Apple曰く、iPhone 6/6 Plusが曲がったという苦情は10件未満

Appleは、iPhone 6および6 Plusが曲がるという様々な報告に答え、それは「著しく稀」であり、実際これまでにデバイスを購入した顧客のうち、苦情を申し出たのはわずか9人であると語った。これは、すでに販売された1000万台以上のうちの9台、という意味だ。

Appleは本誌に対して、通常の使用においてその問題が起きることは稀であり、YouTube等でユーザーが故意に折り曲げているビデオは、極めて人為的な状況であると指摘した。当初、Appleファンのサイトを中心に報告が掲載された後、Wiredのライター、Mat Honanを含め、他にも自分のiPhoneが反ったなどという報告が続いた。

Appleは、最新のiPhoneは「鋼鉄およびチタン材」を「ストレスのかかる部分を補強」するために挿入し、「業界最強のガラス」を使用して、それらの問題を防止していることも付け加えた。また、高品質の材料を使っていることに加え、iPhone 6および6 Plusは、折り曲げ、着席、ねじれ、その他のストレスに対して、長時間であっても耐えられるよう、デザインおよび開発過程を通じて過酷な試験を受けていると。その種のテストは、業界では標準的なものであり、2008年にTechCrunchがNokiaのガジェット実験室で撮影したビデオでも見ることができる。

ITブログ界という放送局がこの問題を誇張して伝えることに貢献したものと思われるが、これは新しいハードウェアが出荷され、小さいけれども注目に値する問題が発覚した時にはよく起きることだ。Appleは過去にも似たような騒動に巻き込まれており、はデバイスの折り曲げに関しても、同社が金属ケースに切り替えた際に起きていたが、今回は増幅の度合がとりわけ大きかったようだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook