AppleのiPhone 6 Plus―5.5インチ、1080p、デジイチなみカメラのスーパーファブレット

クパチーノのフリントセンターで開催されたプレスイベントでAppleは2種類のiPhoneを発表した。今年に入って早々に流れ始めた噂どおり、新モデル4.7インチと5.5インチとなった。Appleが一度に2モデルを発表するのはiPhoneのローンチ以来これが初めてだ。

4.7インチモデルはiPhone 6、5.5インチモデルはiPhone 6 Plusと呼ばれ、いずれもiPhone 5sよりも画素数の多いRetina HDディスプレイが採用されている。特にiPhone 6 Plusの解像度は高く、従来の326dpiから400dpiに引き揚げられている。

どちらのiPhoneも新しい「簡易アクセス」機能を備えており、ホームボタンに2回タッチ(タップではない)するだけで、インターフェイスが親指の方向に引き寄せられる。iPhone 6 Plusにはスワイプモードが備えられ、スクリーンの端からスワイプすることで多数のアプリを切り替えていくことができる。

iPhone 6の各モデル(とおそらくは来月発表される新iPad)はApplが独自に開発したA8チップを採用しており、20億というトランジスター数はA7の2倍だ。AppleはA8はA7より効率が50%良く、一般的演算能力が25%高く、 グラフィックのレンダリングは50%速いとしている。

またiPhone 6 Plusのカメラはf2.2の明るいレンズを採用し、デジタル一眼に備えられているような高度な手ブレ防止機能が組み込まれている。iPhone 6 Plusのカメラの詳細についてはこちら

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。