〔この記事はLucia Maffeiの執筆〕
Googleは多くの人々がプログラミングできるようになることを望んでいる。特に力を入れているのがAndroidプラットフォームでのプログラミングだ。Googleはすでにいくつかのプログラミング・コースを開設しているが、ターゲットは基礎的なプログラミングの能力を持っている学生などが対象だった。
今日(米国時間6/22)からスタートするのは、Androiプログラミングの初歩を教えるGoogle Android Basics Nanodegreeと呼ばれるクラスで、Udacityのオンライン学習プラットフォームを通じて提供される。 Udacityが就職に役立つとしてプロモートしている「ナノ学位(nanodegree)」のクラスにまったくの初心者をターゲットとするGoogleのAndroidプログラミングを登場するのはこれが初めてだ。
Googleのプログラム・マネージャー、Shanea King-Robersonは「GoogleはUdacityと提携し、万人向けの理解しやすいAndroidアプリの開発コースをスタートさせる。過去の経験を一切問わず学習者は身の回りの作業を効率化し、生活を改善するアプリを作ることができるようになる」と書いている。
新しいクラスでは簡単なAndroidアプリの作成方法を学べる。特にこのクラスでは要素のレイアウト、対話性、オブジェクト指向プログラミング、マルチ画面、インターネット接続、ストレージなどの基礎などに力を入れている。
コースの終了には標準で165時間が必要とされる。これは毎日4時間で42日間を要する計算だ。
このベーシック・コースを最初に終了した学習者50人には上位のナノ学位を取得するための奨学金が与えられる。学習者は就職に利用できるAndroidナノ学位、Career-Track
Android Developer Nanodegreeのクラスに無料で参加できることになる。
ベーシック・コースを構成するそれぞれの授業はオンラインで提供され、無料で利用できる。Udacityは有料で、コーチング、ガイダンス、疑問点への回答、就職カウンセリング、コース終了者への学位などを提供する。
前述のようにGoogleはUdacityと共同ですでにAndroidアプリ開発のクラスを提供している。これは無料だが、参加者には基礎的なプログラミングの知識が求められる。
世界中には10億台のAndroidでバイスが存在することを考えると、Androidアプリのコードを書くための基礎的な知識への需要は急速に増大しそうだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)