Facebook、NFL、Verizonと提携してビデオ再生後の広告をテスト中


オンラインビデオ(TechCrunch TVを含む)を見たことのある人なら、プレロール広告を知っているだろう。実際に見たいビデオの前に見せられる短い広告ビデオだ。さて、Facebookがそれよりは目立たない変種をテストしている ― 本編の「後」に流れる広告だ。

The Wall Street Journalが昨日報じたところによると、Facebookは全米フットボールリーグ(NFL)と提携して、同社が「小規模なビデオ広告テスト」と呼ぶものを行う契約を結んだ。

すでにその広告の一つが放映中のようだ ― 執筆時点でFacebookのNFLのビデオページ最初のクリップで流れている(ちなみにFacebookはつい最近これらのページを改訂した)。基本的にNFLのビデオクリップは30秒間で、その後にVerizon WirelessのCMが10秒間流れる。

WSJによると、VerizonはビデオCMの料金を支払い、FacebookとNFLが売上を折半する。

大局的に見てこれはTwitterのAmplifyプログラムとよく似ている。やはりビデオクリップに短い広告を組み合わせるもので、Twitterとコンテンツオーナーが利益分配する。昨年TwitterはNFLとAmplifyパートナー契約を結んだ。(NFLはこの広告で1000万ドル以上の収益を上げたと言われている)。

ただしTwitterのプログラムはプレロール広告のみで、Facebookはこれを実施する予定はないと言っている。ポストロールは新しいコンセプトではないが、普及度ははるかに低い。本編を見た後に広告を見続ける理由があまりない、という明白な理由によると思われる。

ポストロールなど誰も見ない考えがちだが、NFLクリップに関しては、最後まで見るだろうと言う意見もある。特に「リプレイ」ボタンを押したい時は、広告を見なくてはならない。

Facebookに追加のコメントを求めているので、情報が入り次第アップデートする。

アップデート:FacebookはWSJに送ったものと同じ声明文を送ってきた。全文を引用する:「これは小規模なビデオ広告テストであり、弊社はFacebookにおけるこの種の共同プランドビデオコンテンツが、ユーザー、パブリッシャー、あるいはマーケターにどう受け止められるかを評価しようとしている。現時点でこれ以上お知らせできることはない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

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