシリアル番号が印字されている ― 以下の画像を参照。

Apple USB-C charge cable recall

Appleによると、登録の際に有効なメールアドレスを提供した、あるいはAppleオンラインストアで購入したMacBook所有者には、2016年2月末までに新しいケーブルが自動的に送られる。それ以外の対象者は、Appleのオンライン交換手続きで申し込める。

これはAppleにとって、ひと月以内に2度目のハードウェアアクセサリーのリコールだ。同社は、1月末に一部の2芯電源プラグのリコールを発表し、「ごくまれ」にアダプターが壊れてユーザーが感電する危険があることを明らかにした。

Appleは、2012年9月から2013年1月にかけて販売された一部のiPhone 5向けの無料バッテリー交換プログラムも提供している。対象機種はバッテリーが突然放電したり正しく充電状態を維持できない問題がある。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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