Googleが、Gmail利用者に対して新しい、しかしよくわからない「新機能」をリリースした。その「新」機能とは、メールをフルスクリーンで書く機能だ。
このフルスクリーン編集オプションをオンにすると、メール編集画面は受信箱画面の真ん中に大きく表示されるようになる。大きく表示することで、細かいところに気が回るようになるだろうという配慮のようだ。
「よくわからない」というのは、編集画面をコンパクトにしたのがほんの数カ月前のことだからだ。いろいろな新機能を実装すると同時に、受信箱を表示しながらメールの編集ができるようにした。しかし、どうやら、従来通りのフルスクリーンモードの方がメールの編集をしやすいという人も多くいたようなのだ。
確かに、フルスクリーンモードなら、文字装飾などのためのツールバーも表示されていて、それが気に入ったという人も多かったのだろう。
編集画面右上の拡大ボタンをクリックすればすぐにフルスクリーンモードに切り替えることができる。あるいは「設定」画面で「Default to full screen」(標準で全画面)をチェックしておけば、常にフルスクリーンモードで編集できるようになる。
この全画面オプションが表示されないという人もいるだろう。その場合にも心配はいらない。Gmailチームによれば、数日中に全利用者に大してオプションの有効化を行うという話だ。
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(翻訳:Maeda, H)